元横綱稀勢の里、荒磯部屋の部屋開きを実施
田子ノ浦部屋から独立、師匠としての第一歩を踏み出す
大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(35)=本名萩原寛、茨城県出身=が、田子ノ浦部屋から独立して興した荒磯部屋の部屋開きが1日、茨城県つくば市内で行われた。親方はオンライン取材に応じ、「いよいよ始まるな、という感じ。数人での稽古に違和感はあったが、初日からいい稽古ができた」と笑顔を見せた。
来年に茨城県阿見町の部屋が完成するまでは、筑波大の敷地内で稽古を行う。師匠としての第一歩を踏み出し、「やりがいが違う。今は自分が前に立っているが、いつか自分の存在が分からないぐらいの力士が出てくれたらいい」と期待した。