国際
中国文明の変遷と南シナ海
哲学者 小林 道憲 南海路経由で文化流入 近世まで誰も海を領有せず 南シナ海は、今の中国政府が言うように、2000年来中国の海だったのであろうか。 中国文明は、北の草原の道、西のシルクロードや青海路、南の南海路などを…
DOJ investigating post-election hate crime reports, Attorney General Lynch says
リンチ司法長官は18日、司法省が、ドナルド・トランプ氏が大統領に選出されてからの数日間に憎悪犯罪とされる事件が急増した問題について調査を進めていることを明らかにし、国民に対して連邦法に違反する可能性のある事件について今…
トランプ旋風、切り札に? 仏次期大統領に影響
右派政党を後押し EU離脱や移民排除に共通点 米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏が巻き起こした旋風が、来春に予定される仏大統領選挙へも少なからず影響を与えている。既得権益を持つ政治的エリートへの嫌悪や移民締め出し…
トランプ政権と米露関係
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 対露制裁破棄の可能性も 問題は職務遂行権限の有無に 米大統領選挙でのドナルド・トランプ共和党候補の勝利を受けて、ロシアの情報サイト「ロシア・ダイレクト」(RD)はパーベル・コシキン編集…
ファミマのドラえもん商法
地球だより 東南アジアでは日本のアニメや漫画は絶大な影響力を持っている。セーラームーンやドラえもんなど、若者であれば誰も知らない人がいないほどだ。 その漫画のキャラクターを使った商品でブランド化を図り、潜在的ニーズを…
イラン核問題、トランプ米次期大統領に期待
インタビューfocus 中東和平の行方と新提案 イスラエル国会副議長 イェヒエル・ヒルク・バール氏 イスラエルにとってパレスチナ問題は、喉に刺さったトゲのような存在だ。解決しようにも、抗する内外の勢力は手ごわい。「オリ…
フィリピン南部で武装勢力による混乱続く
アキノ前政権での包括的和平合意に基づき、ドゥテルテ政権と和平プロセスを進めているフィリピンの反政府イスラム勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)。しかし内部には複数の派閥が存在し、土地問題などをめぐる部族的な対立が絶…
暴露直前「朴槿恵は真相語れ」 北宣伝が左派を扇動
韓国・国政介入疑惑 2年前、崔氏一家資料準備か 韓国の国政介入疑惑をめぐり朴槿恵大統領への退陣圧力が続く中、反政府デモを主導しているとみられる国内左派が北朝鮮メディアの影響を受けて動いているとの見方が浮上している。(編…
脅かされる「世界秩序」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(8) 「ドナルド・トランプ氏の当選は、より不確実な時代に入ることを意味する」 米調査会社ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は、米大統領選の結果をこう表現する。 …
露閣僚失脚、領土問題の原点踏まえ対応を
12月中旬の山口県での日露首脳会談を控え、ロシアの捜査当局はウリュカエフ前経済発展相を収賄の疑いで刑事訴追した。ウリュカエフ氏に対し、プーチン大統領は「信頼を失った」として経済発展相の職務を解任した。ウリュカエフ氏は、…
上院共和党、トランプ氏の閣僚候補を拒否 Senate Republicans won’t commit to supporting Trump’s Cabinet nominees
ランド・ポール上院議員は16日、ドナルド・トランプ氏がジョン・ホルトン氏、ルドルフ・ジュリアーニ氏のような人物を国務長官に指名すれば、上院民主党の議事妨害に加わるなどできる限りのことをして、指名の承認を阻止すると語った…
物価高騰抗議デモの不発
地球だより 11月11日の金曜日に、最近の物価高に抗議するデモが企画されたが、不発に終わった。シシ大統領による、過激派イスラム集団「ムスリム同胞団」を含む反体制派への監視体制が奏功した格好だ。 在エジプト日本国大使館…
“トランプ時代”の安保戦略に備えよ
韓国紙セゲイルボ 米大統領選でのトランプ勝利は、対外的には「米国優先主義」基調となり、国際的介入・役割を縮小する可能性が心配される。トランプは海外軍事介入縮小、同盟および友邦の防衛分担拡大、世界警察の役割の代わりに米国…
米社会の「保守回帰」に期待感
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(7) 米連邦最高裁判所は昨年、同性婚を全米で認める判決を下すなど、米国内の社会問題に絶大な影響力を持つ。連邦判事は終身制で、いったん就任すれば、その判事の価値観は20~3…
トランプ氏に期待する中東諸国
トランプ氏の勝利が中東各国に希望をもたらしている。理由は、オバマ氏が8年間、中東諸国に強いてきた「冷淡な仕打ち」にある。中東諸国は近年、オバマ米国を見捨て、露中に接近してきた。しかし本音は、米国との関係改善を望んでいる…
朴槿恵の義理
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 その時はまだ本当の意味をくみ取ることができなかった。孔子が強調した「無信不立」(信なくば立たず)という故事のことだ。 国家を立てるのに必要な要素は何かという弟子の問いに対し、孔子…
セゲイルボ、鄭允会関連文書を全面公開
韓国紙セゲイルボ 「序列1位崔、2位鄭、3位朴」 セゲイルボは2014年11月、「鄭允会(チョンユンフェ)文書」報道で、影の実力者の国政介入疑惑を提起したが、大統領府と検察はその実態糾明ではなく、文書流出だけを問題にし…
バリューボーターの「復権」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6) 81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…
モスル奪還へのイラン系シーア派組織参戦で米指揮官苦境に Iran-backed Shiites join Iraqis in Mosul fight, put U.S. commanders in bind
米国の支援を受けたイラク兵が、モスル奪還作戦で初めて、イランの支援を受けるシーア派民兵組織と協力して戦っていることから、米国は、イラン政府が、イラク第2の都市モスルから「イスラム国」(IS)を排除する重要な戦闘で大きな…
次期政権と議会の協調が鍵
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー まずはオバマケア廃止 レーガン主義者との和解を ドナルド・トランプ氏は堂々と勝利し、ヒラリー・クリントン氏は敗北宣言で、広い心で、リーダーとしてのトランプ氏に協力したいと語っ…
リベラルメディアの敗北
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5) 今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…
例によってチャタリング・クラス(注)は的外れだった The chattering class was wrong, as usual
共和党は火曜日の夜、自殺した。私たちは信頼できる筋から、共和党がドナルド・トランプを選んだら、共和党は、正しくそういうことになるだろうと、聞かされていた。賢明な人たちが、必ずしも大小マスコミの賢明な連中とは限らないが、…
看過できぬ中国の宇宙開発
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 狙いは宇宙の戦力化に 戦略的領域を多面的に拡大 急台頭する中国は海洋進出を拡大し、南シナ海や東シナ海で関係国との間に緊張や摩擦を巻き起こしている。特に南シナ海ではハーグの仲裁裁判所の裁定に…