Date archive for 2014
朝日社長の謝罪、世界の誤解を解く努力を
ずさんな取材、思い込みでねじ曲がったデータ評価の誤りが明らかとなり一転して大誤報となった自社“スクープ記事”が、国内外に多大な悪影響を及ぼし国の声価を貶(おとし)めた責任は極めて重大である。朝日新聞はようやくそのことに…
高橋政代リーダー、「心の叫び」胸に刻み
網膜の再生医療研究を始めて18年、今も眼科医として診察 iPS細胞の臨床研究を率いる理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー(53)は、網膜の再生医療研究を始めて18年になる。「臨床研究は始まりの始まり」。節目ごとに…
小澤征爾さん、小学生に限定したオペラを!
来春京都で、ラベル作曲「こどもと魔法」を公演 世界的指揮者の小澤征爾さん(79)は11日、京都市内で記者会見し、聴衆を小学生に限定したオペラ「こどもと魔法」(ラベル作曲)を来年3月に上演すると発表した。国内で小学生対象…
仁川アジア大会日本選手団の支援拠点を公開
疲労回復機器「クライオセラピー」を初めて導入 19日に開幕する仁川アジア大会で、日本選手団の現地支援拠点となる「マルチサポートハウス」が12日、報道陣に公開された。 選手村から約3キロ離れた仁川市内のホテルの地下1階…
超小型EVを市民の足に、トヨタが仏で実証実験
グルノーブル市で2人乗り「i-ROAD」などカーシェアリング トヨタ自動車は12日、フランス東部のグルノーブル市で10月から3年間にわたり行うカーシェアリングの実証実験の開始式典を開いた。同社が試作した電気自動車(EV…
サミュエル・ジョンソン博士といえば、18世紀…
サミュエル・ジョンソン博士といえば、18世紀に初の本格的な英語辞典を編纂(へんさん)した英国文壇の大御所として知られる。博士はその「燕麦(えんばく)」の項をこう書いた。「イングランドではふつう馬の餌になるが、スコットラ…
再会申請の離散家族45%死亡
韓国紙セゲイルボ 政治に翻弄され度々中断 南北離散家族統合システムによれば、北朝鮮にいる家族との再会を申請した韓国側の離散家族は約12万9000人。この中、既に申請者の45%の約5万7700人が亡くなり、生存者はわずか…
米国で人気の農産物青空市
地球だより 米首都ワシントン郊外の自宅近くの教会駐車場で毎週土曜日に開かれている「ファーマーズ・マーケット(FM)」をのぞいてみた。FMとは、近隣の農家が野菜や果物などを直売する青空市のことで、健康志向や食の安全意識の…
吉田調書、見えぬ原子炉「何もできない」
東京電力福島第1原発事故で、計器機能せず判断困難 東京電力福島第1原発事故では、電源喪失などによって原子炉内の水位や圧力などを監視する計器が機能しなかった。吉田昌郎元所長の調書には、原子炉で何が起きているのか分からない…
吉田沙保里が新階級で完勝、最後はタックル
レスリング世界大会53キロ級決勝で15連覇 日の丸を掲げ、マットを悠々と1周した。吉田が新たな53キロ級で、貫禄を示す世界大会15連覇。「何度取っても気持ちいい」と勝利の余韻に浸った。 マットソンとの決勝。1点リード…
めぐみさん母、横田早紀江さんが新刊を発売
「愛は、あきらめない」、会見で「最も大切なのは愛」 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん失踪当時(13)の母、早紀江さん(78)の新刊が発売され、東京都内で11日、記者会見した。早紀江さんは「長い間語り続けてきたことが、思…
「ジャパンナイト」で「アベノミクス」を発信
中国・天津で、首脳会談へ向けて雰囲気づくりを 中国天津市で開催中の世界経済フォーラム夏季会合(夏季ダボス会議)に合わせて10日夜、「ジャパンナイト(日本の夕べ)」が開催され、甘利明経済再生・経済財政担当相や下村博文文部…
「ロボット革命実現会議」の初会合を開く
政府、市場拡大へ年内に具体策を官民で検討 政府は11日午前、ロボット技術の活用分野を広げるための具体策を官民で検討する「ロボット革命実現会議」(座長・野間口有三菱電機相談役)の初会合を首相官邸で開いた。自動車など製造業…
個展「フィオナ・タン まなざしの詩学」
東京都写真美術館で、ミッドキャリアを概観 東京都写真美術館で「フィオナ・タン まなざしの詩学」が開催されている(9月23日まで)。日本で初めて彼女の作品が展示されたのは1998年だったが、その後、2009年、ヴェネチア…
和包丁の魅力を米国に、鍛冶職人が実演ツアー
包丁に文字を刻む「銘切り」を外交官や米市民らに披露 約700年の伝統を持つ和包丁の魅力を米国で知ってもらおうと、堺市の鍛冶師ら包丁づくりの職人3人が実演のため訪米し、ニューヨークの日本国連大使公邸で10日、レセプション…
第2次安倍改造内閣 長期政権へ足場、順調に始動
老獪な党人事、女性大臣を積極登用 多弱野党の再編進まず 安倍晋三改造内閣は順調に始動している。稲田朋美前行革相率いる政調会には閣僚経験者らベテランを配し、選対委員会には首相や菅義偉官房長官に近い人物を登用…
豪雨災害回避の智恵 「勘」で避難した礼文島民
行政に頼りすぎた現実 先月末、広島県や北海道で相次いで起こった豪雨災害。これから本格的な秋雨の季節を迎えるわけで、まだまだ気の抜けない毎日が続きそうだ。 ところで災害当日、新聞やテレビで刻々と流される被害情報に、多く…
日本食品店のおばさんの「正論」
「ヨーロッパのほうが日本より放射能に汚染されているのにね」 ウィーン市のナッシュマルクトの近くにある日本食品店のおばさんが少し不満顔でいった。 福島第1原発事故以来、日本から仕入れてきた商品はまず、日本で厳重に放射能…
「昔、私の田舎(鳥取県)は裏日本と言われ…
「昔、私の田舎(鳥取県)は裏日本と言われていた」とテレビで石破茂地方創生担当相が語っていた。今では言われなくなったが、30年ほど前まで「裏日本」という呼び名は普通に使われていた。いつごろ、誰が決めたのか、太平洋沿岸が「…
景気下振れ、消費再増税に耐えられるか
4~6月期の国内総生産(GDP)が改定値で下方修正された。速報値後に公表された統計を加えた結果、設備投資や個人消費など多くの項目でマイナス幅が拡大した。 4月の消費税増税後の景気の悪さが改めて示された形で、その後の回…
11月4日米中間選挙、上院主導権の帰趨が焦点
11月4日の米中間選挙まであと3カ月を切った。下院では共和党の過半数支配が継続することはほぼ確実だが、上院の主導権はどう転ぶか分からない。共和党が上院主導権を奪取し、議会上下両院を支配できるかどうかが焦点だ。(ワシント…
北朝鮮の人権問題改善履行体制を急げ
韓国紙セゲイルボ 昨年、国連北朝鮮人権調査委員会(COI)は北の人権実態に関し、広範囲な現場調査を実施した。今年3月、国連人権理事会で北朝鮮人権決議が採択され、関連した勧告が発表された。 発表当時、韓国メディアも主要…
錦織を破った男の「もう一つの奇跡」
テニスの全米オープン大会でクロアチアのマリン・チリッチ選手(25)が錦織圭選手(24)を破り、4大大会初優勝した。チリッチ選手は優勝した瞬間、「自分が勝ったとはどうしても信じられなかった。まさに、奇跡だ」と興奮して語っ…