北米・中南米
国務省、ロシア訪問を控えるよう国民に警告 State Department warns Americans against visiting Russia
国務省は、内乱やテロに巻き込まれたり、米国人を狙った迷惑行為の標的になったりする危険があるとして、国民にロシアを訪問しないよう勧告した。 国務省は10日、海外安全情報で「テロ、迷惑行為などの危険があるためロシアへの渡…
ワシントンの通り名変更にロシア反発 Russians angry over naming of street for slain Putin critic
ワシントン市議会で、ロシア大使館前の通りの名称を、2015年に暗殺されたプーチン・ロシア大統領の政敵の名前に変更する法案が採択され、ロシアが強く反発している。 市議会によると、ウィスコンシン通りのロシア大使館前の部分…
コロンビア政府、対ゲリラ和平交渉を中断
軍施設攻撃受け コロンビアのサントス大統領は10日、左翼武装ゲリラ組織・民族解放軍(ELN)が同日未明、同国北東部アラウカ県の石油パイプラインや軍施設などを攻撃したことを受け、和平交渉を中断することを発表した。 EL…
米大統領、南北関係「数ヵ月注視」
平昌五輪、ペンス氏が出席 トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスで開いた閣議の冒頭で、9日に行われた韓国と北朝鮮の南北閣僚級会談について「我が国だけでなく、世界にとって成功につながることがよい。これから数週間、数カ月…
米政権ロシア疑惑の行方
ロシア研究家 乾 一宇 SNS駆使の実態判明 外国の代理人指定で米露応酬 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)はネット上で社会的なつながりを持つことができるサービスで、フェイスブックやユーチューブ、インスタ…
極めて危険な幕引きとなった旧年 A deadly end to the old year
悪党がいない世界では、過ぎ去る年は、子羊のようにおとなしく、遮るものといえば、偶発的な事件とか失望感だけで、消えていく。極めて特定な種類に属する厳粛な警告のように、2017年の最後の日は暴力、悲しみ、そして警報で終わっ…
「汚泥を一掃」する人材探しに苦戦するトランプ氏 Trump struggling to find staffers willing to ‘drain the swamp’
汚泥のようなワシントンの官僚機構を一掃するのは容易ではない。トランプ大統領も政府をつくり直すために、ビジョンを共有する人材で政権の政治任用職を埋めることに依然苦労している。 12月中旬の時点で、トランプ氏が政権のさま…
フジモリ元大統領が退院
12年ぶりに自由の身に 南米ペルーからの報道によると、フジモリ元大統領(79)が4日夜、首都リマ市内の病院を退院した。フジモリ氏は、在任中に関与したとされる人権侵害の罪で禁錮25年の刑に服していたが、昨年12月24日に…
イランの支援受ける民兵組織が連合形成 Iran-backed militias form coalition
イラクの有力イラン系民兵組織の指導者らが結束し、シーア派政治運動を形成しようとしている。5月の議会選でアバディ首相率いる現与党に取って代わることが目的だ。 ムジャヒディン連合と名付けられたこの新会派には、バドル機関、…
南半球の年越しに思う
地球だより ブラジルに住んでみて面食らうことの一つに年末年始の感覚がある。日本であれば、忘年会や仕事納め、大掃除や年越しそば、紅白歌合戦に除夜の鐘、加えて年始の初詣など、一年の終わりを総括し、新たな年を心機一転して迎え…
イラン核合意で前米政権に疑惑浮上
ヒズボラ麻薬取引の捜査妨害か 司法長官が調査を指示 イランとの核合意(2015年7月調印)を結んだオバマ前米政権が、同国との交渉の過程で、麻薬取締局(DEA)によるイラン系シーア派武装組織ヒズボラに対する捜査を妨害して…
トランプ氏「核ボタン、私の方が強力」
国務省報道官、米韓へのくさび警戒 トランプ米大統領は2日、ツイッターで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が新年の辞で「核のボタンが机の上にいつもある」と主張したことに対し、「私にも核のボタンがあるが、彼のものよりずっと大…
米、アジアへの軍事関与強化
前米海軍制服トップ、本紙に語る 2015年9月まで米海軍制服組トップの作戦部長を務めたジョナサン・グリナート氏はこのほど、世界日報とのインタビューに応じた。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮や覇権主義的な動きを隠そうとしな…
「片膝つき」のジェスチャーが遺したもの Legacy of the ‘Kneelers’
(試合前の)国歌斉唱中に起立を拒否して、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の名前を傷つけた、かつて、サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクオーターバックだったコリン・キャパニックは、多分、一休みしているだけ…
トランプ大統領の政策の謎
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 前任者の政策まず廃棄 支持者の満足最優先で行動 日本は戦後、アメリカのリーダーシップの下、構築された自由・民主主義・市場経済にのっとった国際秩序の枠組みの恩…
プーチン氏、ロシア大統領選への介入を懸念 Putin warns of companies using social media to meddle in Russian presidential race
ロシアのプーチン大統領は、2018年の大統領選へのソーシャルメディアの影響を懸念している。一方でロシア政府は依然、フェイスブック、ツイッターなどを使って昨年の米大統領選に介入したとして非難を受けている。 プーチン氏は…
中露との戦争で敗北も 米シンクタンク
米シンクタンク、ランド研究所は最新の研究報告で、米軍は組織化が不十分で、中国、ロシアなどの国家からの脅威、長期化するイスラム過激派との戦争に対応できないと指摘。軍事的脅威に対抗するために構造改革を行い、作戦を練り直すべ…
減税の公約を守った ‘We got it down’
トランプ大統領は水曜日(20日)遅く、承認勝利というめったにない瞬間に浸っていた。クリスマスの前にやって来るだろうと約束した「大型の、素晴らしい減税」法制定の約束を、彼がついに、果たしたからである。 いわゆる「抵抗勢…
失われた大統領の道徳的権威
米コラムニスト マイケル・ガーソン 見るべき実績のない1年 蔑ろにされる真実 このところペンス副大統領の閣議でのへつらうような態度が目立つ。「1年を通してこの国を復活させるための政治課題に理解を示していただいたことに感…
「聖誕」の奇跡“信じる”減少
米調査、宗教的な傾向弱まる 米国人の過半数は、イエス・キリストの「聖誕」にまつわる逸話を事実だと思っているが、その数は減少していることが、米調査機関ピュー・リサーチ・センターのクリスマスに関する調査で明らかになった。 …
「社会の分断」助長する報道
「多様性の尊重」を説きながら、自らの考えに沿わない主張や保守派の価値観に対しては、レッテル貼りして非難する――。米リベラルメディアには、こうした批判が根強くある。 保守系雑誌「ニュー・アメリカン」のウィリアム・ジャス…
トランプ政権、戦場での権限を強化
トランプ政権は、戦場の軍指揮官らの権限を強化する新政策を、就任1年目の重要実績の一つと考えている。米政府高官は「大統領の最大の実績は、軍に戦わせるようにしたことだ」と指摘。「武力の行使には多くの制限があり、さまざまな面…
新聞以上に偏向著しいTV
トランプVSリベラル・メディア(4) 日本のテレビは放送法によって「政治的公平」や「意見が対立している問題は多くの角度から報じる」ことが義務付けられている。これに違反すると、放送免許取り消し処分が検討されることもある。…