Date archive for 3月, 2017
朴大統領罷免、懸念される地域の不安定化
韓国の憲法裁判所は朴槿恵大統領について、機密文書流出などを違法行為と認定し、「国民の信任を裏切り、憲法を守る観点から容認できない重大な法違反行為を犯した」として罷免を宣告した。朴大統領は失職した。 韓国で大統領が国会…
天笠茂・千葉大学教育学部特任教授の講演
より良い授業の実現に向けて 教職員全員が運営参加の意識を 講演の最初に天笠茂特任教授は「学力とは何か、10人いれば、10通りの学力に対する考え方がある。教科書が薄くなって教える総量が少なくなったとか、経済協力開発機構(…
東京都多摩地区教育推進委員会が報告会
カリキュラム・マネジメントを通して 子供の資質・能力の育成目指す 東京都多摩地区教育推進委員会は、次期学習指導要領の方向性を踏まえ、「これからの時代に求められる資質・能力の育成-カリキュラム・マネジメントを通して」と題…
男女の捉える世界の違い
本当に男と女はそんなに違うのだろうか。男に生まれて60年近く過ごし、35年は妻と一緒に暮らしてきた。息子、娘もいる。それでも、よく分からない。 本紙でも紹介された『男の子の脳、女の子の脳』(草思社)によると、男と女は…
森友学園副理事長に焦点合わせた文春、事件の背後をのぞく新潮
◆強烈な個性の持ち主 「森友学園」騒動は安倍政権を揺るがす“大疑惑”に発展するのか―。 これまで全く攻め手を欠いていた野党はここぞとばかりに、籠池泰典同学園理事長と首相夫人・安倍昭恵氏の国会証人喚問を求めている。“晒…
国際原子力機関(IAEA)の定例理事会で…
国際原子力機関(IAEA)の定例理事会で、天野之弥事務局長の12月からの3期目続投が承認された(正式には9月の年次総会で決定)。核の安全管理、平和利用が世界の最重要課題の一つになる中、日本人トップの働きに大いに期待した…
米中関係で中国人研究者講演
「米中は米ソと違う」張沱生氏 「国際関係民主化を」王絹思氏 「トランプ新政権と米中関係の行方」をテーマに先月24日、都内の笹川平和財団ビルで中国を代表する米国研究者の王絹思氏と張沱生氏の講演会が開催された。主催したのは…
期待先行のトランプ経済政策
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 効果出るのは10月以降 ドル高進み経常赤字拡大も トランプ米国新大統領の経済政策の方針が少しずつ明らかになってきた。これにつれて、米国の経済の先行き感は好転しており、株価…
両陛下、5年区切りに交代 政府追悼式に秋篠宮殿下御夫妻
11日に国立劇場(東京都千代田区)で開催された政府主催の東日本大震災の追悼式には、秋篠宮殿下御夫妻が出席された。これまでは天皇、皇后両陛下が毎年出席されていたが、昨年で発生から5年の区切りを迎えたことを踏まえ、今後は1…
東日本大震災6年で追悼式 秋篠宮殿下御夫妻が初出席
再生へ 誓い新た 東日本大震災から6年を迎えた11日、政府主催の追悼式が東京都千代田区の国立劇場で営まれた。秋篠宮殿下御夫妻、安倍晋三首相ら三権の長、遺族の代表ら約900人が参列。地震が発生した午後2時46分から1分間…
在日米軍「攻撃」、基地撤去狙う北の緻密な戦略
北朝鮮当局は今回の弾道ミサイル発射実験を、在日米軍基地への攻撃訓練だと発表したが、日本のメディアは「日本への脅威が新たな段階に入った」と報道し、国民の恐怖心を煽(あお)る結果を招いている。北朝鮮当局は、ほくそ笑んでいる…
「多様な性」小学校から教えてと「洗脳」後押しする朝日の教育記事
◆評価できる通達撤回 米国のトランプ政権が2月22日、心と体の性が一致しない児童・生徒(トランスジェンダー)が自分の希望する性別のトイレや更衣室などを使用させるよう全米の公立学校に出したオバマ前政権の通達を撤回した。 …
