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中国攻勢で迫る台湾危機
米コラムニスト ジョージ・ウィル 「あいまい戦略」放棄を バイデン氏に重大試練 「バイデン政権」の最初の重大な試練が、騒々しい全体主義の靴音を響かせながら近づいている。2021年、台湾が、キューバ・ミサイル危機の196…
安倍長期政権と日本経済
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 低成長の真因は供給側に 新規企業の市場参入促進を 安倍晋三首相が憲政史上最長の連続在職日数という記録を残して退任する。ここで大切なことは、「何日間在職したかではなく、何を…
長射程ミサイル、22年取得 防衛省、ステルス機F35に搭載
離島防衛「敵基地攻撃」利用も 離島防衛などで敵の脅威圏外からの対処を可能にする「スタンド・オフ・ミサイル」と位置付ける射程約500㌔のミサイルを、防衛省が2022年3月までに取得することが分かった。中期防衛力整備計画(…
米大統領選の焦点 極左が暴動・略奪を扇動
決戦まで2カ月―米大統領選の焦点(1) 揺らぐ秩序に強まる懸念 11月3日に行われる米大統領選まで2カ月を切った。勝敗を左右する選挙戦の「焦点」を追った。(編集委員・早川俊行) 他人の物を盗んではいけない。小学生でも…
悠仁殿下 14歳に
学校再開 元気に御通学 秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下は6日、14歳の誕生日を迎えられた。現在、お茶の水女子大付属中の2年生。新型コロナウイルスの感染拡大で2月下旬から6月まで休校が続き、お住まいの宮邸で課題やオンライ…
モンゴル語抹殺の中止を、在日関係者が中国大使館周辺で抗議
中国・内モンゴル自治区で漢語を中心とした教育に事実上切り替わる措置に対し、日本在住のモンゴル族の人たちが5日、東京・麻布の駐日中国大使館周辺で抗議活動を行った。 参加者らは民族衣装・デールに身を包むなどし、横断幕やプ…
「敬天愛人」を実践した隆盛の長男 西郷 菊次郎
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(6) 外務省入省後台湾へ、宜蘭庁長として堤防建設し洪水防ぐ 西郷隆盛は「空前絶後の偉人」と評されるだけあって、日本史上、最も人気のある英雄である。「敬天愛人」を座右の銘とする西郷は、…
フィリピン南部 連続自爆テロで14人死亡
フィリピン南部で連続自爆テロがあり、14人が死亡し78人が負傷する惨事となった。イスラム過激派アブサヤフの副司令官が逮捕されたことに対する報復と考えられており、国軍兵士が狙われたが民間人も多数巻き添えとなった。さらなる…
バハイ教の信仰に生きる
良薬になる良い行い 貿易商社社長 マスウド・ソバハニさん夫妻に聞く 日本在住33年のイラン人、マスウド・ソバハニさんが2017年に出した本は『憎まない 「おかげさま」と「憎まない」たった2つの日本語で幸運を呼び込んだペ…
モンゴルの中国大使館周辺でも抗議、内モンゴル自治区モンゴル語教育廃止受け
中国・内モンゴル自治区で新学期から学校教育を漢語中心に切り替える措置を受け3日、モンゴル国の国立大学の教員らを中心に首都・ウランバートルの中国大使館周辺で“平和的”抗議が呼び掛けられた。ライブ動画などが世界中に配信され…
コロナで批判も支持率回復 ブラジル・ボルソナロ大統領
「コロナは軽い風邪」「アマゾン熱帯雨林はブラジルのもの」など、数々の過激な発言で知られるブラジルのボルソナロ大統領。経済活動を優先させた新型コロナウイルス対策は議論の的となり、世界のメディアをにぎわせた。メディア嫌いで…
中国軍の戦闘機開発事情
