Date archive for 2016

「国民連合政府構想」に打算も 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(9) トップのセリフと全部が一緒 田村  筆坂 民主連合政府が現実味があったのは70年代だけ。なぜかというと日本社会党があったから。実際に、東京、名古屋、京都…

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衆院2補選、真正面から政策論争をせよ

 町村信孝前衆院議長の死去に伴う北海道5区と宮崎謙介前衆院議員の辞任を受けて行われる京都3区の衆院補欠選挙が告示された。国政選挙としては第3次安倍政権発足後初となる。 同日選への判断も左右  特に北海道5区の補選は与党候…

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県政の流れ占う沖縄県議選 6月5日投開票

県政の流れ占う沖縄県議選 6月5日投開票

返還合意から20年 停滞する普天間移設  日米両政府による米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の全面返還を合意して、12日で20周年の節目を迎えた。翁長雄志知事は、同飛行場のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖への移設には…

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キンザー利用で大胆提案

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  浦添市の西海岸に位置する米軍キャンプ・キンザー(牧港補給庫)が早くて9年後の2025年に返還される。これは在日米軍再編の一環で、それに伴い、那覇軍港が浦添埠頭(ふとう)沖に移設され…

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オバマ大統領の前にはもっと多くの仕事がある More work ahead for President Obama

 レジェプ・タイップ・エルドアン・トルコ大統領の政権が抑圧的な独裁政権に転落したことは、正しくバラク・オバマの「べからず集」に入っていないといけない代物だ。エルドアン氏は、アンカラをたつ時、彼の殺し屋を連れて行きさえする…

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演出家の宮本亜門さんが教師らを前に「違うから…

 演出家の宮本亜門さんが教師らを前に「違うから面白い 違わないから素晴らしい」と題し行った講演内容が教育専門誌「教育創造」(日本教育文化研究所発行、年2回刊)最新号に出ている。  亜門さんは高校生の時に、周りからどう見ら…

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大統領選で共和分裂の危機

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 健闘するクルーズ氏 結束強いトランプ氏支持者  【ワシントン】ウィスコンシン州の予備選で一番の話題は、テッド・クルーズ氏が13ポイントの差をつけて勝利したことだ。これによって、…

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首都直下地震の備え

 先日、内閣官房参与(国土強靭化担当)の藤井聡京都大学大学院教授と内閣府でお会いする機会があり、国土強靭化という切り口で「日本の国土の特性、社会インフラ(公共事業)、防災教育、経済など」について意見交換をした。  特に私…

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原子力発電の継続を求める

評論家 大藏 雄之助 規制委安全審査で運営 遺憾な高浜差し止め仮処分  「3・11」と呼ばれる東日本大震災の大災害から5年が過ぎた。前回が昭和8年(1933年)3月3日の三陸地震だから78年ぶりであった。まさに寺田寅彦の…

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拉致被害者の救出に向け改めて決意固めよ

 北朝鮮による日本人拉致の問題が再び行き詰まりを見せている。被害者全員の帰国を実現させるには、最高指導者・金正恩第1書記が決断する以外に道はない。政府は金第1書記を動かす覚悟を改めて固めるべきだ。  返す意思なかった可能…

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理想語る力無くなった共産党 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(8) 行き詰まり原点に戻れと主張 田村  筆坂 共産主義社会は理想社会なんだ。何の悩みもない。社会主義の中で、欲とかが削(そ)がれていき、みんな良い人ばっかり…

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銃密輸作戦の資料提出でオバマ氏が態度を軟化 Obama relents on Fast & Furious executive privilege, turns records over to Congress

 オバマ政権は8日、判事の命令を受け入れ、失敗した「ファスト・アンド・フュアリアス」銃密輸作戦の資料を議会に提出した。下院監視委員会が1年前に出した召喚命令を受けた措置だ。  オバマ大統領は、大統領権限を主張し、資料の議…

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憲法「前文」に国柄書くのは世界の常識と知るべき朝日の自民案批判

◆社会党が嘆いた悪文  現行憲法の前文は「悪文」として知られる。憲法案が審議された第90回帝国議会(1946年)で日本社会党の鈴木義男議員は党を代表して前文に疑問を呈した。  「まことに冗漫であり、切れるかと思えば続き、…

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「右、左、右と周りをよく見て、手を上げて…

 「右、左、右と周りをよく見て、手を上げて横断歩道を渡ってください」。春の全国交通安全運動初日の6日に、高橋清孝警視総監は東京・新宿区立四谷小学校の新1年生と手をつなぎ、もう一方の手を上げて近くの横断歩道の渡り方を指導し…

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迷惑な選挙キャンペーン

地球だより  フィリピンでは正副市長や町議会などローカルと呼ばれる選挙のキャンペーンが解禁され、近所はお祭り騒ぎのような賑(にぎ)やかさが続いている。  賑やかと言えば聞こえがいいかもしれないが、日本だったら完全に苦情レ…

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複数の文化共存するバングラ

首相顧問のリズヴィー教授が講演 タリバンの影響力を排除 イスラム社会だがイスラム国家ではない  来日中のバングラデシュ首相顧問のガウハー・リズヴィー教授は7日、都内で「政府は消えうせるのか―ガバナンスの将来」と題し講演し…

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安倍長期政権を占う3カ月

政治ジャーナリスト 細川 珠生 景気回復と憲法改正を 日本の進路考え参院選に臨め  はや3回目の国政選挙となる参院選挙が3カ月後に迫っている。“3回目の”というのは、安倍政権発足後、国政選挙が3回目であるということだ。 …

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共産の「暴力」で破防法できた 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(7) 国民にもっときちんと説明を 田村 山下書記局長発言は間違い 戦後の暴力革命に関して、政府は3月22日、日本共産党が現在も破壊活動防止法(破防法)の監視対…

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五輪候補の賭博、国民の期待裏切る愚行だ

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン男子シングルスでメダル獲得を期待されていた桃田賢斗選手(NTT東日本)が、所属先の先輩の田児賢一選手らとともに、国内の違法カジノ店で賭博をしていた。  日本を代表するスポーツ選手として…

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独白する俳優・坂上忍のエッセイが面白い、新潮連載の「スジ論」

◆玉石混淆のエッセイ  かつて新聞小説が隆盛だったころ、明日の新聞が待ち遠しくてたまらない、と言う主婦や、新聞購読をやめたくてもやめられない、というせわしない人を結構見掛けた。連載小説を読みたいと新聞購読を申し込む女性の…

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「遅桜一本にして大樹なり」(高浜年尾)。

 「遅桜一本にして大樹なり」(高浜年尾)。東京地方では桜の花びらが落ち、道路や川が覆われ始めている。その光景を見ると、開花までの期待、満開での花見、そして幻想的な落花、川では花筏の中での舟遊びなど、桜でさまざまな楽しみ方…

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トランプ認識は周回遅れでも、彼の提起する問題は無視できない

 1992年の米大統領選予備選の最中、米南部のオクラホマ州の町を訪れ、「日本車たたき」場面に出会った。日本車の「侵略」が、米自動車産業に打撃を与え、日本の政治家の「米労働者は怠け者」発言なども伝わり、日本への怒りがあちこ…

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天皇陛下が種もみまかれる

 天皇陛下は8日午後、皇居内にある生物学研究所脇の苗代で、恒例の稲の種もみまきをされた。カーキ色のジャンパー姿の陛下は苗代にしゃがみ込み、ざるに入ったうるち米のニホンマサリともち米のマンゲツモチの種もみを丁寧にまかれた。…

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