上昇気流 rss

小泉純一郎元首相が、原発「即ゼロ」を主張し…

 小泉純一郎元首相が、原発「即ゼロ」を主張し物議を醸している。  引退したはずの役者がまた出てきて、昔その演技に随分悪酔いしたことも忘れた一部の観客から喝采を浴びているような不思議な光景である。  脱原発について小泉元首…

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慶応3(1867)年のきょう、坂本龍馬、…

 慶応3(1867)年のきょう、坂本龍馬、中岡慎太郎が京都で暗殺された。歴史学の上では、暗殺犯は京都見廻組で一致している。しかし、テレビ番組や小説家が「見廻組の犯行と言われるが、疑う向きも多い」「謎はなお残る」「確定した…

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埼玉県の城下町、川越市の蔵造りの町並みを…

 埼玉県の城下町、川越市の蔵造りの町並みを舞台に先日、第9回「川越唐人揃い」が行われた。「唐人揃い」というのは、江戸時代の氷川祭礼に登場した、朝鮮通信使の仮装行列のことだ。  パレードの名前は「多文化共生・国際交流パレー…

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2020年東京五輪のメーン会場として…

 2020年東京五輪のメーン会場として建て替える予定の国立競技場(東京都新宿区)について、建築家の槇文彦氏らが、規模を縮小するよう文部科学省や都に要望書を提出した。  新競技場は8万人収容の観客席などを設ける計画だが、要…

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家屋が軒並み倒壊し、散乱するがれきに…

 家屋が軒並み倒壊し、散乱するがれきに埋もれた廃墟と化した風景が見渡す限りに広がる。かと思えば、破壊された家に乗り上げた大型船のそばで立ち尽くす人々。昨日の夕刊に大きく掲載された写真に、絶句した。  その惨状は<まるで東…

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「明るさの銀杏黄葉を夕景に」(稲畑汀子)。…

 「明るさの銀杏黄葉を夕景に」(稲畑汀子)。昨日の小紙で、国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)のイチョウ並木の写真が掲載された。そろそろ東京都下でも、見頃を迎えようとしている。  よく知られているのは明治神宮外苑のイ…

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戦後の歌謡界に大きな足跡を残した歌手の島倉千代子さんが…

 戦後の歌謡界に大きな足跡を残した歌手の島倉千代子さんが亡くなった。島倉さんがその地位を不動のものにしたのは、昭和32年の「東京だョおっ母さん」の大ヒット。  田舎から出てきた母親に娘が東京を案内する設定だが、2番では「…

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作家安部公房が亡くなって、今年で20年。…

 作家安部公房が亡くなって、今年で20年。安部の愛人だった女優の山口果林さんが書いた『安部公房とわたし』(講談社)を読むと、安部をめぐる興味深いエピソードが記録されている。  めったに他人の作品をほめない安部が、芥川賞作…

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「芸術の力を世界に発信しよう」と…

 「芸術の力を世界に発信しよう」と2007年4月に始まった東京藝術大学の企画「学長と語ろうこんさーと」が、今回で14回を数え、先週末、同大学奏楽堂で作家の夢枕獏さんをゲストに迎えて開かれた。  テーマは「人はなぜものを創…

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科学上の新発見を競い合うグループ間で…

 科学上の新発見を競い合うグループ間で「実験装置のノウハウについて、自分たちが一定の結果を出すまでは外で使われないよう」に気遣いすることは常識だ(鈴木洋一郎著『暗黒物質とは何か』)。  それほどでないにしても、原子力発電…

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<くらがりへ人の消えゆく冬隣>角川源義。…

 <くらがりへ人の消えゆく冬隣>角川源義。夕方4時半の待ち合わせで外に出て、もう辺りが真っ暗なのに驚くこのごろである。今年もあと2カ月を切り、立冬が明後日に控えている。  先々月下旬の10日間に行われた今年の秋の交通安全…

