Date archive for 2016

「台風の来るの来ぬのと稲の花」(高浜虚子)…

 「台風の来るの来ぬのと稲の花」(高浜虚子)。そろそろ稲の花が咲く季節。とはいえ、稲の花はそれほど目立たない。  稲というと、季節ごとにその生長ぶりが祭事や神事に関わっている。例えば、早乙女が行う田植えの神事、垂れた稲穂…

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国連での闘い、敵国条項の幽霊退治を

 今年末退任する潘基文・国連事務総長の後任をめぐる争いが、進行している。安全保障理事会が総会に勧告する候補を選ぶため、7月から2回、11人の候補者に対し非公式予備投票を行った。3回目は29日だ。2回とも1位はグテレス前国…

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北ミサイル開発の裏面史

 8月24日、北朝鮮がSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)1発を発射し、約500キロ飛行させて日本の防空識別圏内80キロに着弾させた。狙いは性能向上テストだが、日中韓外相会談と米韓合同軍事演習に合わせたけん制だろう。  S…

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「グアム到達か」前提に議論を 坂井氏

どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(4) 核・ミサイル(上) 韓国民に恐怖与え“南々葛藤” 柳 北朝鮮は長距離弾道ミサイルの弾頭部分に小型化した核を搭載し、米本土を攻撃できる能力を備えつつあるとの見方がある。果たしてその…

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アフリカ会議、日本の強み生かした貢献を

 日本政府主導の第6回アフリカ開発会議(TICAD)首脳会議が、きょうからケニアの首都ナイロビで行われる。今回は初のアフリカ開催である。  安倍晋三首相をはじめ日本とアフリカ諸国の首脳や経営者が集まり、アフリカ開発の課題…

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米副大統領、ギュレン師処遇でトルコに譲歩求める Joe Biden tries to placate Turkey as U.S. shelters coup suspect Fethullah Gulen

 バイデン副大統領は24日、オバマ政権に対するトルコの怒りを静めようと、微妙なタイミングで重要な同盟国トルコを訪問した。先月のクーデター未遂事件に関与したとトルコが非難しているイスラム指導者の即時引き渡しを米国が拒否した…

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都内のターミナル駅周辺などで、スカーフを…

 都内のターミナル駅周辺などで、スカーフを被った女性をよく目にするようになった。インドネシアやマレーシアからの旅行者らしい。経済成長を背景に、これらの国のイスラム教徒の観光客が増加している。  そんな旅行者を見るたびに、…

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イスラム指導者らの責任逃れ

地球だより  エジプトに十数年滞在して、目に余り、怒りさえ覚えることの一つにイスラム指導者の、テロなどイスラムの教理に触発されて起こる事件に対して、一切の責任を持とうとしない怠慢で不誠実な姿勢がある。  ムバラク元大統領…

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SNSの心無い非難にさらされた五輪選手

韓国紙セゲイルボ  「迷惑選手」「他チーム員らに申し訳ないと思え」―。16日、韓国女子バレーボール代表チームがリオ五輪ベスト8戦でオランダに敗北すると、パク・チョンア選手のインスタグラム(写真共有サービス)にはインターネ…

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政権長期化、4代5代世襲も 柳氏

どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(3) 権力の掌握(下) 冷徹な計算で路線ぶれず 坂井 金正恩委員長の統治スタイルは即興的、感情的な面が強いと言われる一方、合理的な判断を下しているとする見方もある。  坂井隆 即興的、…

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日中韓外相会談、対韓関係重視し中国巻き込め

 日中韓外相会談が5年ぶりに日本で開催された。中国、韓国との困難な時期を乗り越え、開催に至ったことをまずは歓迎したい。会談のあった24日、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を日本海で発射した。特に脅威に直面してい…

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故永六輔氏のテレビ批判「日本人を恥知らずにした」

ラジオからの功罪見直し提案  リオ五輪が終わったら、テレビをほとんどつけなくなったという人が多いのではないか。それだけ日本のテレビは見るに値しない番組を垂れ流している。唯一、ワクワクしながら見るのはスポーツ中継ぐらいか。…

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原発事故から5年半の現実、深まる福島への差別

事実が軽視され、風評被害続く  東京電力福島第1原発事故からもうすぐ5年半が経(た)つというのに、福島の住民はいまだに風評被害に苦しんでいる。福島の食材を忌避する消費者は少なくないし、現地でのボランティア活動への誹謗(ひ…

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小池百合子都知事の誕生 女性が政治を動かす時代

世界で女性がトップに  今年7月末、東京都に小池百合子氏による初の女性都知事が誕生、心から応援の拍手を送りたい気持ちだった。  明治以来、日本は近代化に向かって欧米を先進国と見て、生活、経済などの文化を取り入れて近代化し…

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いったんは収まったかと思っていたが、実際は…

 いったんは収まったかと思っていたが、実際はそうではなかった。このほど正式発表されたSMAP解散をめぐる騒動だ。よくある話で、問題の根っこにあるものがキチンと解決されないまま和解を演出すればこういう結果になる。  グルー…

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政治家の口

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  米国の共和党大統領候補ドナルド・トランプは千変万化する口を持っている。関心誘導→攻撃→前言撤回のパターンに従っている。  彼の刺激的な発言は確かに大統領選挙の歴史に一時代を画してい…

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オバマ氏とクリントン氏の政治思想

米紙ワシントン・タイムズ電子版論説エディターモニカ・クローリー氏に聞く  米紙ワシントン・タイムズの電子版論説エディターなどを務める保守派コラムニスト、モニカ・クローリー氏はこのほど、世界日報のインタビューに応じた。クロ…

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「終末思想」で若者引き込むIS

機関誌ダビク通じ世界に発信  過激派組織「イスラム国」(IS)に引き寄せられるように、世界中のイスラム教徒や改宗した若者らが「イスラム国」に「移住」している。その原因の一つにISの「終末思想」があると指摘されている。(カ…

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国家の危機伝えぬマスコミ

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 中国の暴走は三面記事 覇権狙う国家の体質報道を  8月に入り、日本中の関心事はオリンピックとなった。皆が寝る間も惜しんでテレビの前に陣取り、日本人としての自覚に目覚め、国旗が掲揚さ…

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米国の核戦略変化を見極めよ

韓国紙セゲイルボ 「北」抑止へ総合的取り組みを  オバマ米大統領は、これまでタブー視してきた「核先制不使用」政策の採択を考慮しているという。これに敏感に反応した日本が米軍首脳部に、「核先制不使用は北朝鮮の核ミサイル脅威を…

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側近は正恩氏の信任が全て 坂井氏

香港「自治」の行方 識者に聞く(2) 権力の掌握(中) 妹・与正氏、政権唯一の「実勢」 柳 北朝鮮の独裁体制維持に最も重要な役割を果たしている組織・機関は。またその中心的なメンバーは誰か。  柳 幾つか重要な組織・機関が…

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皇太子殿下御一家、那須で御静養

 皇太子殿下御一家は24日午後、静養のため栃木県那須町の那須御用邸付属邸に入られた。皇太子殿下は9月1日まで、雅子さまと長女愛子さまはその後も数日滞在される。  御一家は途中のJR那須塩原駅で、出迎えた人たちに笑顔で手を…

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捕鯨妨害禁止、安全確保の取り組み続けよ

 南極海での調査捕鯨を行う日本鯨類研究所(東京)と共同船舶(同)は、米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)との間で、米連邦地裁での調停により、日本の調査捕鯨船に対する妨害行為を永久に行わないことで合意した。  ただ、合…

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