アジア・オセアニア
タイのレトロ風ゲーセン
地球だより タイ観光のメッカといえばサマセット・モームや三島由紀夫ら文豪が泊まったメナム川沿いのマンダリンホテルやその対岸にある「暁の寺」などだが、サブカルチャーも結構、楽しい。 タイ観光で穴場的な興味を引くのがゲー…
マニラ首都圏でサンダル工場が爆発炎上
溶接作業の火花が化学薬品に引火か マニラ首都圏で履物を製造していた工場で13日、施設を全焼する火災があり、これまでに72人の死者が確認された。ここまで犠牲者が膨らんだ背景には、防災設備の不備や構造的な欠陥など、工場の労…
137人のチベット人が焼身自殺した
チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の個人秘書を長く務めた後、亡命政府の対中国政府との対話担当官に就任した Kelsan Gyaltsen 氏はこのほどオーストリアのカトリック教会系隔週刊誌「フルへェ」との単独…
在東京タイ大使館が日本旅行マナー10ヵ条
地球だより ビザ免除で日本旅行を楽しむタイ人が急増している。 そうしたタイ人のマナー教育のため、在東京タイ大使館がフェイスブックで日本を旅行する際のマナー10カ条を掲載した。 10カ条の内容は①エスカレーターに乗る…
悲惨なフィリピンの鉄道事情
地球だより 先日、国鉄の列車が脱線して、先頭車両がほとんど横転に近い状態になる大きな事故があった。現地のニュースによると、少なくとも80人が負傷したという。 脱線の原因は線路の不具合とみられているが、その不具合の原因…
憲法草案に批判噴出 岐路に立つタイ政治
タイの憲法起草委員会が新憲法制定のたたき台としてまとめた憲法草案が議論を呼んでいる。先月26日まで憲法草案を俎上(そじょう)に載せた1週間の集中審議を行った国家改革評議会(NRC)では、新しい選挙制度や首相の選任方法な…
中国にへつらう国益毀損者
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 拡張主義の片棒担ぐな 冷静な分析がいるAIIB 日本には中国共産党の権力者と会うことに熱心で、神仏を拝むくらい御利益があると信じている人たちがいる。村山談話、小泉談話を繰り返すこ…
ポイ捨て手榴弾
地球だより 一度(ひとたび)、海外に出ると日常的に銃器と接する機会が増える。バンコクでは金のアクセサリーなどを販売している宝飾店前には必ずと言っていいほどライフルを手にしたガードマンが警備している。 スリランカのコロ…
中国の南シナ海での埋め立て アキノ比大統領が強い危機感
米軍との大規模演習で牽制 「行動規範」の策定提唱へ 複数の国が領有権を主張する南シナ海で、中国が大規模な埋め立て工事を行い、滑走路などの軍事施設を建設する動きを加速させており、フィリピン政府が強い懸念を表明している。フ…
運河で釣り三昧
地球だより ベトナムの商都ホーチミン市内を流れる運河での釣りは基本的に禁止されている。だから運河のあちこちに釣り禁止の看板がある。 だが警察が取り締まりのパトロールをしたり、罰金徴収を科すことがないため、市民は釣り禁…
中国側が“爆買い”防止へ香港に入境制限
選挙改革案の立法会通過工作も 中国本土からの買い物客が日用品を大量に買い占めたり、道路をふさぐマナー違反を繰り返していることに対する抗議活動が香港で激化し、中国側が観光客数の抑制策を始めた。反中感情から香港独立論まで論…
ウズベキスタンの対日理解
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 貢献する民間人の存在 田中哲二、加藤九祚の両氏 中央アジアのウズベキスタン(ウ国)で3月29日に大統領選挙(任期5年)が行われ、現職のイスラム・カリモフ大統領が圧倒的な信任を得て4選を果た…
中国首相の「先達の罪」発言から学ぶ
共同通信は14日、北京発で以下の記事を発信してきた。 「中国の李克強首相は14日、北京の人民大会堂で河野洋平元衆院議長が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団と会談し、歴史問題に関して『指導者は先達の罪も背負うべき…
教育水準が寿命を決定?
地球だより 金持ちは長生きし、貧しい人は短命……一般的にそのように考えられているが、「金」の有無が寿命の決定的な要因ではなく、教育水準こそがその人の寿命の長短を決定するという興味深い統計がこのほど公表された。 オース…
フィリピンで日本が人気旅行先に
地球だより フィリピンで身近な海外旅行先として、日本が注目されているようだ。現地メディアは、片道約4時間という近さに加え、格安航空券の普及や円安による恩恵が影響していると分析している。 フィリピンでは4月上旬にホーリ…
日暮れて道遠いミャンマーの改憲
大統領目指すスー・チー氏 最大の障害は資格規定 ミャンマーのテイン・セイン大統領は10日、首都ネピドーの大統領官邸で、最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首らと憲法改正問題など協議した。同協議に…
ジャックフルーツ
地球だより タイの4月は、日本でいえば8月に相当する真夏の盛りだ。この季節は果物が豊富に出回り、フルーツ天国と化す。 果物の王様ドリアンや、果物の女王マンゴスチンもどっさり市場に出回る。匂いも味も濃厚さが売りのドリア…
比大統領、レームダック化の懸念
就任以来、高い支持率を維持してきたアキノ大統領だが、警官44人が犠牲となったテロリスト追跡作戦におけるイスラム勢力との戦闘をめぐり、国民の支持率が急落。上院を中心に国会議員からの批判も高まるなど、政治的な混乱に見舞われ…
リー・クアンユー氏に思う
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 小さくとも輝く国造り 日本はシンガポールに学べ 3月23日、シンガポールのリー・クアンユー元首相が91歳で他界したという悲しいニュースに接した。シンガポールは1965年8月にマラ…
寝釈迦の足の裏
地球だより タイ観光客が必ずといっていいほど訪れるのは、メナム川沿いの暁の寺とワット・ポーだ。 アユタヤ時代からの古刹ワット・ポーは、菩提樹の寺の意味だ。全長46㍍の黄金色に輝く涅槃(ねはん)仏は必見だが、見逃しては…
サッカー強国へ中国政府が後押し
W杯自国開催へ組織刷新 中国政府はサッカーワールドカップ(W杯)出場と自国開催を目指して改革プランを公表し、組織刷新と人材育成強化に乗り出した。スポーツ強国化が愛国主義の高揚に波及するとして、サッカー好きで知られる習近…
習近平国家主席に暗殺の危機?
政治家は程度の差こそあれ想定外のハプニングに遭遇する危険性を抱えている。無数の人々と接する機会が多いこと、そして全ての人がその政治家を好ましいと考えているわけではないことがある。極端な場合、今回のコラムのテーマである「…
消火妨げるマニラの狭い路地
地球だより このところマニラ首都圏で火事が相次いでいる。特にスラムのような住宅密集地での火災が多く、数百の家屋が一度に焼失することも珍しくない。改めて都市計画や火災対策の未熟さを実感する。 記者が住んでいるマンション…