編集局 
「鳴きやめて飛ぶ時蝉の見ゆるなり」(正岡子規)…
「鳴きやめて飛ぶ時蝉の見ゆるなり」(正岡子規)。鳴き声は聞こえていたのだが、姿は見えなかった。ところが、鳴きやんだ直後に飛び立ったセミははっきり見ることができたというのだろう。どんな種類のセミだったのだろうか。「説明的…

神殿崩壊日の祈り
地球だより イスラエルでは7月22日、ユダヤ暦のアブ月9日(テイシャ・ベ・アブ)で、神殿崩壊日だった。 ユダヤ人は過去、エルサレムに二つの神殿を建設しているが、いずれも同じ日に崩壊したと言われている。 古代イスラエ…


シリア内戦、反体制派地域の奪還続く
シリア内戦は、アサド政権軍が、反体制派の支配地域を着実に奪還、内戦終結の希望も持てるまでになった。2015年9月のロシアの介入は、青息吐息の同政権軍を強化、17年11月の過激派組織「イスラム国」(IS)の「首都」ラッカ…

創業適齢期
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「4月は一番残忍な月だ」で始まる『荒地』をTSエリオットが発表したのは1922年だ。彼はその後、詩人の自由を満喫しながら過ごしたのだろうか。そうではない。ロンドン銀行で25年まで仕…

3D印刷の銃データ、ネットで公開へ
米政府がメーカーと和解 3Dプリンターで製造可能な銃のデータのインターネット配布が8月1日、開始される。米テキサス州の銃メーカー「ディフェンス・ディストリビューテッド(DD)」によるデータ配布をめぐる訴訟で、国務省と同…

アマゾン熱帯雨林の消失、5兆㌦以上の世界的損害にも
今月発売の「自然気候変動ジャーナル」によると、ブラジル政府がアマゾン熱帯雨林の消失に対して有効的な対策を取らない場合、世界各国にかつてないほどの損害を与える可能性があることが分かった。ブラジルメディアが報じた。 同誌…


金正恩の“平和”に騙されるな
韓国紙セゲイルボ 韓国内の混乱、安保瓦解狙う 昨日まで核実験をし、血縁を殺していた独裁者金正恩(朝鮮労働党委員長)が平和の微笑を浮かべている。人々は冷戦のカーテンが開いたと歓呼し、金正恩の人気が南側で沸騰する珍現象まで…


首相、総裁3選有力
自民、国会議員票で6割以上固める 岸田文雄政調会長が24日、自民党総裁選への不出馬と安倍首相支持を表明したことで、安倍首相の3選が有力となった。国会議員票では6割以上の票を首相が固めたことになる。また、首相は若者層に浸…


佳子殿下、静岡の高校馬術大会に
豪雨災害に言及される 秋篠宮家の次女佳子殿下(23)は25日、静岡県御殿場市で開催された第52回全日本高等学校馬術競技大会の開会式に出席された。6月に英国留学から帰国した後、佳子さまが地方公務を行われるのは初めて。 …

通常国会後、政権一強は野党の自業自得だ
通常国会が32日の延長期間内に「働き方改革」関連法など重要法案を成立させて閉幕した後、秋の自民党総裁選に向け岸田文雄政調会長は安倍晋三首相の3選を支持すると表明した。 野党は安倍政権を「議会制民主主義の根幹を破壊した…

今年は世界的な歴史学者、朝河貫一(1873~…
今年は世界的な歴史学者、朝河貫一(1873~1948)の没後70年で、それを記念するシンポジウム「朝河貫一―人文学の形成とその遺産―」が母校の早稲田大学大隈講堂で開催された。 その業績は三つの分野にわたっていた。第一…


翁長雄志沖縄県知事が「最後のカード」を切る
来月17日前に辺野古埋め立て承認「撤回」へ 沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設をめぐり、県は前知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認の撤回に向けた手続きを始めた。撤回は移設阻止に向けた翁長雄志知事の…


「赤旗」 岡山など8県で減少
都道府県庁の政党機関紙購読数 47都道府県庁における公費による政党機関紙購読数の調査を本紙は昨年12月、行ったが、日本共産党機関紙の購読部数が20部を超えた15の都道府県に絞って、その後の推移をこのほど追跡調査した。そ…

五輪まで2年、重要性増す酷暑への対策
2020年東京五輪の開催まであと2年となった。夏季では56年ぶりに日本で開かれる「平和の祭典」に向け、万全の準備を進める必要がある。 震災復興を示す大会 東京スカイツリータウンでは東京五輪に向けたカウントダウンイベン…

陸自那覇、大災害に備えて訓練
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 西日本で大規模災害が発生したことを受け、陸上自衛隊第15旅団(沖縄県那覇市)の第15後方支援隊は18日、広島県呉市三高町と安芸郡坂町で給水支援を開始した。大規模災害で常に最前線で活…

平和へのスロー・ダンス The slow dance to peace
私たちは、反省し、忍耐し、そして,スロー・ダンスを踊っていられる時代には生きていない。私たちの時代は、即座の満足表明を求める。できるなら、それも、早ければ早いほど良いのだ。有名なシンガポールでの(トランプ大統領と金正恩…

政府は西日本豪雨を激甚災害に指定する政令を…
政府は西日本豪雨を激甚災害に指定する政令を決定した。これによって、被災自治体が行う道路や河川、農地などの復旧事業への国の補助率が1~2割程度かさ上げされる。決壊した堤防などの復旧が急務だが、保安林の造成も必要だ。 わ…


フランスでイスラム過激派のテロ多発、対策で情報集中管理目指す
フランスは、この3年間、イスラム過激思想によるテロがヨーロッパで最も多く発生している。昨年発足したマクロン政権はテロ対策改正を行い、公約の一つである情報の集中管理体制に近づけるため、今月に入り32項目からなるテロ対策プ…

ロナウドと「チップの話」
地球だより クリスティアーノ・ロナウド(33)は次季からスペインのレアル・マドリードからイタリアのセリエAの王者ユベントスに移籍する(4年契約、推定移籍金1億ユーロ)。ロナウドは既にトリノ入りし、ファンにお披露目の記者…

米の輸入車関税、どの国の利益にもならない
トランプ米政権が検討する自動車・同部品への輸入制限措置に異論が続出している。 米商務省は輸入制限について、国内外の企業や外国政府の代表者を招いて意見を聞く公聴会を開いた。証言者の多くが経済に悪影響を及ぼすとして反対意…

本当に大丈夫?その生活習慣 質疑応答
生活習慣、自分では正しいと思っていたことが、意外と間違っていたりする。東京都健康長寿医療センターの主催で「ストップ!その生活習慣は本当に大丈夫?」と題して第150回老年学・老年医学公開講座がこのほど、練馬文化センターで…

改めて、女子大の存在意義
お茶の水女子大学が、戸籍上の性別と心の性が異なるトランスジェンダーの学生の受け入れを決めた。この問題では米名門女子大が4年前にトランスジェンダー受け入れを決定している。早晩、日本も同様の判断を求められると思っていたが、…

昨日の大暑から立秋までの2週間ほど、暦の…
昨日の大暑から立秋までの2週間ほど、暦の上では最も暑い夏である。だが今年は関東甲信地方が6月29日に早々と梅雨明けし、「前倒し猛暑」と言われる異常気象である。 今週の天気について、日本気象協会は「記録的な猛暑 底知れ…
