国際 rss

袋叩きの鄭洪原首相

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  鄭洪原(チョンホンウォン)首相の受難の日が続き、袋叩(だた)きの身を免れないでいる。先月27日、セウォル号沈没事故の責任を取って辞意を表明した後、29日に珍島(チンド)を訪れて孤軍…

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聖職者の児童への性的虐待許すな

 バチカン法王庁のゲストハウス、サンタ・マルタで5月1日から3日まで児童保護委員会の第1回会合が開かれた。ローマ法王フランシスコが昨年12月初め、バチカン改革審議会後、設置を決定した委員会で、聖職者の未成年者への性的虐待…

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「ウクライナ危機では欧米も共犯者」

 ウクライナ情勢は暫定政権側と親露派勢力の武力衝突でエスカレートする危険性が出てきた。5月25日の大統領選を控え、欧米側とロシアは激しいやり取りを交わしてきた。  日本のメディアを追っていると、ウクライナの暫定政権が正し…

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失敗続きのオバマ氏の外交

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 効果ない対露経済制裁 プーチン大統領は「英雄」に  【ワシントン】オバマ大統領は4月28日、外交政策の弱さについて質問を受け、949語でこれに答え、最悪の大統領であることを露呈…

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血筋を気にしないフランス文化

地球だより  フランスでは今年3月の統一地方選挙で大敗した与党・左派政権が大規模な内閣改造を行い、マニュエル・バルス前仏内相が首相に指名された。バルス氏はスペインのカタルーニャ人の父とイタリア系スイス人の母との間に生まれ…

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戦後70年「驚くべき接近」、関係好転する独とイスラエル

ユダヤ人精神分析学者 オーストリア紙に寄稿  ドイツとイスラエル両国関係がここにきて急速に発展してきた。オーストリア日刊紙プレッセ4月29日付にオーストリアに住むユダヤ人精神分析学者、マーティン・エンゲルベルク氏が「ドイ…

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中国の圧力に屈したブルームバーグ、ニューヨーク・タイムズは「蓄財暴露」を継続

中国報道で分かれる対応  中国報道をめぐり、米有力紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)と金融情報大手ブルームバーグ通信の対応が分かれている。両社は中国指導部の親族による巨額蓄財を報じ、中国当局から圧力を受けていた。NYTは…

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タイに日本軍が残した都市伝説

地球だより  タイの現地紙によると4月下旬、映画『戦場にかける橋』で有名なタイ西部カンジャナブリ県の国立公園内の洞窟で、地面を掘り起こしていた男4人が逮捕された。  洞窟は直径1㍍から2㍍、長さは約30㍍で、人が立って歩…

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米大統領初の訪比、同盟関係の強化図る

新軍事協定で米軍回帰 中国への牽制に期待  このほどオバマ米大統領が、アジア歴訪の最後の国としてフィリピンを初訪問した。フィリピンは南シナ海にある島々の領有権をめぐり、中国からの激しい圧力にさらされており、同盟国としてど…

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セウォル号の惨事招いた“韓国病”

 まず「セウォル号」沈没事故の犠牲者と御遺族に心よりお悔やみ申し上げたい。  沈没の原因は適正積載量の3倍を超える積荷に加えて船底の積載タンクのバラスト水を減らした結果、船体の復元力が大きく弱まったことだと言われている。…

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「謝罪」の難しさに直面する朴大統領

 韓国の珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で朴槿恵大統領は遺族と国民に謝罪を表明したが、遺族対策会議は「朴大統領の国務会議での謝罪は非公開の場のものであり、謝罪ではない」(中央日報日本語電子版)と抗議したという。…

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House panel moves to stop Russia spy flights over U.S. 下院がロシアの米上空偵察飛行の停止求める

House panel moves to stop Russia spy flights over U.S. The House Committee on Armed Services this week imposed…

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「安全DNA」を根本的に変えよ

韓国紙セゲイルボ 基本原則を絶対に見過ごすな  セウォル号事故で在米韓国人社会も静まり返っている。各種行事が相次いで取り消しになった。米国人も韓国人に会えば一様に高校生が含まれた大規模な犠牲に深い哀悼を表す。  米国人ら…

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パンツ姿の船長と16歳の高校生

 掲載日程上、一日遅れとなったが、久しぶりに心温まる記事を読んだ。読売新聞記者が韓国で一人の英雄を見つけたのだ。  先ずはその電子版記事を読んで頂きたい。  【安山(韓国北西部)=田中浩司】韓国の旅客船「セウォル号」の沈…

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現場中心の災難対応システムの構築を

韓国紙セゲイルボ  聖水大橋崩壊、三豊デパート崩落惨事のような前代未聞の災難が韓国を襲った時、国民の間では「(事故死でなく)老いて死ぬことが夢だ」という自嘲気味の嘆きが流行した。  「セウォル号」事故のような途上国型惨事…

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エジプト大統領選の阻止を掲げ活動 ムスリム同胞団、大規模テロを画策か

 モルシ前エジプト大統領の出身母体、イスラム根本主義組織「ムスリム同胞団」の動きが、中東諸国の民主化や世界の将来に暗い影を投げ掛けている。同胞団は、エジプトを中心にパレスチナやリビア、チュニジア、ヨルダン、シリア、カター…

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悲しみの重さ

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1994年の秋雨の降る朝、ソウルの漢江に架かる聖水大橋(ソンステギョ)が崩落した。橋の江北側にある舞鶴(ムハク)女子高の生徒たちが乗ったバスが落ちて花のような少女8人が死亡した。登…

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対中抑止で試されるオバマ米大統領の本気度

アジアの同盟国信頼どこまで  オバマ米大統領による日本など4カ国歴訪は、アジアの同盟・友好国の間で疑念が生じていたオバマ政権への信頼を取り戻すことに主眼が置かれた。沖縄・尖閣諸島を日米安全保障条約の適用範囲だと明言したの…

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米比新軍事協定締結、同盟国との信頼強化を歓迎

 米国とフィリピンが新たな軍事協定を締結した。協定は有効期限が10年で、軍事力を背景に南シナ海への海洋進出を強める中国を念頭に、米比軍事協力の大幅強化が可能になり、米軍のフィリピン国内基地へのアクセスが段階的に拡大するこ…

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北朝鮮の「正恩式暴走」は予測不可能?

核以上の脅威言及、黄海でまた砲撃  オバマ米大統領のアジア歴訪で日米韓3カ国による対北朝鮮包囲網の強化が確認されたが、その結果を見極めるように北朝鮮が武力挑発をまたエスカレートさせている。「核以上の脅威」をちらつかせ、黄…

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Voting with one’s feet shows folly of liberal economic policies 足による投票はリベラル派の経済政策の愚かさを示す

Voting with one’s feet shows folly of liberal economic policies Once-big and powerful states are shrinking. Su…

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日本はオバマ氏を信頼できるか

 オバマ米大統領のアジア4カ国歴訪は無事終了した。ワシントンは大統領のアジア歴訪を、日本を含むホスト国アジア4カ国は米大統領の訪問を、それぞれどのように評価しているだろうか。世界唯一の大国・米国の大統領公式訪問はアジア4…

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