Date archive for 10月, 2013

近年、世界各地で締結されている自由貿易協定は、…

 近年、世界各地で締結されている自由貿易協定(FTA)は、同一の経済秩序の下での“有志連合”を形成する2国間以上の国際協定だ。  先日、欧州連合(EU)とカナダのFTA交渉が大筋合意に達した。EUが主要先進国と締結するの…

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風船で「ベルリンの壁」再現

 【ベルリン時事】東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が1989年に崩壊してから25年を迎える2014年11月に、1万個近い白い風船を並べて壁を再現する計画が進んでいる。  風船は壁が崩壊した11月9日に合わせ、ブランデ…

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多発する未成年ルーマニア人の犯罪 フランスから

地球だより  パリに観光に訪れたことのある人なら、地下鉄などでフランス人とは思えない少年少女らがスリやひったくりをしている光景を見掛けた人もいるだろう。いや、実際に彼らの被害に遭った日本人観光客も少なくない。  彼らは数…

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「レッドスキンズ」は差別語か

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 大切なのは良識と善意 時間とともに変化する言葉  ワシントン・レッドスキンズについて。  微妙な人種問題に関してスポーツキャスターの講義を受けさせらせるのはごめんだ。チーム名の…

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竹富町は採択協議会に従えと文科相が是正要求

 沖縄県八重山地区(石垣市、竹富町、与那国町)の竹富町が、採択地区協議会で決まった育鵬社の中学公民教科書でなく、東京書籍の教科書を使い続けている問題で、下村博文文部科学相は、県教育委員会が竹富町に対し地方自治法に基づく是…

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10月の3連休初日の東京は…

 10月の3連休初日(12日)の東京は季節外れの暑さで、前日の98年ぶりに塗り替えた観測史上最も遅い真夏日(最高気温30度以上)記録をさらに更新した。4年続きの記録的な猛暑となった今夏の勢いは、朝晩は涼しく感じるような晩…

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「赤いナポレオン」ザップ将軍

元駐ベトナム特命全権大使 服部 則夫 ベトナム国葬に長蛇の列裏側に政治腐敗への批判も  10月4日「赤いナポレオン」ボー・グエン・ザップ将軍が亡くなった。102歳の長寿を全うしたが、その人生はまさに近代ベトナムの歴史その…

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秘密保護法案だけでなくスパイ罪やテロ防止の共謀罪を説いた産経

◆国益人権損なう反対  特定秘密保護法案は「知る権利」や「取材の自由」に配慮する条項を盛り込むことで自民、公明両党が合意し、近く国会に上程されそうだ。  来年1月に発足を目指すNSC(国家安全保障会議)は同盟国との情報交…

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北海道の歴史と文化を知るほっかいどう学(歴史・文化)を学ぶ会幹事長 井上和男氏に聞く

“学び”から交流の楽しさ実感  生涯学習という言葉が使われて久しい。生涯かけて主体的に学習活動を続けていくことだが、行政も積極的に支援体制を構築している。そうした中で、北海道の歴史と文化を改めて勉強する市民団体がある。「…

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中国のASEAN分断外交 タイから

地球だより  中国の李克強首相は今月中旬、ブルネイで開催された東アジア・サミットに出席後、ベトナムやタイを訪問した。また習近平国家主席も今月初旬、初めてインドネシアとマレーシアを訪問し、協力関係強化で合意した。アジア回帰…

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深刻!保育士不足

 待機児童解消に向けて、自治体では保育施設の拡充などが議論されているが、それに対して保育の質の低下を懸念する声が強まっている。特に問題になっているのが保育士の不足だ。  厚生労働省の調査によると、保育士の有効求人倍率は今…

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10代の性交渉は危険 東京医療保健大学非常勤講師木村好秀医師に聞く

 4月からの予防接種法改正で、小学校6年生から高校1年生までの女子の子宮頸がんワクチン(3回接種、約5万円)の無料接種を可能にしたが、重篤な副反応が後を絶たない。子宮頸がん発症が性交渉と関連するため、ティーンエイジャーの…

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新極東発展相の任命で日本は対露戦略を練り直せ

 我が国と関係の深かったビクトル・イシャエフ氏が、8月末に極東連邦管区大統領全権代表と極東発展相の職務を解任された。後任大臣にはロシアの新しい世代を代表する若手実業家兼コンサルタントのアレクサンドル・ガルシカ氏が任命され…

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米民主党支持するユダヤ人

獨協大学教授 佐藤 唯行 主要理由に職業的利害所得移転政策も「やむなし」  古い世代の在米ユダヤ人家庭には「共和党には投票しない」という家訓があった。その昔、差別された移民であったユダヤ人にとり、「移民、マイノリティーの…

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編集長が非正規の女性契約記者を弄ぶ朝日社内で続く人権侵害問題

◆サンデー毎日が取材  週刊朝日の編集長が懲戒解雇された。「重大な就業規則違反」だという。昨年、「ハシシタ」の見出しで橋下徹大阪市長の出自を扱って、「差別」「人権蹂躙」「名誉毀損」などが問われ、編集長が交代したばかりだっ…

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1957年建造の砂防会館の建物の前に…

 1957年建造の砂防会館(東京都千代田区平河町)の建物の前に脚絆をつけた紳士の銅像が立っている。土砂災害を防止する「砂防」事業に尽力した赤木正雄翁(1887~1972)だ  わが国は明治以降、主に堤防設置によって河川の…

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臨時国会、本格論戦 与野党ともやる気十分

 いまの日本の総理大臣の権限は非常に強大で何でもできる立場にある。しかしその強力首相がその権限をやたらに振り回すことはほとんどない。  その権限を静かに抱いたままダマって立っている。無言の権力者も怖い存在だ。解散権を握っ…

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米国はデフォルト回避で同盟国の不信招くな

 米国でデフォルト(債務不履行)を回避するために債務上限を引き上げるとともに、政府機関再開に向けて暫定予算を盛り込んだ法案が成立した。これによって2週間ぶりに行政サービスが正常化された。 大統領が国際会議欠席  ルー米財…

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首相の消費増税表明に喝采する産経と日経、「やむを得ぬ」朝日、読売

◆景気への影響を懸念  来年4月の消費増税(税率5%から8%へ)が正式に決まった。4~6月期の国内総生産(GDP)改定値や9月調査の日銀短観などの「良い」結果を受けての安倍晋三首相の決断である。  1日の決定から既に20…

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「肌寒も残る暑さも身一つ」(高浜虚子)。…

 英国は経験論哲学の生まれた国として知られる。フランシス・ベーコンがその祖といわれる。これは哲学の入門書に書いてある通りだが、その経験主義の伝統は現代の英国にも生きている  卑近な例だが、それを一番感じるのは、横断歩道で…

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スルコフ前露副首相の復活

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 在野5ヵ月で補佐官に隅に置けないチェチェン通  プーチン第3期政権の1年が過ぎた今年5月、クレムリン内外に激震が走ったことは記憶に新しい。メドベージェフ内閣の主要閣僚、ウラジスラフ・スル…

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Russia to test new missile ロシアが新型ミサイル試射へ

Russia to test new missile Russia will test launch a controversial missile over the next several weeks that U….

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