上昇気流 rss

【上昇気流】晩秋になると道端や空き地で目立つのは、イネ科の植物だ

 晩秋になると道端や空き地で目立ってくるのは、イネ科の植物だ。メヒシバ、スズメノカタビラ、エノコログサ、ススキなど、おびただしい種類がある。気流子にも名前の分からないものが多い。  「いね科の植物も分かりにくくて閉口だが…

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日本ハムの新庄剛志新監督、初日から独自色

【上昇気流】「いい物さえ作っていればそれでよい」時代は過ぎた

 「いい物さえ作っていればそれでよい」という時代があった。昔はそれでよかったのだが、今はこうした発想だけでやっていきにくくなった。「いい物を作るのは当たり前」だとして、その上で「良さ」を伝えなければならなくなった。時代の…

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【上昇気流】欧州のクリスマス・シーズンはクリスマス市で始まる

 欧州のクリスマス・シーズンはクリスマス市で始まる。市庁舎前の広場にたくさんの出店が並び、クリスマスの飾りなどが売られる。東京の街角での年末の松飾り売りや羽子板市などをはるかに超えた賑(にぎ)わいを見せる。  欧州でも特…

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アインシュタインのメモ、15億円で落札

【上昇気流】アインシュタインのメモ

物理学者アインシュタインが一般相対性理論について記した手書きのメモが、パリで競売商クリスティーズのオークションに出品され、1160万ユーロ(約15億円)で落札された。直筆の科学文書の落札額としては過去最高だという。 相対…

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【上昇気流】虫の声を聞いてしみじみと秋の深まりを感じる

上昇気流  今さらだが、今年は虫の声を聞きそびれた気がする。毎年秋になると、都会でも空き地や路地、家の庭の隅などで、虫の声がささやかに、時にはうるさいほど聞こえてくる。特にコオロギの声はおなじみで、それを聞くと故郷の自然…

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【上昇気流】「長谷川式簡易知能評価スケール」(HDS-R)

 「長谷川式」といえば、医療現場では認知症の“物差し”として知られる。精神科医の長谷川和夫さんが開発したもので、正式名は「長谷川式簡易知能評価スケール」(HDS-R)。認知症の疑いがある時、これを使って診断する。試しにや…

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【上昇気流】2021年の世界の都市総合力ランキングで、東京が6年連続3位に

森ビルのシンクタンク、森記念財団都市戦略研究所が発表した2021年の世界の都市総合力ランキングで、東京が6年連続3位となった。世界の主要48都市を対象に経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野70…

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【上昇気流】千葉市緑区にホキ美術館がある

 千葉市緑区にホキ美術館がある。現代日本の写実画の最高傑作を集めた美術館だ。南東には昭和の森、北側には清閑な住宅街がある。ここで野田弘志さん(85歳)の新作展「神仙沼」が始まった。  ホキ美術館は何度か訪れているが、毎回…

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【上昇気流】米中技術の優位性の逆転

東洋哲学の中心であった「易学」には陰陽説と五行説がある。四季が巡るのも陰陽の比率が変わるためであり、その変化に本質があった。一方、西洋のギリシャ哲学では根元物質は何かという問い掛けが強い。 デモクリトスは原子の存在を主張…

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【上昇気流】大谷選手 国民栄誉賞を辞退

上昇気流  米大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれたエンゼルスの大谷翔平選手が、政府から国民栄誉賞の授賞を打診され辞退した。打診に対する大谷選手の回答は「まだ早いので今回は辞退させていただきたい」。それはそう…

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【上昇気流】「挑戦と応戦」の法則

「テレビは一家に一台」という空気が、列島の隅々まで行き渡った1960年代。「うちは東芝」「ナショナル」と言い合った、懐かしい昭和の時代だ。東芝は家電メーカーとして、テレビCMなどで茶の間でもおなじみとなった。 70年代以…

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【上昇気流】パソコンで文字を打っていると漢字変換に慣れてしまう

