札幌市で東京五輪マラソンのリハーサルを実施
スタッフが一部コースを走行、審判や中継の車両も並走
大会運営のテストを目的とした東京五輪マラソンのリハーサルが1日、会場となる札幌市の一部コースで行われ、本番でスタッフを務める大学生5人が実際に走行した。本番スタート時に当たる午前7時の気温は27度。審判や中継の車両なども並走した。未明の午前3時半から10時まで、発着点となる大通公園付近や札幌駅前通りの一部区間には交通規制をかけた。
スタート合図や選手紹介のアナウンス、ゴール時はテープを張って行うなど本番を想定して実施。沿道では一般の通行人が足を止め、スマートフォンで写真を撮る姿も見られた。大会当日は新型コロナウイルス対策のため、観戦自粛が呼び掛けられている。ランニングをしていた40代男性は「選手を応援したい気持ちはやまやま。家も近いけど、テレビ観戦しかない」と残念そうに話した。
札幌市では5、6日に競歩、7、8日にマラソンが行われる。