コラム
菅義偉首相とバイデン米大統領の初の日米…
菅義偉首相とバイデン米大統領の初の日米対面首脳会談後に出された共同声明。各紙第1面トップ見出しの「『台湾』明記」について、新聞(18日付)の識者コメントから。 笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄氏「(菅首相は)外交の表…
中国軍 「グアム・キラー」を増強
空母など艦艇攻撃も可能に 「グアム・キラー」として知られる中国の中距離弾道ミサイル「東風26」の配備が急速に拡大していることが、米空軍の国家航空宇宙情報センター(NASIC)の報告から明らかになった。 NASICの報…
こども庁創設、家族重視の政策を進めよ
自民党がこども庁創設に向けた議論を開始した。ただ、子供の問題は親の問題でもある。対症療法的なものにとどまらず、伝統的な家族観を重視した政策の推進を期待したい。 自民が検討組織を新設 自民党は菅義偉首相(党総裁)直属…
拙宅近くのマンション建築の工事現場に…
拙宅近くのマンション建築の工事現場に「凡事徹底」と記した畳4畳ほどの布が張られ、そこで作業する人たちに睨(にら)みを利かしている。現場の管理者は事故防止に最も気を使っているのが分かる。 長町三生著『安全管理の人間工学…
現代人は自動車や電車などの交通手段がある…
現代人は自動車や電車などの交通手段があるので、あまり歩くことはない。ただ、移動する手段がない場合は仕方なく歩く。 道を歩いている人のほとんどは、駅やバス停に向かうか、近所のスーパーなどで買い物をする人である。そのほか…
新型コロナウイルス禍中ではあるが、神奈川県…
新型コロナウイルス禍中ではあるが、神奈川県・江の島に釣りに行った。江の島は東京五輪のセーリング会場で、島に通じる弁天橋の入り口には既に記念のモニュメントが立っている。 釣り餌店の店主が、釣り客が多く利用する県営駐車場…
北「苦難の行軍」は崩壊の予兆
高永喆の半島安保NOW 北朝鮮で4月8日に閉幕した朝鮮労働党細胞書記(末端組織責任者)大会で金正恩総書記は「私は党中央委員会から始まって…全党の細胞書記たちがますます強固な『苦難の行軍』をすることを決心した」と宣言した…
今月亡くなった橋田壽賀子さんが生前、「芸術…
今月亡くなった橋田壽賀子さんが生前、「芸術は一流、われわれは二流」と語っていたのをテレビ報道で見た。文脈から見て、文化勲章を受章した時の発言と思える。橋田さんも「芸術」という観念を持った人だったのだと思った。 「われ…
ファイアー族
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「ファイアー(FIRE)族」とは、経済的自立(Financial Independence)を実現して会社をいち早く辞める(Retire Early)人たちのことを言う。すべてのサ…
ユダヤ教徒の苦労ーイスラエルから
地球だより イスラエルでは3月27日の日没から4月3日の日没まで、ユダヤ教徒たちが「過ぎ越し祭」(ペサハ)を祝った。 昨年のペサハは、イスラエルで初めてロックダウン(都市封鎖)があり、親族や友人が集まることができなか…
政治評論家で万葉集研究家の四宮正貴さんが…
政治評論家で万葉集研究家の四宮正貴さんが亡くなった。政治評論の基礎をつくっていたのは、古事記や万葉集などの古典文学で、それらが編纂(へんさん)された時代の皇室文化に国の基本となる姿を見ていた。 昭和44年に二松学舎大…
北京五輪ボイコットと日本、08年の喝采繰り返すな
16日の日米首脳会談。北京冬季五輪ボイコット問題では何か話し合われるだろうか。バイデン政権は同盟国や友好国とこの問題を協議する意向を示し、中国側はハリネズミの様に針を立てて、その動きを警戒している。今後ギリギリの五輪外…
4月14日、沖縄の女の節句は「浜下り」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 4月14日は沖縄で「浜下り」(ハマウイ)という女の節句だ。旧暦3月3日に行われる恒例行事で、ひな祭りの起源にもつながり、沖縄の方言で「サングヮチサンニチー」と呼ぶ。 重箱料理やサ…
ゴルフをしない気流子はそうでなかったが…
ゴルフをしない気流子はそうでなかったが、同僚の一人は一昨日、男子ゴルフ、マスターズ・トーナメントの深夜のテレビ中継に釘(くぎ)付けで、松山英樹選手が優勝を決めた瞬間には、涙が出て仕方なかったそうだ。多くの人が同様の感激…
「ご飯食べた?」が挨拶言葉ー韓国から
地球だより 先日の選挙で10年ぶりにソウル市長に返り咲いた呉世勲氏といえば、多くの市民が前回任期時の小中学校給食無償化を思い浮かべる。当時、議会で可決された無償化を呉氏は「福祉ポピュリズムだ」として反対し、賛否を問う住…
飼い犬に足を噛まれたら、家族から咎められた
「飼い犬に手を噛(か)まれる」という言葉がある。日ごろからよく面倒を見てきたのに裏切られたという諺(ことわざ)的な意味とは違って、文字通り、飼い犬に手を噛まれるのは、もともと十分世話せずに犬がその人を主人と思っていない…
東日本大震災から10年の節目の今年は、各種…
東日本大震災から10年の節目の今年は、各種の関連行事が行われた。震災の記憶を風化させないで、防災・減災に生かしたい。岩手県陸前高田市の高田松原跡地に防腐処理して保存される「奇跡の一本松」も、震災を伝えるものの一つだ。 …
「目出度さもちう位也おらが春」(小林一茶)…
「目出度さもちう位也おらが春」(小林一茶)。人通りが少なくなった道を歩いていると、公園のベンチで学生らしい数人が語り合っている姿を見掛けた。夜である。背後には満開となった八重桜が咲いていた。 夜桜というと、妖(あや)…
昨年急逝した評論家の坪内祐三さんの代表作…
昨年急逝した評論家の坪内祐三さんの代表作の一つ『一九七二』が、文春学藝ライブラリーで文庫化された。1964年東京五輪以後の高度経済成長期の大きな社会変化が完了するのが72年と見て、その時代を論じたものだ。 週刊誌の記…
コロナ禍のサマーコテージ人気ーフィンランドから
地球だより 不動産業界のこのほどの発表によれば、サマーコテージの人気が昨年から上昇しているという。サマーコテージの価格は長期にわたって下落していたが、コロナ禍で在宅勤務が増えたことや、自然に囲まれた安全な場所で仕事をし…
西行の歌の中では話題になることが少なそう…
西行の歌の中では話題になることが少なそうな歌。「なにごとも/昔を聞くは/なさけありて/ゆゑあるさまに/しのばるるかな」(『山家集』715番)。 読者は自由に解釈していいに決まっているが、これは北面の武士だったころを懐…
運動圏勢力を廃族?
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「わが家は廃族だ。官職には就けないが、聖人や文章家になれないだろうか。廃族が文を読まず身を正さなければ、どうして人の役割を果たせようか。廃族になり洗練された教養がなければ憎しみを買…
土曜日は「フェイジョアーダ」がオススメーブラジルから
地球だより ブラジルの「国民食」と言われる一品が「フェイジョアーダ」だ。黒豆と牛肉、豚の内臓・足などの部位やソーセージを一緒に煮込んだ料理で、現地のレストランでは土曜日のランチに提供されることが多い。 店によっては、…