 パソコンで文字を打っていると漢字変換に慣れてしまう。それで、手書きで漢字を書こうとすると、度忘れして書けなくなったことは誰しも覚えがあるだろう。  日本語は、漢字と平仮名と片仮名で構成され、その表記の複雑さは外国人にと…

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【上昇気流】中国共産党が40年ぶりに「歴史決議」を採択

 中国共産党が40年ぶりに「歴史決議」を採択したというので、書棚に仕舞っていた一冊の本を思い出した。『歴史写真のトリック 政治権力と情報操作』(アラン・ジョベール著)というA4版の大型本。独裁政権とりわけ中国の歴史捏造(…

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スーパーに車突っ込み3人死傷、89歳男を逮捕

【上昇気流】相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故

 相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故。大阪狭山市で1人死亡、2人重傷という大惨事を起こし過失運転致死傷の容疑に問われている89歳容疑者は、運転免許の自主返納を相談していたという。 先月81歳で亡くなった落語の人間国宝、柳…

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【上昇気流】「草の花」という言葉がある

 「草の花」という言葉がある。野草の花は四季折々に咲くが、秋に一番多いために秋の季語となっている。草それぞれに名前があるが、知られていない名前を詠んでも親しみが湧かず、俳句では草の花というらしい。  ワレモコウやガマの穂…

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生涯芸道を追求「余計なことは要らない」

【上昇気流】落語家の柳家小三治さん

このほど亡くなった落語家の柳家小三治さんは、当代随一の噺家(はなしか)だった。追悼番組もNHKで幾つか放送された。 以前の番組の一コマ。「どうして落語家になられたんですか?」と後輩落語家の林家正蔵さんが質問する。この種の…

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【上昇気流】欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」

 欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」で感染が再び急拡大している。1日当たりの新規感染者がこれまでで最も多くなったオーストリアでは、ワクチン未接種者の不要不急の外出が禁止され、違反者には500ユーロ(約6万5000円…

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【上昇気流】「親ガチャ」という言葉がはやっているらしい

「親ガチャ」という言葉がはやっているらしい。初めは、親とおもちゃのガチャにどんな関わりがあるのか理解できなかったことを覚えている。  流行語は、流行に敏感な若い世代で使われ、それがテレビや雑誌、マスメディアなどで取り上げ…

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【上昇気流】落語家の3代目三遊亭圓歌

 落語家の3代目三遊亭圓歌は岩倉鉄道学校に在籍中、学徒動員で山手線新大久保駅の駅員を務めた。後に「山のあな、あな」のフレーズで日本中を笑わせた創作落語「授業中(山のあなた)」に新大久保駅が出てくる。歌奴を名乗っていた昭和…

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【上昇気流】草木の花よりも草木の実の方が美しい

紅葉シーズンを迎え、新型コロナウイルスの感染拡大で行楽を控えていた人々の出足も少しずつ戻ってきそうだ。見頃は山地から平地へと移ってきているが、関東の都市部はまだまだ。その代わりというのではないが、木々の赤い実を見て楽しん…

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【上昇気流】歴史学者増田四郎の『ヨーロッパ中世の社会史』

 7月に講談社学術文庫の一冊に入った、歴史学者増田四郎の『ヨーロッパ中世の社会史』を興味深く読んだ。気流子の学生時代、西洋経済史のゼミを担当した教授が増田の愛(まな)弟子で、その師から増田についての話を聞いた縁がある。 …

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【上昇気流】自然の活用と人間の眼力

化石燃料の石炭は、産業革命の蒸気機関による動力エネルギー源として200年以上重宝され、産業社会を支えてきた。石炭が人類から無上の感謝を受けこそすれ、悪(あ)しざまに言われるものではない。 ところが今日、最も自然環境を破壊…

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【上昇気流】新型コロナウイルスの水際対策の緩和

 新型コロナウイルスの水際対策の緩和で、昨日からビジネス目的の帰国者や入国者は、これまでの10日間の自宅待機が条件付きで3日間に短縮された。歓迎すべきことだが、海外出張から帰国し同じ日に10日間の待機を終えた気流子として…

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