イスラエル軍がガザに空爆続行


パレスチナ人11人死亡

 イスラエル軍は5日、パレスチナ自治区ガザへの空爆を続行し、イスラム根本主義組織ハマスの軍事施設など220カ所以上を標的に攻撃を行ったと発表した。ガザの保健省などによると、空爆で少なくともパレスチナ人11人が死亡、数十人が負傷した。

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5日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、イスラエル軍の空爆により破壊された建物のがれきに乗るパレスチナ人少女(AFP時事)

 軍報道官によると、4日から5日朝にかけて、ガザからイスラエル南部地域に向けて約450発のロケット弾が発射され、対空防衛システム「アイアンドーム」が150発以上を迎撃。一部が住宅地を直撃し、イスラエル人1人が死亡、数十人が負傷した。

 ロケット弾によりイスラエルの民間人が犠牲者となったのは2014年のガザ紛争以来初めて。

(エルサレム 森田貴裕)