社会
敷根崇裕選手、直感信じた独自のスタイルを磨く
意表を突く天才肌のフェンサー、メダルには一歩届かず フェンシング男子フルーレ団体の敷根崇裕選手(23)=ネクサス=。天才肌のフェンサーは、自ら編み出した独特のスタイルを武器にメダルを狙ったが、一歩届かなかった。 「め…
ゴルフ松山英樹は銅を逃す「結果が全て 悔しい」
7人による3位決定プレーオフ、パットが決まらず脱落 松山は最後に力尽きた。パットがなかなか入らないまま臨んだ3位決定プレーオフ。1ホール目で第2打を深いラフに入れ、4メートルのパーパットを外して万事休す。「詰めがうまく…
卓球女子団体、五輪デビュー戦で平野美宇が躍動
「やっぱり五輪は特別」、ハンガリーを破り準々決勝に進出 五輪デビュー戦で平野が躍動した。卓球の女子団体1回戦で、第1試合のダブルス、第3試合のシングルスに勝ち、チームの準々決勝進出に貢献。「やっぱり五輪は特別だと感じた…
男子バレーボール、日本が29年ぶりに8強入り
3-2でイランに競り勝つ、3勝2敗で準々決勝に進出 バレーボールは1日、男子の1次リーグ最終戦が行われ、A組の日本はイランに3-2で競り勝ち、通算3勝2敗の同組3位で準々決勝に進んだ。日本男子の8強入りは、1992年の…
レスリングの文田健一郎、銀メダル以上を確定
自分のレスリングを貫き、幅広い技術で手堅く決勝へ進出 日本勢の先陣を切った文田は初の大舞台にも動じなかった。3試合をきっちり勝って決勝へ。「自分のレスリングを貫きながら、手堅くても勝てる勝負をした」。世界選手権を2度制…
並木月海がメダル確定、ステップで実力者を圧倒
女子フライ級準決勝進出、入江とそろって金メダルへ 女子フライ級の準々決勝。判定勝利を告げるアナウンスを聞いても、並木は表情を崩さなかった。「一番はほっとしたというのが大きい。ここは通過点なので」。メダルを確定させて、先…
イタリアのヤコブス、ボルト引退後の新王者に
男子100mで29年ぶりの欧州勢の金、「信じられない日」 五輪で3連覇した9秒58の世界記録保持者ボルトが2017年に引退後、初めての五輪。混沌(こんとん)とする現在の男子短距離界の勢力図を反映したような新王者の誕生だ…
野球日本代表、きょう米国との準々決勝へ
田中将大が先発 「ベストを尽くしたい」 、 豊富な経験に期待 野球日本代表は2日に準々決勝の米国戦に臨む。日本は1次リーグA組でドミニカ共和国、メキシコに連勝し、1位通過。同じく2連勝でB組1位となった米国との対戦で、…
男子バスケ日本代表、遠かった悲願の1勝
アルゼンチンに敗れ1次敗退、八村塁「次につながる」 日本男子の戦いが終わった。エース八村が徹底的にマークされ、前半を終えてわずか2得点。世界ランキング4位のアルゼンチンに対し、粘り強い守備から反撃して必死に食い下がった…
北海道で猛暑続く、旭川市・江丹別では38.4度
酪農の被害懸念も、28日には初の熱中症アラートを発表 北海道が連日、猛暑に見舞われている。7月31日には、旭川市の「江丹別」観測点で38・4度が記録され、観測史上最高気温を更新した。気象庁によると、道内では今年、35度…
まん延防止下の札幌、マラソン観戦対策強化へ
他競技は密、自粛「限界」も、スタッフ2000人を配置 全国的に新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、札幌市で5~8日、東京五輪の競歩とマラソンが行われる。さらなる感染の広がりが懸念される中、大会組織委員会や北海道…
札幌市で東京五輪マラソンのリハーサルを実施
