北米・中南米
弾劾を利用する政治は危険だ Perilous politics of impeachment
水曜日に公表されたトランプ大統領のウクライナのウォロドミル・ゼレンスキー大統領との通話記録は、それが公表される前に湧き上がったヒステリー状態を完全には支持するものではない。軍事支援の見返りの話はなく、司法省は、通話の中…
民主の主張は証拠不足
アメリカ保守論壇 M・ティーセン ウクライナへの圧力なし トランプ氏の通話記録公表 民主党が、トランプ大統領は「ロシアのために働いていた」と訴えていた時のことを思い出してほしい。最終的には、モラー特別検察官が「トランプ…
ボルトン後のアメリカ外交
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 抑止と均衡の重り失う 大統領の再選のための政策に ジョン・ボルトン米国家安全保障担当補佐官がホワイトハウスを去った。問題国の政権交代のためには軍事力使用も躊躇(…
米企業買収でバイデン氏息子に疑惑
中国国有企業が関与 バイデン前副大統領の息子ハンター氏が、中国国有企業、中国航空工業集団(AVIC)と共同で行った米自動車部品大手ヘニゲス・オートモーティブ買収に疑惑の目が向けられている。ヘニゲスは、軍事転用可能な防振…
フェンタニル取り締まりの約束に違反する中国 Chinese renege on fentanyl crackdown
危険な麻薬フェンタニルの中国から米国への流入が急増している。トランプ米大統領が中国に貿易戦争を仕掛け、習近平国家主席がその不法取引を取り締まると約束したにもかかわらずだ。 米税関・国境警備局(CBP)の捜査官は今年、…
アーリントン墓地で埋葬基準を厳格化か Stricter eligibility proposed for Arlington National Cemetery
陸軍は、米国人の英雄を、今後も150年間にわたってアーリントン国立墓地に埋葬できるようにするための措置を講じる。軍の墓地への埋葬の適格性の基準を厳格化する。 ライアン・マッカーシー陸軍次官は25日、書面で「アーリント…
米政権、通話記録「隠蔽」か
ウクライナ疑惑 告発文書が公表 トランプ米大統領が民主党のバイデン前副大統領に関する捜査を求め、ウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけたとされる問題で、疑惑の発端となった内部告発文書が26日、公表された。トランプ氏…
「地理と歴史変える」日韓トンネル 米投資家 ジム・ロジャーズ氏
インタビューfocus 「世界三大投資家」の一人と称されるジム・ロジャーズ氏がこのほど、世界日報のインタビューに応じた。ロジャーズ氏は、九州北部と韓国南部を海底トンネルで連結する日韓トンネル構想について、日本に大きな利…
特別な車両のマナー
地球だより 先日、家族4人で、ニューヨークから首都ワシントンまで長距離列車アムトラックに乗った時のことだった。乗車後間もなくチケットのチェックにやって来た乗務員は、生後5カ月だった筆者の娘を見つつ、「泣き声を出さないよ…
乱開発続く南米の森林
アマゾン熱帯雨林を中心に南米で発生している大規模な森林火災は、国際社会が環境保護に注目する大きなきっかけとなった。南米での違法伐採・開発の現場は想像以上に深刻で、森林の崩壊を止めるためには資金供与にとどまらない、具体的…
FBI ビザ不正取得関与の中国団体代表逮捕
技術窃取「新たな事例」に 米連邦捜査局(FBI)は今月中旬、米国でハイテク技術専門家らをリクルートし、技術を違法に入手するための中国政府の計画に関与したとして、中国国際人材交流協会ニューヨーク事務所(CAIEP-NY)…
憎悪犯罪に対する偏見 The bias of hate crimes
ワシントンD.C.全区選挙区選出の連邦下院議員、エレノア・ホルムズ・ノートン女史は、ワシントンD.C.の連邦検察官側の、いわゆる「憎悪犯罪」に対する関心の欠如、追及の不足と彼女が主張している事態に不安を感じている。 …
カバノー判事弾劾は敗北への道
アメリカ保守論壇 M・ティーセン わいせつ行為疑惑が再燃 民主、上院選で議席喪失 カバノー最高裁判事に対する中傷が再燃しているが、これは民主党にとってやっかいな問題だ。誰もがそれを知っているが、大統領候補者らはそれに気…
アリゾナ州最高裁、同性結婚式めぐる争いで企業の訴え認める判決 Arizona Supreme Court rules in favor of business in same-sex wedding dispute
アリゾナ州最高裁は16日、州が2人のアーティストに同性結婚式の特注招待状の制作を強制することはできないとの判決を下した。強制は2人の憲法上の権利に反するとの見解を示した。 同州最高裁は4対3で下した判決で、特注結婚式…
ネット通じ連携強める白人至上主義者 White supremacists connecting, recruiting through digital platforms
白人至上主義者によるテロが、国際的な脅威になっている。欧米の民族主義者らがインターネットでつながりを強め、憎悪のイデオロギーをアピールしているからだ。専門家グループが18日、二つの議会委員会で証言した。 反白人至上主…
中国、新型の超音速無人機を公開
既に実戦配備か米防空網を突破 無人機の開発を急速に進めている中国軍が、最新兵器の一つ、超音速偵察無人機を公開した。 敵国の防空網を突破するための兵器であり、専門家らは、中国の「接近阻止・領域拒否(A2AD)」戦略の一…
米政権 新安保補佐官にオブライエン氏
ポンぺオ氏の影響力拡大 トランプ米大統領は18日、解任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任として、国務省のロバート・オブライエン人質問題担当特使を任命すると発表した。元弁護士で政治経験が限定的な同氏の就…
米大統領 48時間以内にイラン制裁
軍事作戦には慎重姿勢 トランプ米大統領は18日、サウジアラビアの石油関連施設への攻撃にイランが関与したとみて、新たな制裁措置を「48時間以内に発表する」と表明した。具体的な措置については言及しなかったが「非常に厳しい制…
ボルトン氏解任で米外交に変化も
国際社会に懸念広がる 対外強硬派とされたボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が解任された。理由は、対北朝鮮や対タリバン、対イラン、対ベネズエラなどをめぐるトランプ米大統領との確執とされるものの、ボルトン氏が政権中…
米大統領、早期の訪朝を否定
「まだ道のり長い」 トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスで記者団に北朝鮮を訪問する可能性について「われわれは用意ができているとは思わない」と述べ、早期の訪問を否定した。金正恩朝鮮労働党委員長が8月にトランプ氏に書簡…
米保守派 トランプ氏の対中強硬姿勢評価
政権は香港デモ支持を 米保守派活動家らが、香港の民主化デモへの関与を強めている。米国の保守系団体「全米保守連合(ACU)」は、米中貿易戦争に対するトランプ大統領の強硬姿勢が民主化デモを後押ししていると主張、中国が武力に…
恥ずべき米へのタリバン招待
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 同時テロ犠牲者への侮辱 直前に会合キャンセル 2011年にオバマ大統領は、イラクから全米軍を撤収させ、過激派組織「イスラム国(IS)」の台頭を許したが、IS幹部らをキャンプデービッドに…
米国の歴史教科書は民主党に好意的 U.S. history textbook found to favor Democrats
米国で最も人気のある歴史教科書は、20世紀の保守派の象徴的人物たちの威信を傷つけ、民主党の大統領を「超人の地位」にまで引き上げ、反トランプに偏っている――。元教育省高官がまとめた報告書で、こんな実態が明らかになった。 …