韓国・北朝鮮 rss

セウォル号の惨事招いた“韓国病”

 まず「セウォル号」沈没事故の犠牲者と御遺族に心よりお悔やみ申し上げたい。  沈没の原因は適正積載量の3倍を超える積荷に加えて船底の積載タンクのバラスト水を減らした結果、船体の復元力が大きく弱まったことだと言われている。…

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「謝罪」の難しさに直面する朴大統領

 韓国の珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で朴槿恵大統領は遺族と国民に謝罪を表明したが、遺族対策会議は「朴大統領の国務会議での謝罪は非公開の場のものであり、謝罪ではない」(中央日報日本語電子版)と抗議したという。…

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「安全DNA」を根本的に変えよ

韓国紙セゲイルボ 基本原則を絶対に見過ごすな  セウォル号事故で在米韓国人社会も静まり返っている。各種行事が相次いで取り消しになった。米国人も韓国人に会えば一様に高校生が含まれた大規模な犠牲に深い哀悼を表す。  米国人ら…

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パンツ姿の船長と16歳の高校生

 掲載日程上、一日遅れとなったが、久しぶりに心温まる記事を読んだ。読売新聞記者が韓国で一人の英雄を見つけたのだ。  先ずはその電子版記事を読んで頂きたい。  【安山(韓国北西部)=田中浩司】韓国の旅客船「セウォル号」の沈…

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現場中心の災難対応システムの構築を

韓国紙セゲイルボ  聖水大橋崩壊、三豊デパート崩落惨事のような前代未聞の災難が韓国を襲った時、国民の間では「(事故死でなく)老いて死ぬことが夢だ」という自嘲気味の嘆きが流行した。  「セウォル号」事故のような途上国型惨事…

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悲しみの重さ

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1994年の秋雨の降る朝、ソウルの漢江に架かる聖水大橋(ソンステギョ)が崩落した。橋の江北側にある舞鶴(ムハク)女子高の生徒たちが乗ったバスが落ちて花のような少女8人が死亡した。登…

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北朝鮮の「正恩式暴走」は予測不可能?

核以上の脅威言及、黄海でまた砲撃  オバマ米大統領のアジア歴訪で日米韓3カ国による対北朝鮮包囲網の強化が確認されたが、その結果を見極めるように北朝鮮が武力挑発をまたエスカレートさせている。「核以上の脅威」をちらつかせ、黄…

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ローマ法王の「韓国国民への伝言」

 中央日報日本語電子版(26日)によると、韓国の天主教(カトリック教会)大田教区長のユ・フンシク主教は24日、バチカンでフランシスコ法王を謁見した。ユ主教は、韓国の珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故の犠牲者を哀悼…

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セウォル号事故に見る“怪物”

韓国紙セゲイルボ 構造的問題点の解決を図れ  セウォル号の悲劇は人災の側面があまりにも濃厚だ。韓国民だけが怒っているのではない。ニューヨーク・タイムズをはじめとする欧米メディアは、「われ先に脱出」した一部乗務員を異口同音…

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韓米日、韓中協力で北朝鮮問題に対応を

韓国紙セゲイルボ  25日、オバマ米大統領の訪韓時、韓米両国は米国の対韓安保公約と同盟関係、北核など北朝鮮問題に対する認識と立場を再確認して、北の第4回核実験に強力に警告する必要がある。  幸い安倍晋三政権の歴史認識問題…

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「セウォル号」沈没事故のトラウマ

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「セウォル号」沈没事故が発生した去る16日、深夜に帰宅すると妻の目がうっすらと赤く充血していた。退社後、テレビニュースを見ながら涙を流し続けていたという。「どうしてこんなことが起こ…

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護国は誰とやる?

地球だより  6月の統一地方選でソウル市長に名乗りを上げているある女性議員が集会で、軍人だった父親から「いくら危険が差し迫っても、敵が撃ってこなければこちらから敵を撃つことはできないんだ」と聞かされ、ショックを受けたとい…

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「わが国は三流国家」 韓国客船事故で各紙自己批判

 韓国南西部沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故。修学旅行の高校生たちが多く犠牲になり、今なお安否不明者の捜索活動が続いているが、乗客の安全をそっちのけで真っ先に逃げ出した船長の態度には「殺人行為に等しい」(朴槿恵大…

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日本の地方自治体と韓国の違う点

韓国紙セゲイルボ 地域の反乱は多様性の証明  地域はその数の分だけ可能性が無尽蔵だ。各地域は長時間、それぞれの気候と風土、人情などに基づいた多様な世界をつくってきた。時に生活の中に密着した生命力で中央(政府)を動かしたり…

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北の無人機への対応、早急に態勢整えよ

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮無人機によって防空網に穴が開けられても、これを把握することができない韓国軍のお粗末な対応態勢が議論になっている。大統領府と西北5島に続き、東海岸の軍事要衝地まで無人機の飛来を許したことは、通常の…

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対北送還の回顧

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  先月、黄海の軍事境界線に当たる北方限界線(NLL)を侵犯した北朝鮮の漁船を韓国海軍が拿捕(だほ)し送還した。調査の結果、エンジンの故障で漂流し船員たちに亡命意思がないと判断、6時間…

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防空網の盲点と教訓

 最近、韓国では北朝鮮の無人機が大統領官邸上空まで侵入、写真を撮るなどしたことが判明し、大きなショックを与えた。3月24日の京畿道坡州市をはじめ、同31日は黄海の軍事境界線に当たる北方限界線(NLL)に近い白翎島の軍駐屯…

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スパイ擁護?韓国の「民弁」の正体は

 韓国の左派系弁護士団体「民主社会のための弁護士会(略称・民弁)」が、数々のスパイ事件で容疑者をかばうため裁判を妨害したり、証言を意図的に覆させたなどとして批判を浴びている。民弁とはいったいどんな団体なのだろうか。(ソウ…

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核強化で北朝鮮に未来は開けない

 北朝鮮の国会に当たる最高人民会議が平壌で開かれた。金正恩第1書記を国防委員会第1委員長に再選し、朴奉珠首相も再任。正恩時代になって急浮上した側近を国防委員に引き上げるなど体制を一段と強化した。だが経済再建に専念せず、核…

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台湾の“青年パワー”と韓国

韓国紙セゲイルボ 未成熟な南北統一の外的条件  台湾で“青年パワー”が炸裂(さくれつ)している。先月18日から中国とのサービス貿易協定撤回を要求して、若者たちが憲政史上初めて立法院(国会)を占拠している。米ウォール・スト…

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贅沢三昧の北朝鮮独裁者

浪費は既に父の2倍以上 住民は3割が栄養失調  北朝鮮国防委員会第1委員長の金正恩は2013年に、高級時計など約2億7000万㌦の贅沢(ぜいたく)品を輸入し、自分と妻の李雪主(リソルジュ)の豪華な生活に使い果たした。その…

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ドレスデン宣言と朴槿恵ドクトリン

韓国紙セゲイルボ  朴槿恵(パククネ)大統領が欧州訪問中に発表した「ドレスデン宣言」が「ドクトリン」と呼ばれるようになるのかに関心が集まっている。  同宣言は人道的支援と南北交流協力の拡大を通じて「統一大当たり論」を具体…

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徐載弼と新聞の日

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  今日は第58回新聞の日だ。1957年、韓国新聞編集人協会が徐載弼(ソジェピル)が1896年に創刊したわが国最初の民間新聞「独立新聞」の創刊記念日4月7日を新聞の日に指定した。言論界…

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