電磁攻撃に弱い米国の送電網
ビル・ガーツ 2019/5/06 コラム|写真|ワシントン発 ビル・ガーツの眼|北米・中南米 [会員向け]
米空軍のクワスト教育・訓練軍司令官(中将)は空軍が開催した電磁パルス(EMP)の脅威に関する専門家会合で、米国の電力網は、中国、ロシアからの核爆発によるEMPや戦術的電磁兵器の攻撃、磁気嵐に対して脆弱(ぜいじゃく)であり、全米が停電に見舞われる可能性があると警告した。
クワスト氏は会議中、電話インタビューに応え、「米国民は西側文明が電気と情報の上に成り立っていることを知るべきだ」と指摘、「スマートフォンや携帯電話、送電網、電気、情報は、経済の発展や活力のための魔法のソースのようなものだ」と電力・通信網の重要性を強調した。
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