コラム
今年は平成28年。近頃は元号(年号)を使うこと…
今年は平成28年。近頃は元号(年号)を使うことは以前よりも少なくなったが、しっかりと存続している。日本最初の元号が「大化」であったことは、大化の改新(645年)で知られている。 教科書などでは「大化が元号の始まり」と…
天野事務局長、3選出馬へ
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長(68)は今秋までには正式に3選出馬を表明する予定だ。同事務局長は19日、ウィーンのIAEA本部で開かれた記者会見で明らかにした。 天野事務局長は「加盟国の中では私が3選に…
いちご世代
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 運動場に時ならぬ観光バスがずらりと並んだ。フロントガラスには光州、釜山、大田などの行き先が書かれていた。「故郷に向かって!」。まだ不在者投票をしていない学生たちのため、総学生会が準…
成人の日のあった翌週、1月17日にテレビ朝日…
成人の日のあった翌週、1月17日にテレビ朝日で「題名のない音楽会」が放送された。テーマは「二十歳で創った音楽会」。筆者が演奏を聴いたのは昨年12月22日で、東京オペラシティで録画があった。 一般の音楽会と異なるのは、…
フロリダのお年寄り
マイアミの風 友人のカズコさんはポーランド系米国人と結婚していて娘が一人いる。ご主人の父上は現在93歳で食事に留意していたせいかスリムで、いたって健康な御仁である。夫人を病で亡くして以来一人で住んでいたのだが、さびしさ…
“欧州のトランプ氏”は1人でない
不動産王ドナルド・トランプ氏の入国禁止が決定していたら、文字通り漫画チックな展開となるところだった。外電によると、英下院は18日、イスラム教徒入国禁止発言をしたトランプ氏の英入国禁止問題を協議した末、英保守派らの反対が…
基地問題を考えるシンポ開催
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 成人の日の11日、宜野湾市民会館で沖縄の基地問題を考えるシンポジウムが開催された。沖縄では梅の開花の知らせが届き、桜の開花も近づいている。イベント名は「宜野湾と沖縄の未来を考える『…
東京地方では一昨日、積雪のために電車の…
東京地方では一昨日、積雪のために電車のダイヤが大幅に乱れ通勤客が混乱。京王線の最寄りの駅では、構内に入り切れず、外にも60㍍ほどの列ができた。 都心へ続くどの路線も似たような状況だったという。通勤時は発車の間隔が2~…
ディーゼル車の将来
地球だより ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲン社が、同社のディーゼル車の排ガス規制の検査に不正なソフトを使っていた問題は、世界中に大きな衝撃を与えた。とにかくドイツといえば、高い技術力と何事にも生真面目に取…
陳腐なオバマ氏の一般教書
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 見るべき成果ない外交 過去のフレーズを繰り返し 【ワシントン】オバマ大統領の12日夜の議会での演説は、国家の現状というよりも、大統領職の現状について物語るものだった。 知的…
米軍機は「ヘリウム3」を捕集したか
北朝鮮が今月6日、4回目の核実験を実施し、初の「水爆実験」と宣言した。今のところ欧米諸国では「北側のいつもの誇大妄想だ」という声が支配的だ。通常の核実験(原爆)であった可能性はあるし、ひょっとしたらブースト型核分裂だっ…
危機管理の人材育成
今年4月、防災・危機管理のプロを養成する目的で、東京都世田谷区に日本大学が危機管理学部を開設する。危機管理学部という名前で学部が新設されるのは千葉県銚子市にある千葉科学大学に続いて2校目となる。この動きは他の大学にも拡…
スキーツアーバスの転落大事故で亡くなった…
スキーツアーバスの転落大事故で亡くなった乗客12人は、全員が19歳から22歳までの学生である。就職や留学が決まったこと、将来の希望や夢などを語った一人ひとりの笑顔の写真を掲載した記事をながめていると、いたたまれない沈痛…
日本の特産物お取り寄せ
地球だより 伊勢丹シンガポール店は通販サイトで、日本の農水産などの特産物をシンガポールの消費者に届ける「お取り寄せ」サービスを始めた。日本の名品第1弾として白羽の矢が立ったのは、福岡県産のイチゴ「あまおう」だ。 ヤマ…
「子ども食堂」の広がり
「子ども食堂」が各地に広がっている。貧困や親の病気などさまざまな事情で十分な食事ができなかったり、1人で夕食を食べている子供たちのために、月に数回、地域の人々がボランティアで食材と食事の場を提供する。 こうした場が全…
台湾の台北市に2年ほど前に行った時、印象的…
台湾の台北市に2年ほど前に行った時、印象的だったのは、ホテルスタッフのきびきびした対応ぶり。若い、末端のスタッフまで、客の心をつかむ対し方が身に付いていた。 ホテルだけではなく、市中のデパートからチェーン店のコンビニ…
「霜焼のかなしき右手(めて)をさすりつゝ」…
「霜焼のかなしき右手(めて)をさすりつゝ」(星野立子)。寒波が来て、朝夕の冷え込みが厳しい日が多くなった。冬であれば当たり前のことながら、暖冬が続いたので突然という印象が強い。 寒さもさることながら、水の冷たさには眠…
本田圭佑の投資は成功するか
13日夜6時15分からウィーン大学日本語学科のセミナー室でオーストリアのサッカー3部リーグのSVホルン関係者がきてチームの状況やファンとの交流などについてプレゼンテーションする、というメールを貰った。 その情報を聞い…
正月休みにインドを旅してきた。日本の新幹線…
正月休みにインドを旅してきた。日本の新幹線が走ることになったアーメダバードからムンバイまで、8時間かけ在来の特急列車に乗るのが第一の目的だった。 2008年、160人以上の死者を出した同時テロで大きな被害を受けたムン…
北「無人機」とオバマ氏の「戦略的忍耐」
オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は案外、似ている。もちろん、外貌ではない。北朝鮮に対する政治姿勢が似ているのだ。両者の対北政策は、お互い申し合わせでもしたのではないかと疑いたくなるほど似ているのだ。 以下、説明す…
正月早々、東京・世田谷区でコーヒーチェーン店…
正月早々、東京・世田谷区でコーヒーチェーン店の販売した福袋が、転売目的とみられるグループによって買い占められるという騒動が発生した。何時間も並んで待っていた多数の一般客はムダ足となった。 買い占めグループが問題なのは…
原発の未来、「脱」「推進」二者択一か
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、わが国の原発世論は「反原発」一色に染められ、言論界では市民に対し「脱原発」か「原発推進」を迫り、政治もそれに迎合するなど、柔軟性を欠いた原発論に私はその愚かさ…
イスラム女性の苦悩
地球だより イスラム過激派によるテロが世界化し、イスラム教徒に対する裁きの目が険しくなっていることもあってか、イスラム教徒の若い女性の間に、イスラム教の教えが、本当に正しいのか否かと、疑問を持つ人々が増えているようだ。…