悠仁殿下 14歳に


学校再開 元気に御通学

 秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下は6日、14歳の誕生日を迎えられた。現在、お茶の水女子大付属中の2年生。新型コロナウイルスの感染拡大で2月下旬から6月まで休校が続き、お住まいの宮邸で課題やオンライン授業に取り組んだ。例年より短い2週間余りの夏休みも終わり、元気に通学しているという。

カメラを構えられる悠仁殿下と、秋篠宮殿下=8月10日、東京都港区の赤坂御用地(宮内庁提供)

カメラを構えられる悠仁殿下と、秋篠宮殿下=8月10日、東京都港区の赤坂御用地(宮内庁提供)

 宮内庁によると、1年生の2学期に開かれた生徒祭では、グループごとにまとめた内容を同級生と一緒に発表。学校ではまた、特別支援学校の教員や卒業生らから、車いす体験などを通じて障害者の置かれた状況を学ぶ機会もあった。

 休校中は学校の課題のほか、読書をしたり、生き物や自然など関心の高い事柄について自主的な研究を進めたりした。5月にはご家族や宮家の職員と医療用ガウンを手作りし、秋篠宮さまが総裁を務める恩賜財団済生会に寄贈。新型コロナの影響について、ご家族と一緒にオンラインで専門家から説明を受けることもあった。

 宮邸での野菜作りや米作りも続け、収穫したトマトやナスを職員に配ったという。