コロナで批判も支持率回復 ブラジル・ボルソナロ大統領


ネット演説の最中、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」をのんでみせるブラジルのボルソナロ大統領=7月8日、大統領のフェイスブックより(AFP時事)

 「コロナは軽い風邪」「アマゾン熱帯雨林はブラジルのもの」など、数々の過激な発言で知られるブラジルのボルソナロ大統領。経済活動を優先させた新型コロナウイルス対策は議論の的となり、世界のメディアをにぎわせた。メディア嫌いで知られ、国内の主要メディアから批判を浴びているが、一方で、国内支持率が過去最高を記録するなど驚くような世論調査結果も出ている。(サンパウロ・綾村 悟)

 昨年6月、20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に出席したボルソナロ大統領が、大阪の商店街を警護官と一緒に散策する様子がインターネット交流サイト(SNS)にアップされた。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