編集局
北朝鮮の脅威 日米の連携強化で対処せよ
日米首脳会談では台湾情勢や沖縄県・尖閣諸島問題などが議題に上り、メディアでも大きく報じられたが、日本の安全保障にとって北朝鮮の核・ミサイル脅威も忘れることができない重要テーマである。 SLBM発射の動きも 北朝鮮問題…
コロナ流行で住宅地にネズミ出没 ’Desperate and unpredictable’: Rats turn to household trash when restaurants shut down
ネズミは人に依存し生きている。これは事実だ。人が住んでいる所に住み、人が食べるものを食べる。 そのため、ワシントンのネズミ駆除の責任者は、昨年、新型コロナウイルスの流行による企業、店舗が閉鎖されたにもかかわらず、有害…
インドを旅して、人生観・価値観の変更を…
インドを旅して、人生観・価値観の変更を迫られる深い体験をする人は少なくない。5年前に取材で初めてインドを訪れた気流子も、それに近い体験をしたが、それとは別に、どこに行っても人が多いという印象が残った。 その時は、日本…
西ガーツ山脈の恩恵ーインドから
地球だより インド半島の西側には、壮大な西ガーツ山脈がそびえ立つ。一度、ムンバイからプネ経由でゴアまでの約300キロを車で移動したことがある。 西ガーツ山脈を仰ぎ見ながらの旅だった。モンスーン気候の恩恵を受けた緑豊か…
台湾を築いた明治の日本人-渡辺利夫氏
世日クラブ講演要旨 浮かび上がる不羈独立の精神 拓殖大学前総長 渡辺 利夫氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス)の定期講演会が17日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信…
韓国元慰安婦敗訴 釈然としない突然の対日融和
いわゆる従軍慰安婦問題で韓国の元慰安婦と遺族ら20人が日本政府を相手取り起こしていた損害賠償請求訴訟の一審判決がソウル中央地裁で下され、原告の訴えが退けられた。日本政府は、国家は他国の裁判権に服さないという国際慣習法の…
「女優」という言葉がメディアで徐々に用い…
「女優」という言葉がメディアで徐々に用いられなくなってきている。代わりに「俳優」という。「俳優の××さんが聖火ランナーとして走った」というふうに使われる。女優禁止令が出た話は聞かないので、自主規制したのだろう。 勝新…
尹錫悅マーケティング
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 潘基文前国連事務総長の在任当時、韓国では“潘基文マーケティング”が大流行した。2017年2月に大統領選挙出馬を放棄する時まで、彼を美化した50冊余りの本が雨後の筍のように出版され、…
生徒の姿が見えない授業ー米国から
地球だより 先日、いつも通っている理髪店に行った際、中学生の息子を持つ美容師が、「今度の秋から学校が再開されることになった」とほっとしたように語った。学校に行かなくて良いので、その息子は一日中パジャマで過ごしているとい…
ペルー大統領選 6月6日に決選投票、急進左派候補の躍進に衝撃
保守派にケイコ氏支持の動き 11日に実施されたペルー大統領選挙が、予想外の展開を見せている。18人が立候補する混戦となったが、本命とみられた中道左派候補が落選する一方、泡沫候補だった急進左派のペドロ・カスティジョ氏(5…
「衆参3選挙」現地ルポ、「保守王国」で横並びの激戦
「衆参3選挙」現地ルポ 残る19年参院選のしこり 参院広島選挙区は2019年の参院選をめぐる大規模買収事件で河井案里の当選が無効になったことによる同県初の再選挙。スローガンに「変える勇気」を掲げる政治団体「結集ひろしま…
中国ハッカー 組織的サイバー攻撃摘発せよ
警視庁公安部が、中国共産党の男を宇宙航空研究開発機構(JAXA)や防衛・航空関連企業など約200の組織に対するサイバー攻撃に関与した容疑で書類送検したことにより、人民解放軍の指示で中国ハッカー集団が行った組織的犯行の実…
「はじめに神は天と地とを創造された。地は…
「はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた」。旧約聖書創世記第1章の書き出しだ。誰がこのような文章を書くことができたのか、不思議に思うばかり。 …
キューバ ラウル氏が正式引退、カストロ時代に幕
共産党一党独裁が続くカリブ海の島国キューバで19日、第8回共産党大会が最終日を迎え、退任を表明しているラウル・カストロ第1書記(89)の後任として、ミゲル・ディアスカネル大統領(61)が選出された。第1書記は共産党トッ…
米ニュース報道 バイデン政権を「驚くほど」肯定
就任後のトランプ米前大統領に対し否定的な報道が多かったのに対し、バイデン大統領には肯定的な報道が多いことが、保守系の調査機関「メディア・リサーチ・センター(MRC)」の調査で明らかになった。 1月20日の就任から4月…
普天間合意25年、辺野古移設への反対は無責任
日米両政府による米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の返還合意から今月で25年が経過した。抑止力を維持しつつ地元の基地負担を軽減するには、普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設を進める以外にない。 県が裁判闘争を展開 …
「まん延防止」で幻となった聖火リレールート
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県で新型コロナウイルス感染が拡大し、ゴールデンウイーク明けまで「まん延防止等重点措置」が適用されることに伴い、5月1日と2日に予定されていた東京五輪の聖火リレーにも影響が及んで…
バイデン氏の移民支援要請を拒否せよ States should just say ‘no’ to Biden immigration assistance
米国の大統領が共和党から民主党に入れ替わり、それに伴って、抵抗方法の練り直しが始められている。確かに、反トランプ時代の「ビバ・レジスタンス」に匹敵する掛け声は起きてはいないが、米国人の利益、特に、移民問題という大問題に…
新型コロナウイルス感染の急拡大で大阪府が…
新型コロナウイルス感染の急拡大で大阪府が緊急事態宣言の発出を政府に要請し、東京都もその方向で検討を始めた。大阪府が東京を上回る新規感染者を出すようになったのは、感染力が強い英国型変異ウイルスが原因だ。東京でも変異株が急…
フィリップ殿下の「ユーモア」ーオーストリアから
地球だより 英国のフィリップ殿下の葬儀が17日、ロンドン近郊ウィンザー城内の聖ジョージ礼拝堂で執り行われた。筆者も2時間余りの葬儀式典をオーストリア国営放送を通じてフォローした。 エリザベス女王とフィリップ殿下(99…
コロナ禍でも続く仏テロ脅威
フランスは、2015年に起きたイスラム過激派の複数の大規模なテロを受け、同年末に非常事態宣言を出し、2年近く継続した。コロナ禍でもダルマナン仏内相によれば、「テロの脅威は高い」とされる。昨年のムハンマドの風刺画を教室で…
まん延防止追加、緊急事態宣言に躊躇は不要
新型コロナウイルス感染拡大抑制のための「まん延防止等重点措置」がきょうから埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県に拡大される。すでに対象地域となっている大阪府は、感染拡大が止まらず、吉村洋文知事は緊急事態宣言の発令を政府に要請…
夫婦を軸とした住まいづくり
最初の緊急事態宣言発令から丸1年がたつ。 大阪府立大学大学院の山野則子教授らが4月に公表した「コロナ禍における子どもへの影響と支援方策のための研究報告書」によると、高いストレスを持つ子供は約3割強。精神的・身体的・そ…