日本のもてなしと友情に感謝


各界から祝いのメッセージ

在沖米軍海兵隊政務外交部次長 ロバート・エルドリッジ氏

400-5 世界日報創刊40周年おめでとうございます。御社と読者のますますの発展を祈願します。

 この場を借りて、米国海兵隊が偉大な同盟国である日本の友人・隣人に報告できる機会を与えていただいたことに感謝いたします。

 何十年もの間、私どもは自然災害や自由・民主主義を脅かすさまざまな脅威に直面してきました。日米安全保障条約は、効果的な抑止力の礎となり、長きにわたる平和と相互繁栄の構築を可能にしました。在日米海兵隊は即応体制を備えており平和を妨げるどのような危機にも対応する用意ができています。

 アジア太平洋は世界で最も人口が多い地域です。世界の貿易の大半は日本、特に沖縄に近い太平洋のシーレーン(海上交通路)を通過します。

 ところが、この広大なエリアが常に軍事的脅威にさらされ、非対称的脅威が政治・経済の安定を脅かすものとなっています。前線配備することで即応体制を維持でき、また、自衛隊を含めアジア太平洋地域の同盟国と70以上の戦域安全保障協力の演習に携わることができます。三つの海兵遠征軍の中で規模は一番小さいですが、最も忙しく、かつ、米国の同盟の中で最重要な2国間関係を維持しています。