元統幕議長 杉山 蕃 国産ステルス機に傾注 課題はエンジンの高性能化 米大統領選挙を間近に控えて、中国、北朝鮮の軍事的行動は不活発の感がする。軍事的緊張を高める行為が、強硬派のトランプ米大統領を利することとなるのを恐れ…
韓流ドラマは韓日関係改善に寄与するか
韓国紙セゲイルボ 「思考の二元化」現象の大きな壁 ドラマ「愛の不時着」が日本で人気だという。韓国のドラマ、芸能人、料理、文化などがまた日本で関心を呼んでおり、有力な新聞やテレビがこれを取り上げて“第4次韓流ブーム”と呼…
中国、10年で核弾頭倍増へ 米国防総省、年次報告で警戒
弾道ミサイル数は世界最多 米国防総省は1日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表し、中国が保有する核弾頭の数を「200発台前半」と推計し、今後10年間で倍増すると警戒した。国防総省が中国の核弾頭数の推…
「年内全校閉鎖を」 孔子学院めぐり米国務長官
スパイ活動の懸念指摘 ポンぺオ米国務長官は1日、米FOXビジネスのインタビューで中国政府系教育機関「孔子学院」について、スパイ活動などへの懸念について言及し、「年末までにすべて閉鎖されることを期待している」と述べた。 …
ロシアの大戦終結記念日、女性たちの涙を思う
9月2日から3日へ。ロシアは今年、第2次大戦終結記念日を旧ソ連時代と同じ3日に戻した。日本の降伏文書調印は1945年9月2日だから、ロシアも10年前、他国に合わせ記念日を2日にした。だが調印後、ソ連軍は歯舞群島に侵攻し…
新学期 母語巡り続く攻防、中国・内モンゴル自治区
大学受験 25年に全面漢語も 中国・内モンゴル自治区で、今月の新学期から中国語を中心とした教育に切り替わる問題に対し、依然抗議の声が広がり続けている。 こうした措置は当初、通遼市のみが該当するとの情報だったが、実際に…
米軍那覇軍港移設をめぐり革新系与党が分裂も
米軍那覇軍港港湾施設(那覇軍港)の移設をめぐり、浦添市の松本哲治市長はこのほど、県と那覇市が提案していた日米両政府の合意に基づく浦添埠頭(ふとう)の北側海域に移設する案の受け入れを表明した。ただ、玉城デニー知事を支える…
EUの日本重視変わらず、「ポスト安倍」の行方注視
多国間主義強化で連携 安倍首相の電撃辞任表明を受け、欧州連合(EU)首脳は次々に首相に賛辞を送り、特に日本とEUの関係強化に貢献したことに謝意を表明した。露骨な覇権主義に走る中国が米国と対峙する中、米国と一定の距離を置…
サンゴ礁の危機、サンゴを「白化」から守ろう
沖縄科学技術大学院大学の佐藤矩行教授がウェブ講義 沖縄科学技術大学院大学(OIST)でマリンゲノムユニットを率いる佐藤矩行(のりゆき)教授はこのほど、メディア向けにサンゴのゲノム解析、サンゴの白化現象とその再生の可能性…
トランプの米国対ハリスの米国
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 進む人種と宗教の多様化 不安募らす白人クリスチャン 米民主党の副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員が指名された。移民2世、インド人とジャマイカ人の混血のハリス氏…
電撃退陣表明の真相 「米中冷戦」というキングメーカー
潰瘍性大腸炎という難病が、宰相・安倍晋三を2度にわたって退陣に追い込んだ。戦後最年少の若さで宰相に就任した第1次政権、そして史上最長の連続在任記録を更新したばかりの現政権である。この病気にはストレスが何よりも悪いらしい…
『菜根譚』に学ぶ人間学の知恵
メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄 混迷の世相変える倫理観 権勢に流されず「足るを知る」 天文18(1549)年に来日したスペインの宣教師、フランシスコ・ザビエル(06~52)は、こう語り、驚いたという。 “日…