Date archive for 2018

移民問題タブー視をやめよう

出入国管理法改正に賛成だが  外国人労働者受け入れ拡大のための出入国管理法改正案に対し、「拙速」との批判が左右から出ている。だが、少子高齢化社会の助っ人集めと、技能実習、留学、難民申請などを名目にした“ゆがんだ”就労横行…

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エイズ免疫持たせた女児誕生―中国

遺伝子操作に非難噴出  中国の研究者が、遺伝子組み換え技術「ゲノム編集」で、エイズウイルス(HIV)に対する免疫を持たせた赤ちゃんを世界で初めて誕生させたと発表した。専門家からは、安全性や倫理面での問題などの指摘が相次ぎ…

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両陛下、私的旅行で静岡に

西日本豪雨で一度お取りやめ  天皇、皇后両陛下は27日、1泊2日の私的旅行のため、東京駅発の新幹線で静岡県入りされた。  同県への私的旅行は当初7月に予定されていたが、直前に西日本豪雨が発生したため、両陛下の被災地への配…

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防衛省、自衛官獲得に奮闘

NEWS クローズ・アップ 女性隊員増へ体制整備  少子化問題が深刻化する中、国内の多くの企業が若手の人材獲得に頭を抱えている。国を守る役割を担う自衛隊も例外ではない。防衛白書によると2014年度以降、自衛官候補生(任期…

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「やんばる地方」から沖縄の健康長寿の復活を

「やんばる地方」から沖縄の健康長寿の復活を

北部12市町村の首長ら「やんばる健康宣言」  「国際コンソーシアム協定連携シンポジウム」(公立大学法人名桜大学と北部振興会が主催)がこのほど沖縄県名護市の名桜大学内で開催され、北部(通称「やんばる地方」)の12市町村の首…

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英のEU離脱案、議会不承認の混乱避けよ

 英国の欧州連合(EU)離脱合意案が、EU首脳会議で承認され正式決定したことを受け、メイ英首相は議会下院での承認に向けた採決を12月11日に行うと発表した。ただ、メイ首相が率いる与党・保守党は過半数に届かない状況に置かれ…

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飲酒運転ワースト、改善されず

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県内で発生した交通人身事故に占める飲酒絡みの割合が、今年9月末現在で1・99%と全国ワーストとなることがこのほど、沖縄県警のまとめで分かった。全国平均は0・81%の約2・4倍に…

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奇妙な風が吹いている下院 Strange times in the House

 「サンフランシスコの価値観」の権化、ナンシー・ペロシは、先日、思いも寄らない政治グループからの支持の手紙をもらった。彼女はドナルド・トランプからファンレターをもらったのだ。漏れ聞こえてくるうわさ話に反して、別の詳しい話…

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「私の次の夢は、日本の有人ロケットで種子島…

 「私の次の夢は、日本の有人ロケットで種子島から宇宙に行くこと。お世話になった種子島の方々を乗せて、宇宙から地球を眺めてもらいたい」――種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で初のロケット打ち上げが行われてから50年を迎…

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仏で燃料価格高騰、減税求めデモ過熱

政府はエコカー普及目指すも苦戦  フランス国内で燃料価格高騰への不満が高まる中、各地に広がる黄色いベストを着用した抗議デモが長期化している。同時に化石燃料を使わない電気自動車(EV)など、エコカーへの乗り換えを奨励する政…

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未成年者への性的虐待、映画で暴露

地球だより  米ボストンのカトリック教会聖職者による未成年者性的虐待の実態を暴露した米紙ボストン・グローブの取材実話を描いた映画「スポットライト」(トム・マッカーシー監督)は第88回アカデミー賞作品賞、脚本賞を受賞したが…

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アマゾン熱帯雨林消失が拡大 、過去10年で最悪に

 ブラジル環境省は24日、アマゾン熱帯雨林の消失量が過去10年で最大となったと発表した。2017年8月から18年7月に消失した熱帯雨林の面積は約7900平方キロ、東京都の面積(2191平方キロ)の3倍以上もの熱帯雨林が消…

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イスラエルの思想と自己犠牲

名寄市立大学教授 加藤 隆 特権を与えられた人間 神の命令に従う責任と義務  『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の著者として一世を風靡(ふうび)した五日市剛氏だが、彼が学生時代にイスラエルで出会ったおばあさんの言葉は人を引き付ける…

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70歳就業、柔軟な制度設計が欠かせない

 政府は未来投資会議(議長・安倍晋三首相)で、成長戦略の方向性を取りまとめた。70歳までの就業機会確保については、企業に「多様な選択肢のいずれかを求める方向」と明記し、将来の義務化を検討する方針を示した。  少子高齢化が…

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ご存知ですか?「健康長寿新ガイドライン」

都健康長寿医療センター研究員・野中久美子氏  「ご存知ですか?『健康長寿新ガイドライン』ポイントを押さえて!あなたも健康長寿」をテーマにした東京都健康長寿医療センター研究所主催の老年学・老年医学公開講座が東京都文京区の文…

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教師支える社会に

 「教育新聞」(今年8月30日付)に、「元教諭の終わらない苦しみ」という記事があった。教師になって3年目、高校でバスケットボール部の顧問をしていた教諭は、部の生徒、特に担任のクラスにいた女子生徒を厳しく指導していた。  …

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辺野古地元住民の意向を無視し「政治操作のデマゴギー」を流す沖縄紙

◆地元が米軍基地誘致  沖縄の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設の移設先は、言わずと知れた名護市辺野古だ。その辺野古に米海兵隊基地「キャンプ・シュワブ」がある。だから、辺野古問題の核心は同基地を拡充し普天間の受け皿と…

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一年納めの場所である大相撲九州場所は3横綱…

 一年納めの場所である大相撲九州場所は3横綱不在となっても土俵は連日、満員御礼の垂れ幕の下で熱戦を繰り広げた。賜杯争いは千秋楽(25日)までもつれ込み、2敗で並んだ大関高安が敗れたため、小結貴景勝(本名・佐藤貴信、千賀ノ…

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「オバマ系判事」は存在する

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 最高裁長官の主張は間違い 司法の独立を損ねる  裁判官が政治的に独立しているということを示そうとして、固い信念を持つ大統領と政治的論争に挑むというのもおかしな話だ。  トランプ大統領が、…

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自主憲法制定の悲願忘れるな

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 その場しのぎの「加憲」 日本の主権は奪われたまま  安倍晋三首相は、第197臨時国会で、衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。その中で、自民党の憲法改正条文…

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米ニューヨーク・エリス島 「移民の玄関口」の歴史刻む

NEWSクローズ・アップ  米ニューヨーク湾にあるエリス島はかつて、自由や豊かな生活を求めて米国に渡ってきた移民たちの玄関口だった。多くの人が入国審査を受けたこの島には、移民国家としての米国を形作った歴史の1ページが刻ま…

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現代医療に対し「祈り」の効用や高額医療の弊を鋭く指摘する記事2題

◆『祈る心は、治る力』  週刊誌の読者層が高年齢化し、健康・医療をテーマにした記事が毎号のように載っている。その中で現代医療の在り方について物申した二つの記事に注目したい。一つは「帯津良一の『健脳』養生法-死ぬまでボケな…

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紅葉が盛りの京都を訪ね、東山の清水寺に…

 紅葉が盛りの京都を訪ね、東山の清水寺に足を運んだ。JR京都駅から市バスに乗って五条の停留所で降り、茶わん坂を上って行くと、鮮やかに染まったモミジが一面に。荘厳な国宝・本堂との調和が美しく見事だった。  ところが、にぎわ…

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