特集
山梨県教委、文科省の道徳教材調査内容を書き換え報告
学校の回答正確に伝えず 文部科学省発行の小中学生向け道徳教材「私たちの道徳」を児童・生徒の自宅に持ち帰らせていない学校が多くある問題で、文科省が昨年10月までに実施した同教材に関する調査のうち、山梨県教育委員会が山梨市…
渋谷区の同性愛結婚相当条例案に社会規範差し置いて賛成する朝毎
◆同性愛とHIV感染 最近、エイズ(後天性免疫不全症候群)に関するニュースがめっきり減ったように思う。かつては厚生労働省のエイズ動向委員会の発表モノが新聞の1面を飾ることもあった。それが慣れっこになったのか、新薬の開発…
同性カップル証明、結婚制度を混乱させるな
東京都渋谷区が同性愛のカップルに対して「結婚に相当する関係」を認める証明書を発行するための条例案を3月区議会に提出することを決めた。 憲法上、結婚を男女に限定するわが国で、このような証明書は前例がない。 渋谷区が来…
同性婚拡大で強まる「宗教迫害」
社会的制裁相次ぐ米キリスト教徒 キリスト教徒が国民の8割近くを占める米国で、キリスト教徒に対する「宗教迫害」とも呼べる状況が生まれている。同性結婚の拡大に伴い、伝統的な宗教道徳に基づき同性愛や同性婚に反対する保守的なキ…
海外でも多発する子宮頸がんワクチン副反応を追った「NEWS23」
◆推進派の主張を覆す 重篤な副反応とみられる症例が予想を超えて多く発生していることから、接種の積極的勧奨が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチン問題で、12日放送のTBS「NEWS23」が海外の実態を放送した。 …
米同性婚論争、「最終決戦」へ
最高裁が審理決定、全米合法化も 【ワシントン早川俊行】米連邦最高裁判所は16日、同性婚を禁じた州の規定の合憲性を問う裁判を審理すると発表した。最高裁が違憲判決を下せば、各州の禁止規定は無効となり、全米50州で同性婚が合…
地方過疎化の危機 苫小牧市議会議員 櫻井 忠氏に聞く
活性化、自ら考え行動する時期 第3次安倍内閣がスタートした。新内閣の柱はアベノミクスの進化とともに、地方創生の実現がある。人口減少、地方の過疎化に伴う自治体消滅の危機が叫ばれる中、地方創生をどのように実現していくか、苫…
沖縄の選挙報道にみる偏向
沖縄在住フリージャーナリスト 江崎 孝 新聞の使命、メディアの役割について考える時、歯止めのきかない言論の自由がいかに日本の民主主義を破壊させるか、昨年の沖縄県知事選と衆議院選でみせた地元メディアの実態を紹介し、検証し…
史実と虚構を混ぜた朝日物語
文芸評論家 菊田 均 「慰安婦」報道をめぐって朝日新聞は、「物語」につまずいた。物語とは、例えば『平家物語』の場合、「平家はこのようにして権力の頂点に至り、こうして滅亡した」というものだ。物語は史実(事実)と虚構(ウソ…
調査報道こそ生命線である
麗澤大学教授 八木秀次 昨年は新聞の信用を落とす大きな事件が起きた。言うまでもなく、日本のクオリティーペーパーを自負していた朝日新聞が、日本軍が慰安婦の強制連行をしたとする吉田清治証言に関する一連の記事を初報から32年…
ジャーナリズムは日々の記録
評論家 大藏雄之助 今から百年近く前にアメリカの著名なジャーナリストのウォルター・リップマンが書いた“Public Opinion”(世論)という本に次のようなエピソードがある。 十九世紀の終わりごろから大西洋のあた…
「作法」を踏まえた言説を
東洋学園大学教授 櫻田 淳 新聞、雑誌のような活字メディアを取り巻く環境は、特に近年ではネット・メディアの隆盛によって大きく変わりつつある。新聞、雑誌のような活字メディアは、何かを伝えるという趣旨の「速報性」や「鮮烈性…
沖縄での公正な報道に期待
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田健次郎 沖縄のマスメディア、特に新聞2紙(琉球新報、沖縄タイムス)の報道姿勢は明らかに偏向しており、客観的事実をまじめに追求すべき新聞本来の役割を放棄していると断ぜざるを得ない。 …
冷戦終結に寄与したグローバル新聞
各界から祝いのメッセージ 拓殖大学客員研究員(元韓国国防省北韓分析官) 高永喆氏 今日の世界は国際化時代を迎えています。 世界日報は40年間、国際化時代のクオリティーペーパーを目指し、国内外の健全な保守世論をリードし…
沖縄に不可欠な新聞
各界から祝いのメッセージ 一般社団法人 沖縄県皇室崇敬会会長 垣花 恵蔵氏 世界に冠たる「世界日報」の創刊40周年を心中よりお祝い申し上げます。 さて、私たち沖縄県民は、島国に生を享けたため、それに根を張った歴史、文…
日本のもてなしと友情に感謝
各界から祝いのメッセージ 在沖米軍海兵隊政務外交部次長 ロバート・エルドリッジ氏 世界日報創刊40周年おめでとうございます。御社と読者のますますの発展を祈願します。 この場を借りて、米国海兵隊が偉大な同盟国である日本…
皇室尊重の報道姿勢に敬意
各界から祝いのメッセージ 作家 竹田 恒泰氏 『世界日報』創刊40周年にあたり、お祝い申し上げます。保守系と目される媒体においてさえ一部、皇室に対して不敬な表現が見受けられる昨今、『世界日報』の皇室を尊重した報道姿勢に…
「左翼文化」の防波堤として
各界から祝いのメッセージ 政治評論家 今井 久夫氏 世界日報が40周年を迎えた。まことにめでたい話で、心の底からおめでとうと叫びたい。 出版関係者が生き馬の目を抜くような政治の世界で、40年近く生き延びたそのこと自体…
日本の平和と安定に寄与
各界から祝いのメッセージ 外交評論家 井上 茂信氏 日本のマスコミの足跡を見ると、まさに“風にそよぐ葦”であった。戦前は軍部の厳しい言論統制のもとマスコミは軍国主義一色に染め上げられていた。そうしなければマスコミは生き…
公器として監視と教育の責任担う
各界から祝いのメッセージ セゲイルボ(韓国・世界日報)会長 孫大旿(ソンデオ)氏 世界日報創刊40周年、心からお祝い申し上げます。 数多くの困難を乗り越えて40周年を迎えられたことと思います。これは社員の皆様が忍耐を…
国民を代表する「公器」として 新春特別座談会
国民を代表する「公器」として 「メディア(新聞)の役割を改めて問う」 世界日報は本日で創刊40周年を迎えた。書籍などの「紙媒体」離れや活字離れが叫ばれる中、昨年は特に「朝日新聞問題」により同社社長が引責辞任する事態に至…
道徳めぐる今年一年の動き
平成30年から正式教科に/中教審答申で歴史的な転換 今年も残すところあと3日。今年は、戦後論争が続いてきた道徳教育で歴史的な動きがあった。教材「私たちの道徳」が配布される一方、中央教育審議会(文科相の諮問機関)が検定教…
東京高裁 「監禁」認め、2200万円賠償命令 12年余の強制棄教訴訟で
松永牧師の共同責任も認定 新潟市や東京・荻窪などに約12年5カ月にわたって拉致監禁され、信仰する宗教団体からの脱会を強要されたとして、世界基督教統一神霊協会の信徒である後藤徹氏が、家族や宮村峻氏、新津福音キリスト教会の…