Date archive for 2021
「婚姻」はき違えた判決、麗澤大学教授(憲法)八木秀次氏の話
極めて奇妙な判決だ。主文で原告の国家賠償請求を棄却して被告の国を勝訴させつつ、判決本文で「違憲」と結論付ける、いわゆる“ねじれ判決”。勝訴となったため、国側は控訴できない。 そもそもこの判決には、婚姻制度の目的・趣旨…
新型コロナ起源、中国軍の生物兵器開発か 元米国務省幹部指摘
19年秋、研究者らに症状 トランプ前米政権で新型コロナウイルスの起源を調査するタスクフォースを率いたデービッド・アッシャー元国務省調査官はこのほど、同ウイルスについて、中国人民解放軍が生物兵器を開発する過程で、武漢ウイ…
英安保見直し、歓迎したいインド太平洋重視
英国政府は「安保・国防・外交政策統合レビュー(見直し)」を発表し、欧州連合(EU)離脱後の安全保障や外交、貿易においてアジア諸国との関係を強化するため、インド太平洋地域を重視した中長期計画を打ち出した。中国の覇権主義的…
「車載用電池」強化へ開発と原材料確保に全力をと力説する読売社説
◆依然利点大きい原発 東日本大震災から10年が過ぎた。東京電力福島第1原発事故から10年でもある。 この間、日本のエネルギー事情は大きく変わり、原子力が大きく落ち込む一方で、太陽光発電や風力など再生可能エネルギーの開…
東京都写真美術館で、山岳写真家、白川義員…
東京都写真美術館で、山岳写真家、白川義員(よしかず)さんの写真展「永遠の日本」(第1期)が開かれている。続いて4月からは「天地創造」(第2期)が開かれる。見れば誰でも気付くのが赤の多用だ。 白川作品の基調となる色彩だ…
カメラが何回震えても、国連安保理は決議せず
ミャンマーでは軍クーデターへの抗議デモが続き、死傷者、拘束者が増える一方だ。治安部隊は銃撃の乾いた音を響かせ、負傷者救助中の若者を棒で殴り続ける。そんなニュースを見て、1988年のこの国(当時はビルマ)の民主化運動デモ…
英アストラゼネカ製ワクチン、EU主要国で使用中断
欧州連合(EU)加盟国ではデンマークなどに続き、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどが15日、英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を一時的に見合わせると発表した。アストラゼネカから提供された…
シリア内戦10年 利害超えて和平へ取り組め
シリア内戦勃発から10年たったが、平和への道筋はいまだ見えてこない。 既に40万人以上が死亡 2010年末のチュニジアでの民主化デモを契機に始まった「アラブの春」。瞬く間に中東全域に拡大し、エジプト、リビア、イエメ…
建設関連業・照屋義実氏が副知事に就任
沖縄県の副知事に、建設大手照正組会長の照屋義実氏が就任した。野党はこの人事案に猛反発したが、議会での投票の結果、わずか1票差で賛成票が反対票を上回り、可決された。米軍基地の受注工事をめぐる虚偽発言が浮き彫りになっており…
「仕組みが複雑」、意外に不評な県民宿泊割
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 首都圏での新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が続いており、県内の観光関連業界に本格的な春が到来する気配はない。 プロ野球のキャンプ観戦、さらには、修学旅行で多くの旅行客…
軍がテレビ司会者に反撃、妊婦用飛行服を揶揄 Carpet-bombing a TV show host: The Pentagon goes to war against Tucker Carlson
FOXニュースの司会者タッカー・カールソン氏は先週、自身の冠番組で、米軍の妊婦用飛行服の採用について、女性をつなぎ留めておくためとはいえ、やり過ぎではないかとの見方を示した。カールソン氏は、中国の「親愛なる指導者」が最…
東京・渋谷区が60歳以上や定年を迎えた…
東京・渋谷区が60歳以上や定年を迎えた住民に配布している地域デビューガイド「渋カツナビ」(A5版24㌻のカラー冊子)。最新第4号の特集は「お年寄り今こそ助け隊」で、先輩の高齢者らが相互扶助の在り方を指南している。 シ…
心に沁みた慰労の言葉ー韓国から
東日本大震災から10年となった日に合わせ、ソウルでは日韓両国の関係者による記念行事が行われた。 相星孝一駐韓日本大使は、当時いの一番に海外から救助に駆け付けてくれた韓国国際救助隊の隊長に感謝状を授与し、津波の被害から…
中国との3声明を換骨奪胎した米国
平成国際大学教授 浅野 和生 「一つの中国」有名無実化 「日台交流基本法」の制定期待 今からおよそ半世紀前、1972年2月28日の米中「上海コミュニケ」で、中国は「中華人民共和国政府は中国の唯一の合法政府であり、台湾は…
韓国外交 米中の狭間で最大岐路に
中国牽制の枠組み本格始動 否定的な文政権、参加促す保守派 北東アジアの安全保障に北朝鮮と共に最大の脅威となっている中国を牽制(けんせい)するため、日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国による対話の枠組み、通称クアッ…
最悪の事態想定し対策を、細野豪志衆院議員との一問一答
元原発事故収束担当相 細野豪志衆院議員に聞く 危機管理の教訓 「安全神話」深刻な反省必要 東日本大震災当時、首相補佐官、原発事故収束担当相として東京電力福島第1原発の事故処理に当たった細野豪志衆院議員はこのほど、本紙の…
科学捜査を体験、「キミも名探偵!」になれる
富山市科学博物館で開催中の「科学捜査展」が話題 富山市科学博物館で開催中の特別展「科学捜査展SEASON2-科学の力で真実を解き明かせ-」では、最新の科学技術を駆使して難事件を解決する模擬体験ができる。タブレットを使い…
米AI独立委 中国への頭脳流出に懸念
新たな防止対策づくり訴え 米独立委員会「人工知能(AI)に関する国家安全保障委員会(NSCAI)」は14日までに米議会で、AIなど重要な技術について中国への頭脳流出を防止するための新たな対策を講じるよう訴えた。 ギル…
日米2プラス2 同盟強化で中国を牽制せよ
茂木敏充外相と岸信夫防衛相はきょう、来日した米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官と共に、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)に出席する。日米同盟強化によって、膨張主義的な行動を続ける中国を…
子育て受難の時代、親子ともに育つ契機に
長期にわたる行動自粛による生活環境の変化は、発達途上の子供の心身にさまざまな影響を与えている。日常的にマスク着用、給食時は会話をせず黙って食べる「黙食」、発声や歌の練習、身体接触のある運動がなくなるなど、子供にとって受…
国連科学委の福島原発事故の報告書を小さくしか扱わぬ愚鈍な各紙
◆健康被害認められず これはどう考えても新聞の1面トップものだ。そう伝えるべき内容がある。それが目立たない中面や短報。報じないのもあった。ああ、鈍なるかな、日本の新聞―。 いささか大げさに聞こえるかもしれないが、そう…
全国で今季最も早く桜(ソメイヨシノ)が…
全国で今季最も早く桜(ソメイヨシノ)が開花したのは、11日で広島市(「縮景園」にある標本木)だった。全国の統計史上では平成22(2010)年に高知市で観測した3月10日に次いで2番目に早かった。 これに続いて翌12日…
米はウイルスを知っていた? 発表前にワクチン開発に着手【PTV RADIO:096 #3】
中国が新型コロナウイルスを認めたのは2020年1月8日のこと。しかし米では19年12月からワクチン開発が行われていた。米国はウイルスの存在を知っていた可能性が出てきている。バットウーマンこと石正麗研究員は何をしていたの…