国際
犬を飼う人、食べる人
地球だより ベトナムには犬を食べる文化が残っている。首都ハノイには、犬肉を販売したり食べたりする店舗が並ぶ通りもある。昔から、精力がつくとか悪運を取り除くとして珍重され、旧暦の月末に食べる習慣が残っているのだ。多分、犬…
比国家警察長官が辞任
上院調査で汚職疑惑が浮上 フィリピンで警官による違法薬物の横流しをめぐり、関与疑惑が浮上していたアルバヤルデ国家警察長官が辞任した。違法薬物の取り締まりで、先導役を果たしていたアルバヤルデ氏の疑惑を受けての辞任は、ドゥ…
米、トルコへの制裁解除
「恒久的な停戦」の順守求める トランプ米大統領は23日、ホワイトハウスで演説し、トルコがシリア北部のクルド人勢力への軍事作戦について恒久的な停戦を通知してきたとして、トルコに対する経済制裁を解除すると発表した。一方、トル…
権力者の驕慢
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 白馬にまたがった金正恩朝鮮労働党委員長の姿を見て、ふっと脳裏をかすめた単語が権力者の驕慢(きょうまん)だった。驕慢の驕は馬と高いことを意味する喬からできている。馬に乗った高い位置か…
故人を偲ぶかたち
地球だより 先日、近隣にある墓地を見る機会があった。映画など映像を通してしか見たことがなかったが、米国の墓地を実際に目の前にすると印象深いものがある。 米国では墓石に、好きに言葉を書き込むことが可能で、聖句や詩の一節…
ブラジル海岸に大量の原油漂着
観光・希少生物へ影響拡大 ブラジル北東部の海岸に広範囲にわたって原因不明の原油漂着が続き、環境問題になっている。数千人のボランティアや軍関係者らが除去に当たっているが、すでに原油を飲み込んだウミガメの死亡が確認されるな…
「米中日」構図における韓国の活路
韓国紙セゲイルボ 新しい思考で突破すべきだ 米国と中国、中国と日本の競争の構図が深まり、東アジア地域の秩序は不安定な姿を見せている。中国が米中覇権競争で代弁される世界秩序下の現状維持勢力として、そして中日覇権競争によっ…
露トルコ合意、クルド人の安全に責任を
ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がロシア南部のソチで会談し、トルコ軍のシリア北部への越境軍事作戦の原因となった米軍撤収後のクルド人勢力支配地域への対応について協議し、国境地帯からのクルド人勢力の撤退など…
司法長官、不寛容な世俗主義者を批判 Barr takes issue with intolerant secularism
ウィリアム・バー司法長官は先週末、嵐を巻き起こした――当たり前のことを述べたのであるが。インディアナ州サウスベンドのノートルダム大学で土曜日に行ったスピーチの中で、長官は、高まりつつある「過激な世俗主義」が、全米の宗教…
在仏クルド人、トルコのシリア北東部攻撃に抗議
トルコ軍がシリア北部に侵攻し、民間人を含むクルド人の犠牲が出ている問題を受け、在仏クルド人らが抗議の声を上げている。同時にシリアのクルド勢力支配下で収監されていたイスラム過激派(IS)の元戦闘員らが逃走しているため、彼…
孤独という病
地球だより ドイツ週刊誌シュピーゲルに「ドイツも孤独で苦しむ国民が増えてきている。孤独対策の担当省を設置すれば」という趣旨の小記事が掲載されていた。「孤独対策省」の新設という発想はこれが初めてではない。メイ前英首相は昨…
8月の事故でロシア、原子力ミサイル爆発を隠蔽
1年以上前に発射実験に失敗 ロシア北部の白海で8月に起きた原子炉爆発事故は、1年以上前に発射実験失敗で海底に沈んだ原子力推進式巡航ミサイル「スカイフォール」の引き揚げ中に起きたものだった。米国務省高官が明らかにした。 …
ボリビア大統領選挙 反米左派モラレス氏の過半数獲得はならず
12月に決選投票 南米ボリビアで20日、現職の反米左派エボ・モラレス大統領(59)の任期満了に伴う大統領選挙が実施された。即日開票の結果、選挙は4選を目指すモラレス氏と中道のカルロス・メサ元大統領(66)による決選投票…
ウォーレン氏は米経済に脅威
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 「大構造改革」呼び掛け 大多数が「景気は好調」 民主党の大統領候補選びに立候補しているエリザベス・ウォーレン上院議員は現在、三つの世論調査でトップに立ち、すぐにでもジョー・バイデン前副…
核兵器用フロッピー廃止 米空軍
1970年代から使用 米軍は17日、核兵器発射に関する情報のやり取りに使用してきた8インチ・フロッピーディスクを廃止した。1970年代から使用されている技術で、「安全性が高い」(ジェーソン・ロッシ空軍中佐)システムとし…
米海兵隊が新方針、対艦ミサイルで海軍を支援
ニュースクローズアップ 中国の「接近拒否」戦略に対抗 米軍の展開を阻む中国の「接近阻止・領域拒否(A2AD)」戦略に対応するため、米海兵隊は新たな役割を果たす方針だ。テロ対策に重点を置いていたこれまでの体制を見直し、長…
トランプ陣営、弾劾で再選支援するボランティアが増加 Trump campaign says impeachment is spurring more volunteers to help in reelection
トランプ陣営の関係者は15日、民主党の弾劾の取り組みにより、再選を目指すトランプ氏の選挙運動に加わるボランティアが増えていることを明らかにした。 選対関係者によると、先月、インターネット献金が急増しただけでなく、全米…
米特別代表「シリア撤収でイランが勢力を増すことはない」 Iran envoy Brian Hook says Syria troop pullout will not empower Tehran
トランプ大統領のシリア北部からの米軍撤収決定で、イランへの最大限の圧力が弱まることはない―国務省の特使が16日、上院委員会でイランとの対立に関してこう証言した。 イランは、シリアのアサド大統領を軍事的に支援してきた。…
米のシリア撤退、支持の専門家も
トランプ米大統領のシリア撤退が強い逆風にさらされる中、ハーバード大学のスティーブン・ウォルト教授ら「現実主義」外交支持者は、米国がシリアへの関与を弱め、地域内の各国・勢力に事態の収拾を任せる「現実的」な政策へ転換したこ…
ウイグル族弾圧、改善なければ一層の圧力を
米政府内ではこのところ、中国の人権問題への発言と対応が目に付く。 中国のウイグル族弾圧を批判するポンペオ国務長官の発言はその一つだ。 米が弾圧根拠に対中制裁 ポンペオ氏は南部テネシー州ナッシュビルで行った講演の中で…
北海道開拓精神で南米へ
環境・食糧・教育問題解決のモデルに パラグアイ南北米福地開発財団理事長 中田 実氏に聞く アマゾン川流域の乱開発やCO2(二酸化炭素)排出などによる地球温暖化で世界的な気候変動が問題になっている。急激な人口増加は食糧難…
高官が通勤地獄にチャレンジ
地球だより マニラ首都圏では高架鉄道の一部区間が送電施設の火災で運転中止となり、交通渋滞がさらに深刻化している。通勤者の危機的状況を訴える市民団体と、それを否定する政府高官の論争は「通勤チャレンジ」へと発展した。 渋…
中国で米国人2人拘束、報復か
2人の米国人が中国で拘束された。米ニューヨークでビザ不正取得容疑で中国人政府職員、柳忠三容疑者が逮捕されたことへの報復とみられている。 米国務省当局者は「江蘇省で米国市民2人が拘束されていることを把握している。省政府…