上昇気流 rss

日本で7年前に発刊されたセオドア・ゼノフォン…

 日本で7年前に発刊されたセオドア・ゼノフォン・バーバー著『もの思う鳥たち』は知る人ぞ知る衝撃的な書。人間と鳥たちとの感動的な交流のエピソードを紹介している。  当初、動物好きにはかなり好意的に読まれたようだが、その一方…

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「七月の青嶺まぢかく熔鑛爐」(山口誓子)…

 「七月の青嶺まぢかく熔鑛爐」(山口誓子)。梅雨はまだ明けたわけではないが、7月を迎えると夏の到来が間近であることを感じさせる。  稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』では、7月を「梅雨が去ると本格的な夏の暑さが来る。学校の…

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ビジネススーツに身を包んだスキージャンプの…

 ビジネススーツに身を包んだスキージャンプの葛西紀明さんが、仕事を終え職場のビルの窓からスキージャンプ。夕焼け空を飛んで、映画館に見事着地する。夏の朝方勤務「ゆう活」を奨励する政府広報がテレビで流れている。  勤務時間を…

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「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)と…

 「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)という番組を、再放送も含めて毎週見ている。20年以上続く人気番組だ。面白さは「落差」にある。値切って400万円で買った陶芸作品が1万円と鑑定される。「400分の1」の現実に、会場で…

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「西洋資本主義の問題は何かというと、たとえ…

 「西洋資本主義の問題は何かというと、たとえ資本家が個人として神に対する信仰を持っていたとしても、西洋の資本主義そのものが根本的に神不在の制度であるということです」。  米国の神学者R・ルーベンシュタインさんが1985年…

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早起きは三文の徳(得)――かつては早起きの…

 早起きは三文の徳(得)――かつては早起きの効用がしばしば言われたが、なぜか近ごろ、あまり聞かれない。特に東京は「生活の24時間化」が進んでいるため、朝の時間が特別視されなくなったからかもしれない。  そうであっても「(…

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「新聞をなくして政府を残すべきか、政府を…

 「新聞をなくして政府を残すべきか、政府をなくして新聞を残すべきか、そのどちらかを選ばなければならないとしたら、私はためらうことなく後者を選ぶだろう」という言葉を米国の第3代大統領のトーマス・ジェファーソンが残している。…

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八代目坂東三津五郎の随筆「死に目」の中に…

 八代目坂東三津五郎の随筆「死に目」の中に、いびきをかく役を続け、妻の危篤を知りながらその死に目に会えなかった神田三郎という役者が出てくる。戦前の東京「有楽座」公演での話だ。  三津五郎が「代役をつくってお帰りなさい」と…

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「睡蓮の朽葉の上の目高かな」(星野立子)。…

 「睡蓮の朽葉の上の目高かな」(星野立子)。東京郊外の駅前にある花屋に手書きの広告が張られていた。「メダカが入荷しました」というものだった。懐かしい気持ちになった。  と言っても、最初は花屋に「メダカ?」と思ってしまった…

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火山の噴煙を思わす煙と飛び散る瓦礫。…

 火山の噴煙を思わす煙と飛び散る瓦礫。イスラム過激派「イスラム国」は、シリアの世界遺産パルミラ近くにあるイスラム教聖者の墓を破壊した画像をインターネット上に掲載した。  イスラム教徒がなぜ、イスラム教の聖者の墓を爆破する…

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電車の網棚に乗せた荷物を置き引きされる…

 電車の網棚に乗せた荷物を置き引きされる事件があった。こんなことは全国あちこちで発生しているだろうが、被害者が国土交通省航空局長となると新聞記事になってしまう。  カバンの中身は機密性の高いものではなかったようで、厳重注…

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「先生が一方的に教えるというのではなく、…

 「先生が一方的に教えるというのではなく、答えが一つでない課題を子供たちに投げかけ、子供たち自身が考え議論する道徳、つまりアクティブ・ラーニングの時間へと転換する」。  平成30~31年に小中学校の道徳教科化が始まるが、…

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ユーロスペース(東京・渋谷)で上映中の…

 ユーロスペース(東京・渋谷)で上映中の「ダライ・ラマ14世」を見た。ドキュメンタリー映画はテーマを伝えることに急だと、心にヒットする人間性がよく描けず退屈なものになりがち。チベット仏教の最高指導者の映画となれば、抹香臭…

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米国から麻薬の錠剤を輸入したとして、…

 米国から麻薬の錠剤を輸入したとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたトヨタ自動車常務役員で米国人女性のジュリー・ハンプ容疑者(55)。4月1日付で、広報担当の初の女性役員に就任したばかりだった。  「国籍、性別を超えて適…

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司馬遼太郎の代表作の一つといえば、幕末時代…

 司馬遼太郎の代表作の一つといえば、幕末時代を舞台にして志士・坂本龍馬の生き様を生き生きと描いた歴史時代小説『竜馬がゆく』である。この本を人生の指針としているという話はよく聞く。ソフトバンクの孫正義社長も感銘を受けた一人…

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今年は、民主主義の歴史上最も重要な文書と…

 今年は、民主主義の歴史上最も重要な文書と言われる大憲章(マグナカルタ)制定800年に当たる。英国では15日、エリザベス女王やキャメロン首相が出席し、ジョン王が大憲章に署名したロンドン近郊のラニーミードで記念式典が開かれ…

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神奈川沖の米艦上で、幕府目付岩瀬忠震らが…

 神奈川沖の米艦上で、幕府目付岩瀬忠震(ただなり)らが、日米修好通商条約に調印したのは、157年前の安政5(1858)年のきょう。岩瀬らは役人だから、上司の許可がなければ調印できない。「臨機に対応すべし」との許可を与えた…

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「ヨハン・ゼバスチャン・バッハは、十九世紀に…

 「ヨハン・ゼバスチャン・バッハは、十九世紀になって再発見された作曲家である。一七五〇年に没したバッハは、その後約八十年間、一般社会からは全く忘却されていた」(小林義武著『バッハ復活』)。  バッハが活躍したのは宮廷で、…

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「着物に興味を持つ若い女性は多く、彼女たち…

 「着物に興味を持つ若い女性は多く、彼女たちは、すごく繊細で、感受性が豊かだと感じます」――和文化研究会代表・藤間浩菊さん(36)に話を聞いた。  近年、「和物」ブームが続いており伝統的な和服などが人気だ。藤間さんは着物…

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退潮が止まらない米国の新聞事情記事から。…

 退潮が止まらない米国の新聞事情記事から。「様々な分野で必要とされるニュースが供給されなくなり、懸念を呼ぶようになった。『ニュース砂漠』とか『取材空白』と呼ばれる」(朝日5月25日「米、埋まらぬ『ニュース空白』」)。  …

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「これよりの梅雨の憂き日の一日目」(稲畑…

 「これよりの梅雨の憂き日の一日目」(稲畑汀子)。気象庁が関東甲信地方の梅雨入りを発表したのが8日。ただし、その表現は「梅雨入りしたとみられる」というアイマイなもの。  こうした自然現象は、はっきりした線引きが難しいのか…

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久しぶりに夜更かしをして、NHKのラジオ…

 久しぶりに夜更かしをして、NHKのラジオ深夜便を聞いた。午前3時からの「にっぽんの歌こころの歌」は、村田英雄特集だった。きょうは平成14年73歳で亡くなった村田さんの命日である。  「無法松の一生」や「皆の衆」などが流…

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