「菜の花の明るさ湖をふちどりて」(高浜年尾)…
「菜の花の明るさ湖をふちどりて」(高浜年尾)。食用の菜の花がスーパーに売られていた。菜の花で思い出すのが、気流子が通っていた大学の近くにある神田川の土手に咲き誇っていた光景である。 急斜面なので、落ちないように川沿い…
大震災6年、地域コミュニティーの充実を
死者1万5893人、行方不明者2553人(3月10日現在、警察庁調べ)を出した東日本大震災から6年が経(た)った。この間、被災地の交通インフラが再整備され、地元企業・事業所の再建や宅地造成も進んでいる。 しかし人口減…
THAADの韓国搬入、中国が北朝鮮に圧力 China pivots on N. Korea as U.S. gear arrives in South
先進ミサイル防衛システムが韓国に搬入され、トランプ政権は、北朝鮮の弾道ミサイル、核兵器開発計画を中国に抑制させるために、過去の米大統領が手にしたことのない有利な交渉材料を手に入れた。 中国は、「高高度防衛ミサイル(T…
6年目の3月11日を迎えた。あの時受けた…
6年目の3月11日を迎えた。あの時受けた衝撃、悲しみ、苛(いら)立ち、やるせなさが蘇(よみがえ)ってくる。まして実際に被災した人たちの思いは、比べものにならないだろう。東日本大震災が戦後の日本が体験した最大の悲劇であっ…
中国提案の米中「新型大国関係」に備えよ
韓国紙セゲイルボ 「新型大国関係」とは相互尊重、相互協力、相互利益に基づいた米中両国パートナーシップを樹立しようという中国側の提案をいう。習近平主席は2013年の就任以降、「新型大国関係」で二国・地域・グローバル問題を解…
扉のない庶民の足 マイクロバス
地球だより 車が故障し、修理に数日間を要することになったことから、久しぶりにカイロの町を公共交通機関を利用して走り回ってみた。 現地までどのぐらいの時間を要するのか測りかねたこともあり、早朝5時ごろ、最寄りの地下鉄駅…
教育勅語論争、評価できる歴史上の立国理念
国会では学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる質疑から、同法人が幼稚園教育に取り入れた教育勅語に論争が及んでいる。8日の参院予算委員会で社民党の福島瑞穂副党首が稲田朋美防衛相に「教育勅語が戦争への道につながったとの…
「琉球独立勢力」の正体、沖縄の中国圏入りを画策
《 沖 縄 時 評 》 妄想の“ユートピア”で扇動 過激派や共産党、中朝など周辺諸国の動向を分析する公安調査庁は今年1月、「2017年 内外情勢の回顧と展望」を刊行し、中国の対日工作の項で「琉球独立勢力」に言及し、注目…
無料塾で共産党の勧誘 教育を党勢拡大に利用
小中高校生ら集める 小学生、中学生、高校生に、無料で勉強を教えると宣伝して、子どもたちや青年を集め、共産党や日本民主青年同盟の勧誘の場としている。「無料塾」のチラシを共産党員や支持者が、駅前などでスマイルしながら配布し…
「三田文学」(三田文学会発行)の「新同人雑誌評」…
「三田文学」(三田文学会発行)の「新同人雑誌評」は、2008年に終了した「文学界」(文芸春秋発行)の「同人雑誌評」を引き継ぐ形で始まった。 ところが127号(16年11月)を見ると、それまで10㌻程度あった同人誌評が…
揺れるイスラエル・パレスチナ問題
トランプ米大統領が「2国家共存」方針を転換 「2国家共存か、1国家案か」-トランプ米大統領の出現により、中東問題の核心「イスラエル・パレスチナ問題」が揺れている。核心であるユダヤ教とキリスト教、イスラム教の聖地を抱える…