比大統領、レームダック化の懸念


700

各種調査で支持率急落

 就任以来、高い支持率を維持してきたアキノ大統領だが、警官44人が犠牲となったテロリスト追跡作戦におけるイスラム勢力との戦闘をめぐり、国民の支持率が急落。上院を中心に国会議員からの批判も高まるなど、政治的な混乱に見舞われ、政権のレームダック(死に体)化が懸念されている。アキノ政権下で期待が集まっていたミンダナオ和平も、この事件により暗礁に乗り上げており、次期大統領選に関する世論調査では、野党候補への期待が高まる結果となっている。(マニラ・福島純一)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