冷戦終結に寄与したグローバル新聞


各界から祝いのメッセージ

拓殖大学客員研究員(元韓国国防省北韓分析官) 高永喆氏

300 今日の世界は国際化時代を迎えています。

 世界日報は40年間、国際化時代のクオリティーペーパーを目指し、国内外の健全な保守世論をリードしてきました。

 世界日報は米紙『ワシントン・タイムズ』、韓国紙『世界日報(セゲイルボ)』の姉妹紙として日米韓3カ国をつなぐグローバルメディアです。

 特に北朝鮮問題をはじめとする韓半島情勢の報道は世界日報の得意分野であり、40年間積み重ねた半島関係の情報力とノウハウは他メディアが真似できません。だから他マスコミが韓半島問題を取材・報道する時は世界日報がテキストになるわけです。

 筆者もコラム『半島NOW』の執筆者として心強く思います。

 世界日報は、ワシントン、ソウルをはじめパリ、ウィーン、モスクワ、エルサレム、カイロ、マニラ、香港など世界15カ国に特派員・通信員を派遣しています。創刊当時から大手新聞社・放送局を凌駕(りょうが)する海外支局ネットワークは世界日報ならではの強みでした。

 米国の姉妹紙『ワシントン・タイムズ』がレーガン大統領と共に冷戦終結に決定的な役割を果たしたことは有名です。

 世界日報も創刊当時から日本の健全な保守世論づくりに寄与し、80年代末以降は、「ベルリンの壁」崩壊と旧ソ連の崩壊、そして東欧諸国の自由化を姉妹紙と連動しながら的確に報道し、国内外の冷戦終結に大きく寄与した功績を過小評価することはできません。

 マスコミ・言論は司法・行政・立法と並ぶ第四権力といわれ、「ペンは剣よりも強し」ともいわれています。

 世界は冷戦が終わったものの今日まで紛争が絶えません。世界日報が日本と世界平和の為にさらなる影響力を発揮することを期待します。