自主憲法制定の悲願忘れるな
久保田 信之 2018/11/26 政治|写真|Viewpoint [会員向け]
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之
安倍晋三首相は、第197臨時国会で、衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。その中で、自民党の憲法改正条文案を国会で提示する考えを改めて示し、与野党合意形成に強い意欲を見せた。首相は「政党が具体的な改正案を示すことで、国民の理解を深める努力を重ねていく」と述べ、「与党、野党の政治的立場を超え、できるだけ幅広い合意が得られると確信している」と語り、衆参各院で3分の2以上の賛成を得て行う「改憲発議」に自信をのぞかせた。
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