スタッフが一部コースを走行、審判や中継の車両も並走 大会運営のテストを目的とした東京五輪マラソンのリハーサルが1日、会場となる札幌市の一部コースで行われ、本番でスタッフを務める大学生5人が実際に走行した。本番スタート時…
新型コロナワクチン、一時帰国の邦人に接種開始
成田・羽田空港で開始、約4万人が希望、来年1月上旬まで 一時帰国した海外在留邦人への新型コロナウイルスワクチン接種が1日、成田、羽田両空港で始まった。居住国・地域での接種が難しかったり、不安だったりするケースに対応する…
元横綱稀勢の里、荒磯部屋の部屋開きを実施
田子ノ浦部屋から独立、師匠としての第一歩を踏み出す 大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(35)=本名萩原寛、茨城県出身=が、田子ノ浦部屋から独立して興した荒磯部屋の部屋開きが1日、茨城県つくば市内で行われた。親方はオンラ…
2大会ぶりに4強、流れ引き寄せたGK谷晃生
川口コーチに背中押され大活躍、4年前の悔しさを払拭 守護神が流れを引き寄せた。0-0で迎えたPK戦。GK谷は「自分が止めて次につなげようという気持ちだった」。先蹴りとなった相手の2人目のシュートを右への横っ飛びでストッ…
日本柔道、フランスに屈し混合団体は銀メダル
個人戦から心身五輪立て直せず、素根一矢も5人目決着 個人戦では男女計9個の金メダルラッシュに沸いた日本柔道。混合団体初代王座にも大きな期待が懸かったが、手にしたのは銀だった。 フランスとの決勝。金メダリスト対決となっ…
古川高晴、衰え無縁の集中力で男子個人銅メダル
今大会2個目のメダルで周囲に感謝、2月には第一子が誕生 古川は表彰台で満面の笑みを浮かべていた。五輪で自身3個目のメダル。「自分の国で行われた五輪で獲得できたことは本当にうれしい。それ以上に、皆さんに支えられて取れたメ…
一丸でつかんだ日本フェンシング界初の快挙
流れ変えたリザーブの宇山賢、危機を乗り越え一気に頂点 まさに一丸でつかんだ日本フェンシング界初の快挙だった。30日の男子エペ団体。個人戦で振るわなかった日本勢はあわや初戦敗退の危機を乗り越え、強豪を次々と破って一気…
メキシコに快勝、山田哲人が価値ある3ラン
スピード&パワーを実践、1次リーグ1位通過へ導く 日本が価値の大きな勝利をつかんだ。敗退はない1次リーグだが、この日のメキシコ戦は勝てばA組1位が決まり、負ければ3位の可能性もあった。稲葉監督は「1位通過できたことを非…
首位と1打差の2位、「ホーム」で輝く松山英樹
猛暑に負けず連日の好プレー、最終日は金獲得に挑戦 多くのボランティアらが見守った18番グリーン。松山は1・5メートルのパーパットをきっちり決め、右拳を握った。新型コロナウイルス陽性から回復後、初の実戦となった五輪で連日…
ボクシング女子入江聖奈、巧みな戦いで決勝へ
判定3-2で際どい勝負をものに、金メダルまであと1勝 女子フェザー級の決勝進出を告げる勝利のアナウンスを聞いた入江は、飛び跳ねて喜んだ。「期待して負けたら悲しいので、負けただろうなと思っていた」。5人のジャッジ全員が1…
コーチと二人三脚で苦節10年、挑戦した世界
カヌースラローム足立和也選手、悔しさが残る準決勝敗退 「世界トップの景色を見てやろう」。カヌースラローム男子カヤックシングル足立和也選手(30)=ヤマネ鉄工建設=が五輪に初出場し、30日の準決勝で敗退した。世界を知る市…
男子100m山県亮太、0秒03差に泣き予選敗退
中盤で離され本来の実力を出せず、400mリレーでは金へ 男子100メートルで9秒95の日本記録保持者となり、3度目の五輪に挑んだ山県。「いつもこういう大舞台は、やはり特別な気持ちがある」。引き締まった表情でスタートライ…