国際
欧州議会選、反EU勢力伸長
移民増加、格差拡大の不満噴出 欧州議会選挙戦の結果、英国やフランスでは欧州連合(EU)統合化と移民増加に反対する右翼政党が躍進し、ギリシャ、スペイン、イタリアなどの南欧諸国でも反EUの極右や極左の政党が伸張した。EU各…
最悪の空港さらに悪化
地球だより ある旅行関係のウェブサイトが行った調査で、2年連続で「世界最悪の空港」に選ばれ有名になったマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港の第1ターミナルが、さらに最悪の状況に陥っている。 第1ターミナルの問題は、建物が…
インド、空母3隻体制へ
海洋大国へ動く中国に対抗 国防費は10年で3倍に 今春、中国人が大勢乗っていたマレーシア機が墜落した際、中国はインドに対しアンダマン海のアンダマン・ニコバル諸島周辺の捜索許可を求めたがインドはこれを拒否した。アンダマン…
「不透明」だったアラブの春
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 革命と捉え分析を誤る 反政府勢力に正義論が先行 春の嵐のようにアラブの春は通り過ぎた。今や春雷の音も聞こえない。アラブ、中東はおろか世界を興奮させた革命という言葉は色あせ、犠牲になった…
「セウォル号」の足枷から脱出を
韓国紙セゲイルボ 危機を機会に変える先進国に セウォル号惨事の余波で韓国民は失意に陥っている。共犯意識と安全後進国という自虐は国民を無気力の泥沼に押し込んだ。沈没したのは船舶だけでなかった。大韓民国の国の品格と自尊心が…
First lady bemoans opposition to her unpopular school lunch program オバマ夫人、不人気の給食プログラムへの反対に不満表明
First lady bemoans opposition to her unpopular school lunch program First lady Michelle Obama on Tuesday chide…
プーチン大統領の横に座るのは誰
欧州連合(EU)首脳会談やG7サミット会議では会議最終日には記念撮影をすることがある。基本的にはホスト国を中心に女性政治家が近くに陣取ることが多い。ただし、政治の世界では謙虚さは特別褒められる性質ではないから、最前列に…
北朝鮮の急変事態と日本の集団的自衛権
韓国紙セゲイルボ 集団的自衛権は国連憲章上認められたすべての国家の固有権利だが、日本の侵略に遭った韓国や中国としては、日本が過去の歴史に対する徹底した反省なしに集団的自衛権を行使することに深刻な憂慮を表明せざるを得ない…
世界に拡大するイスラム過激派思想
ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(西洋の教育は罪)」が276人の女子生徒を誘拐して7週目を迎えた。キャメロン英首相をして「悪魔の仕業」と言わせた、「奴隷として売り飛ばす」などの残虐行為は、国際テロ組織アル…
中国の南シナ海軍事拠点化
元統幕議長 杉山 蕃 重大視する飛行場建設 空母、核搭載潜水艦配備へ 南シナ海西沙(パラセル)群島における中国ベトナム間の領有・海底資源問題を巡る争いが活発化し、ベトナム国内での反中国デモの激しさが報道され、我が国の在…
共感の扉開く至誠
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来 友情も共感だ。その昔、山寺に蟄居(ちっきょ)中のある儒者が住職と深い友情の絆を結んだ。儒者は病弱だった。ある日、ぶらぶら病の儒者が言った。「なあ君、君と一緒に一度、金剛山見物に行きた…
法律家はカネ好き?
地球だより 水曜・木曜夜のゴールデンタイムに放映中のドラマ「改過遷善」が、今こちらで人気だ。主人公は国内最大の法律事務所で働くスゴ腕弁護士。戦後補償関連の裁判で日本企業の弁護をして勝ち、父親から「良心もないのか」と叱ら…
韓国統一地方選、広がる反政府・与党感情
旅客船沈没、野党に追い風 韓国で来月4日に実施される統一地方選は、朴槿恵政権下で初めて行われる全国規模の選挙だが、今回は特に南西部沖の旅客船沈没事故の影響が大きく、事故の対応が失敗したと批判される政府・与党への風当たり…
Fleeing the nuttiness of Maryland 常軌を逸したメリーランド州から逃げる
EDITORIAL: Fleeing the nuttiness of Maryland If Maryland veers farther left, it might one day fall into Deep C…
隠し口座の行方
地球だより フランスの富裕層は、納税を免れるために、これまでスイスに隠し口座を持つ例が多かった。ところが国際的批判を浴びるスイスが仏政府の要請もあり、銀行機密の情報提供に踏み切り、隠し口座の追及が厳しくなる中、続々と預…
アジアにシフトしたロシア
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 米覇権に対抗する中露 オバマ氏、世界から後退 【ワシントン】21日、とうとう起きた。アジアへのピボット(基軸移動)だ。だが、米国のではない、ロシアが東に向いたということだ。 …
Afghan security forces poorly equipped to treat wounded: Pentagon 負傷者に十分な治療施せないアフガン治安部隊-米国防総省
NEWS STORY/Afghan security forces poorly equipped to treat wounded: Pentagon Despite a decade of battle, Afgha…
国際社会はウクライナの新大統領支えよ
旧ソ連のウクライナで行われた大統領選は即日開票の結果、大富豪で親欧米派のペトロ・ポロシェンコ最高会議議員が圧勝する見通しだ。対立する東部を中心とする親露派と、西部中心の親欧米派の融和を願う多くのウクライナ国民は、東西双…
同性愛者歌手がオーストリア凱旋公演
欧州に“ブルスト現象”、「寛容」に「退廃」潜む デンマークの首都コペンハーゲンで10日開催された欧州の歌の祭典ユーロビジョン・ソング・コンテストで、オーストリア代表のコンチタ・ブルスト氏(25)が優勝して以来、同国では…
墜落したラオス小型空軍機
ラオス国営通信はこのほど、17日朝、ビエンチャンからラオス北部シェンクワン県に向かっていたラオス小型空軍機(An74―TK300型機)がシェンクワン空港付近で墜落し、搭乗していた副首相や閣僚など政府要人を含む17人が死…
モディ新印首相に期待する
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 強い日印関係の構築を アジアでグローバルな連携 世界最大の民主主義国家インドの長い選挙期間(7週間)を経て、5月16日に結果が発表された。予想を上回る議席を確保したインド人民党が…
比越、海洋安保で連携強化
南シナ海での中国の動き牽制 フィリピンなど複数の国が領有権を主張する南シナ海で、行動宣言を無視する形で実効支配の強化を推し進める中国に対し、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が結束して対抗する動きが強まっている。フィ…
極右台頭とEUの曲がり角
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 欧州危機救済後の矛盾 対中・露政策で一致できず 欧州連合(EU)では22~25日に欧州議会の選挙が行われている。一般市民から遠い存在で関心を持たれない欧州議…