Date archive for 2018
ウイグル族迫害と米中「冷戦」
東洋学園大学教授 櫻田 淳 対中懸念を強める米国 政府と議会の「共通認識」に 米中両国を軸とした「第2次冷戦」への流れは、止まらないようである。 「日本経済新聞」(電子版、11月10日配信)記事に拠(よ)れば、ワシン…
“世界の法廷”で存在感のない韓国
韓国紙セゲイルボ 日本は事実上「固定席」確保 韓国大法院(最高裁)が日帝強制徴用と関連し、日本企業の賠償責任を認めた判決を下すと、日本列島が熱くなった。しばらく静かだった独島(竹島)領有権の主張まで登場した。共通分母は…
ベネズエラ難民が大量発生、対応に苦慮する南米周辺国
コロンビアは100万人滞留 南米ベネズエラは、反米左派のマドゥロ政権下で長年の放漫財政や原油インフラに対する投資不足などが重なり、経済崩壊に近い状況に陥っている。国連は10月8日、同国から隣接する周辺の国々に逃れた難民…
男女嫌悪社会
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 男性を“韓男虫”(韓国男性は虫のようだ)、女性を“テンジャン(味噌)女”(誇示型消費にはまった女性)と皮肉り合っていた男女間の葛藤(対立)は2016年の「江南駅無差別殺人事件」で臨…
露の東南ア外交、欧米との対立受けての接近か
ロシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議がシンガポールで開かれ、ロシアのプーチン大統領とシンガポールのリー・シェンロン首相らASEAN加盟10カ国首脳が出席した。プーチン氏のシンガポール訪問は初めて。 「戦略…
ISSからのカプセル回収で「有人」視野に将来像示せと迫った産経
◆日本独自の回収は初 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)での実験で得た試料を、自前の手法で回収することに成功した。 ISSに必要物資を運ぶ日本の無人補給機「こうのとり」7号機は、帰路、…
「一体今新派の歌と称してゐるものは誰が…
「一体今新派の歌と称してゐるものは誰が興して誰が育てたものであるか。此問に己だと答へることの出来る人は与謝野君を除けて外にはない」。森鴎外が与謝野鉄幹の歌集『相聞』に寄せた言葉だ。 近代文学史の中の鉄幹の重要性を指摘…
ゴーン会長逮捕、仏ルノー経営体制刷刷新へ
混乱回避へ検討 日産自動車と資本提携関係にあるフランスの自動車メーカー大手ルノーは、最高経営責任者(CEO)兼会長のカルロス・ゴーン会長が日本で逮捕されたことを受け、トップ不在による混乱を避けるため、経営体制刷新の検討…
サウジ皇太子、G20出席へ
記者殺害事件後初の外遊に サウジアラビアのムハンマド皇太子は、今月末からアルゼンチンで開催予定の20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する。同国紙サウジ・ガゼットが19日、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資…
天皇、皇后両陛下がブルキナファソ大統領夫妻と御会見
天皇、皇后両陛下は20日午前、お住まいの皇居・御所で、来日中のブルキナファソのカボレ大統領夫妻と約20分間会見された。 宮内庁によると、大統領は日本について「近代化を進めつつ独自の文化を維持してきた、ブルキナファソの…
米海兵隊基地キャンプ・シュワブは地元が誘致
仲介役を担った元米陸軍中佐の手記で明らかに 米海兵隊基地キャンプ・シュワブは1956年、名護市辺野古に完成し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設の移設先として日米両政府が合意している。沖縄県は地元の誘致があったこと…
ゴーン容疑者、経営者にあるまじき背信行為
日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者が、役員報酬を実際より約50億円少なく見せ掛けたとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。 このほか、日産の経費や投資資金を私的流…
修学旅行企画会社の再起を期待
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県を訪れる修学旅行生向けに、従来の反戦型の平和学習と一線を画すプログラムを提供する企画会社「がちゆん」(中城村、国仲瞬社長)が、今月2日から業務を停止している。この影響で年内予…
大切なものを守りながら変化に対応する Managing change, preserving what’s important
中間選挙で感じられた政治的揺らぎを受けて、私たちは皆、米国の人口動態の進化によって、米国が土台から異なった国になってしまうものかどうか思案投げ首の状態に置かれている。変化のつむじ風が吹き荒れて、風景を作り替えている中で…
街角にクリスマスツリーが飾られる季節となり…
街角にクリスマスツリーが飾られる季節となり、そのうちおせち料理の広告も目に付くようになるだろう。おせちも、最近は出来上がったものを購入する人が増えてきた。 通販サイト「楽天市場」のアンケートによると、来年の正月におせ…
効果見えぬエコカー奨励金
地球だより 燃料価格高騰への不満から抗議運動も起きているフランスで、政府はエコカーへの乗り換え推進している。ところが、消費者の間ではいまだにディーゼル神話が強く、ハイブリッドや電気自動車(EV車)の普及率が伸び悩んでい…
オーストリア原発中止40年 壮大な浪費、国民投票アレルギー
アルプスの小国・オーストリアにも原子力発電所があった40年前の話だ。厳密に言えば、原発は建設され、いつでも操業できる状態だった。それが国民投票で操業開始反対派が僅差で操業支持派を破ったため、建設され、操業開始寸前の原発…
外国人労働者の受け入れ拡大
移民不在で成長率は最低 国民の不安取り除く制度整備 日本政府の外国人労働者に対する政策姿勢が、大きく変わろうとしている。安倍政権は外国人労働者の新しい在留資格である「特定技能」を新たに設けるため、出入国管理法の改正案を…
米シンクタンク、テロとの戦いで警鐘
柔軟な戦略必要 米ワシントンの保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)は、米国はアルカイダや「イスラム国」(IS)などの過激派組織との戦いで勝利しているが、世界各地に深く根を下ろした聖戦運動…
両陛下、ゆかりのコイ放流される
天皇、皇后両陛下は19日午後、皇居・東御苑の二の丸庭園の池に、インドネシアのヒレナガゴイと日本のニシキゴイを交配させたヒレナガニシキゴイを放流された。 ヒレナガニシキゴイは、皇太子時代の1962年にインドネシアを訪問…
研究課題を策定し生徒の学力向上へ実践活動
北海道・南幌中学校で公開授業研究会 道都・札幌から車で東に40分ほど走ると田園風景が広がる南幌町に至る。今では札幌への通勤圏となっているが、同町内の町立南幌中学校で10月31日、「基礎・基本を習得し、自ら考え表現する生…
CO2削減へ再エネ最大限導入
原田義昭環境大臣 原田義昭環境大臣はこのほど、世界日報社のインタビューに応じ、気候変動対策には温室効果ガスの抑制が重要だと強調し、排出量削減のため再生可能エネルギーを最大限導入していく意向を示した。(聞き手・岸元玲七)…
ペンス氏演説、中国の軍事的膨張を許すな
ペンス米副大統領はパプアニューギニアで行った演説で、中国が軍事拠点化を進める南シナ海について「米国は海と空の(通航の)自由を支持し続ける」と述べ、米海軍の「航行の自由作戦」を継続する立場を示した。 中国の軍事的膨張を…