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元ラグビー日本代表監督の平尾誠二さんが…

 元ラグビー日本代表監督の平尾誠二さんが将棋棋士の羽生善治さんとの対談で、スポーツ選手の「集中力」について日本人と外国人の違いを話している(『簡単に、単純に考える』PHP研究所)。  外国人は「自分のために、倒される前に…

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きょうは「文化の日」。…

 きょうは「文化の日」。案外、知っているようで知らないのが「文化」という言葉の意味ではないだろうか。広辞苑では「文徳で民を教化すること」「世の中が開けて生活が便利になること。文明開化」などとなっている。  これで何となく…

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19世紀英国の名随筆家チャールズ・ラムは…

 19世紀英国の名随筆家チャールズ・ラムはその『エリア随筆』で、人間には「借りる人と貸す人」の二つの種族があると述べている。もっともラムがそこで具体的に取り上げているのは、お金ではなく本の貸し借りである。  ラムは言う。…

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みのもんたさんが先月、息子の犯罪による…

 みのもんたさんが先月、息子の犯罪による報道番組降板に関して会見した。成人した息子が起こした事件に、親がどれだけ責任を問われるのかが焦点の一つとなった。が、みのさんという特定の個人が置かれた立場を考えると、通常とはやや違…

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「いくつになっても童女の心を持っていた…

「いくつになっても童女の心を持っていた越路さんは、パーティーのさなかに私をベッドルームへ引っ張って行き、小さな声で、『私いくつになったの? 本当にいくつ?』と耳元でささやくこともあった」  先日亡くなった作詞家の岩谷時子…

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通勤時に通る商店街の街灯に、… 

 通勤時に通る商店街の街灯に、地元の小学生の「リニア」と題した乗り物の絵が釣り下がっている。これを見て、気流子が小学生の時、新幹線「こだま」の絵を夢中で描いたのを思い出した。あこがれの夢の乗り物は今、リニアモーターカーな…

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伊豆大島に子供たちの笑顔、台風通過で学校再開

 昨日の夕刊に掲載された登校する通学路や小学校ではしゃぐ子供たちの笑顔の写真に、心が躍った。台風26号の局地的豪雨による土石流で甚大な被害を受け、27号の通過で避難指示が出て休校が続いていた伊豆大島(東京都)で、小、中学…

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国家主導で起業への追い風

 安倍政権は大胆な規制緩和を進めて新たなベンチャーの起業を支援するという。そのこと自体はいい。だが、わが国の起業、創業活動の歴史を見ると、話は簡単ではない。  1970年代前半と、80年代半ばに「ベンチャーブーム」と言わ…

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本と旅する 本を旅する、きょうから読書週間

 「辞書閉ぢて音の重さや秋灯下」(水本みつ子)。きょうから11月9日まで第67回読書週間。標語は「本と旅する 本を旅する」。旅行に本を持参し、そして本の中で知的な旅を、ということだろう。いかにも読書週間にふさわしいが、ふ…

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東京・神田で、恒例の「神田古本祭り」始まる

 東京・神田の古書店街は、世界一の規模を誇る。ここで恒例の「神田古本祭り」がきょうから始まる。今や東京の秋の名物となったこの催し、掘り出し物を求めて全国から本好きが集まってくる。  東京には神田の他に、本郷と早稲田にまと…

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来年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」。…

 来年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」。豊臣秀吉の側近、黒田官兵衛を描く。ドラマを当て込んだ本も多く出版されている。この種の「当て込み本」は、昔はあまりなかったが、最近はよく見られるようになった。  官兵衛は伝説の多い…

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歴史上の人物にはさまざまな謎がある。…

 歴史上の人物にはさまざまな謎がある。それを解こうと歴史家たちは資料の森に分け入る。しかしそれでも謎が残る。そのようなところで作家は想像力の羽を広げるのだ。  「侘び茶」の完成者、千利休は秀吉から切腹を命じられて自刃した…

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