コラム
きょう4月8日は花まつりの日。お釈迦様の…
きょう4月8日は花まつりの日。お釈迦様の誕生を祝う日で、産湯につかった故事にあやかって、天地を指している尊像に甘茶をそそぐ。四阿のような花御堂を設けて、この祭りを行う寺も多い。 東京・代々木にある大日寺でも行われるが…
値札の「総額表示」への変更で客の誤解が解ける
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「4月になって何でも値上げになって、困っているさ」。那覇市のスーパーのレジで並んでいると、ある高齢者の女性がこうつぶやいた。 値札やチラシなどの価格表示を消費税の税込みとする「総…
中央アジアの親日国、ウズベキスタンを取材…
中央アジアの親日国、ウズベキスタンを取材した時、通訳をしてくれた地元の大学院生に、この国で一番有名な日本人は誰かと質問すると「おしんかな」と答えた。NHKの連続テレビ小説の主人公が、実在の人物だと思われるくらいの鮮烈な…
蔓延するワクチン不信ーフランスから
地球だより 新型コロナウイルスのワクチンを接種するべきかどうかがフランスで熱い議論になっている。 英アストラゼネカ製ワクチン接種後に10人以上が死亡したものの、因果関係が確認されていない。実際にワクチン接種の希望者は…
「家庭科」の家族観への失望、悩む女子学生
「教師になる夢を諦めた友人がいる。私もどうしようかと悩んでいる」 2016年3月検定の家庭科教科書(高校)に「LGBT」(性的少数者)や「性的指向」という言葉が初めて登場したのを受けて、大学の教職課程で学ぶ女子学生に…
年甲斐(としがい)もなく涙が止まらなかった…
年甲斐(としがい)もなく涙が止まらなかった。白血病を克服した競泳の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=が、日本選手権(東京アクアティクスセンター)女子100㍍バタフライ決勝で57秒77で3年ぶりに優勝した。 ゴールし…
最近、地震が多い。スマートフォンから…
最近、地震が多い。スマートフォンから警告音が鳴るようになったが、地震を体感する1、2秒前だから役立っているとは言い難い。自然の脅威は相変わらずだ。 地震や洪水は地球表面を取り巻くプレート間の軋(きし)みによって起こり…
今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日…
今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日、じっくりと桜を見る代わりに「桜」の歌を聴いていた。森山直太朗さんの「さくら」をはじめとして、桜にまつわる名曲は多い。 それをメドレーのように聴いていると、気流子も自分の学生時代…
桜の短い開花はそんな人生の機微に触れて忘れ難い印象を残す。
今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日… 今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日、じっくりと桜を見る代わりに「桜」の歌を聴いていた。森山直太朗さんの「さくら」をはじめとして、桜にまつわる名曲は多い。 それをメドレーの…
新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろ…
新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろ自粛せざるを得ないことがあるが、残念なのは人と会えないことだろう。仕事上会うのは一種の大義名分もあり、直接面談できなければ、電話やメールあるいはオンラインがある。しかし友人などは…
接種でも「割り込み」横行ーフィリピンから
地球だより ようやく新型コロナウイルス用のワクチン接種が開始されたフィリピンだが、優先順位を無視して接種を受ける人々が相次ぎ、波紋を呼んでいる。 政府のガイドラインでは最前線の医療従事者から接種を開始する手筈(てはず…
中露のサイバー攻撃、米国内での活動にシフト
サイバー軍、対応に苦慮 米サイバー軍のポール・ナカソネ司令官は、中国とロシアからのサイバー攻撃が高度化し、サイバー軍と国家安全保障局(NSA)によるサイバー攻撃の監視、抑止を巧妙に回避している現状を明らかにした。 ロ…
歴史小説が振るわない。歴史小説家も元気が…
歴史小説が振るわない。歴史小説家も元気がない。スターもいない。歴史小説家が歴史について語る機会も減った。テレビでも歴史番組は放送されるが、出演するのは歴史学者ばかり。歴史小説家が登場するケースは少ない。 10年ぐらい…
怒る公務員たち
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「首領が民のためにいるのか、民が首領のために生まれたのか。民が穀物と服地を捧げて首領に仕え…脂と血と津液と骨髄を全て無くして首領を太らせているので、民が果たして首領のために生まれた…
ルクソールの王家の谷ーエジプトから
地球だより エジプトを旅して格段に印象が強い場所が、同国王朝時代の首都ルクソールのナイル川西岸にある「王家の谷」だ。草木一本もない巨大な岩山の数々を眼前にしたショックは、忘れることのできない光景として脳裏に刻み込まれて…
東京・調布市に古刹(こさつ)、深大寺がある…
東京・調布市に古刹(こさつ)、深大寺がある。隣接する都立神代植物公園の東脇を通る北参道から山門に入り、山を下って参拝した。サクラが満開の時期だったが、神代植物公園は新型コロナウイルス対策のため閉鎖。 北参道を歩きつつ…
女性議員比率166位では 日本は民主の旗を振り難い
山田寛の国際レーダー 「うれしいことに、世界の女性国会議員の比率が25・5%と、初めて4分の1を超えた」。今月初め、「列国議会同盟」(IPU=各国議会の国際組織)の事務局長が発表した。今年1月現在の各国の1院または下院…
北ミサイル発射で韓国揺さぶり
高永喆の半島安保NOW 北朝鮮は3月21日に平安南道・温泉から西海(黄海)に向け対艦巡航ミサイル2発を発射した後、25日午前には、咸鏡南道・咸州から東海(日本海)に向けて弾道ミサイル2発を発射した。 巡航ミサイルは国…
新型コロナウイルス禍で巣ごもり状態。…
新型コロナウイルス禍で巣ごもり状態。運動不足解消に地域の体育施設でピンポンの一つもしたいという人がいるだろう。しかし、気の合った仲間でもいなければ足はなかなか向かない。 スポーツ庁の「平成30年度体育・スポーツ施設現…
銀行マンは庶民の味方ー韓国から
地球だより マイホーム購入はこちらでも多くの人にとって人生の目標の一つだ。だが、新婚世帯や庶民にとってはまだ「高嶺の花」。特に首都圏では近年の不動産価格高騰でハードルは高くなるばかりだ。そこでいきなり買うより、まずは賃…
故人の遺志を大切に、近頃の葬儀の在り方に思う
「友人の父」が亡くなった。大正生まれで卒寿を超えていたという。長男で喪主を務めたそうで、死去から1週間後、出社した時は、かなり疲れた様子だった。知人友人、親戚へのあいさつ、役所への届け出、残務整理に多忙だったのだろう。…
大相撲春場所(東京・両国国技館)千秋楽の…
大相撲春場所(東京・両国国技館)千秋楽の貴景勝戦まで終盤3日間、3大関を総ナメにして3度目の賜杯(12勝3敗)に輝き、21場所ぶりの大関復帰を確実にした関脇照ノ富士。史上最大の前例なき復活劇を見せてくれた。 両膝のけ…
中国攻勢で迫る台湾危機
米コラムニスト ジョージ・ウィル クアッドで中国に対抗 トルーマンの外交を踏襲 40年前のロナルド・レーガン大統領をほうふつさせる素晴らしい外交デビューだったと言うと、バイデン大統領、ブリンケン国務長官は困惑するかもし…