社会
メダルついえても気持ちは切らさず過去最高成績
フェンシング女子サーブル団体が5位入賞、歓喜はパリで 準々決勝のロシア・オリンピック委員会(ROC)戦。世界ランキング1位との一戦は、「ヤマ場だと思っていた」と福島。だからなのか、日本勢の動きは硬かった。1番手の田村か…
バレーボール女子、日本は韓国に2-3で敗れる
古賀紗理那の活躍で追い付くも、ジュースの末に競り負け バレーボールは31日、女子の1次リーグが行われ、A組の日本は韓国に2-3で敗れて、通算1勝3敗となった。 第4セットを、古賀(NEC)の活躍などで25-15で奪っ…
緊急事態宣言下の東京の繁華街、にぎわう週末
PCR検査センターに列、多くの人が聖火台を写真撮影 1日当たりの新型コロナウイルス感染者が過去最多を記録した東京都内では31日、緊急事態宣言下の繁華街に多くの人が繰り出す週末のにぎやかな風景が広がっていた。 若者…
藍色の表彰台、3Dプリンターで未来の物作り
慶応大・田中浩也教授チーム、「跳躍サイクル」を実現 メダリストらが万感の表情で立つ東京五輪の表彰台。大会公式エンブレムを思わせる藍色に幾何学模様の浮き彫りが印象的な「晴れの舞台」は、洗剤の使い捨て容器などから3Dプリン…
相次ぐ五輪選手へのSNSでの中傷、どう防ぐ
「見たくないのに」選手は涙、専門家「多角的な対策を」 東京五輪で表面化した、インターネット交流サイト(SNS)での選手への中傷問題。標的になった選手からは「見たくなくても目に入ってしまう」「我慢ならない」と悲痛な声が相…
都内ホテルが苦心、海外関係者にどう対応?
コロナ対策で困難な「おもてなし」、街中に出る人も 東京五輪のため来日した海外関係者やメディアスタッフを受け入れている都内のホテルが、対応に苦心している。新型コロナウイルス対策で一般客と動線を分ける必要があり、招致の理念…
ゴルフ女子の吉田優利、笑顔でツアー初優勝
「私もここで金メダルを」、5連続バーディーで一気に頂点 18番のウイニングパットを決め、吉田に笑みが広がった。「ジュニアの時から夢見てきた」というツアー初勝利だが、涙はなし。「もっと泣けるようになるまで練習したいな」。…
ドゥテルテ大統領、米軍地位協定の維持を決定
米国防長官と会談直後に破棄を撤回、中国への抑止力に フィリピンのドゥテルテ大統領は、米国との間で懸案になっていた「訪問米軍に関する地位協定(VFA)」を維持することを決めた。自身が昨年、協定の破棄を打ち出していたが、撤…
多士済々の日本代表、「決闘」制し金メダル
フェンシング男子エペ団体、3連覇中の仏を破って勢い マスクを取った加納に仲間たちが駆け寄り、一斉に抱きついた。強豪を連破し、堂々の金メダル。「フェンシングで金を取ったことはまだない。取るのは僕ら」。準決勝後に宣言した山…
小さな新女王の輝き、妥協せず前へ出続けて金
素根輝が念願の金「小さくても努力すれば必ず勝てる」 前へ出続けた先に、念願の金メダルが待っていた。女子78キロ超級決勝で21歳の素根が挑んだのは、31歳のオルティス。2008年北京五輪からメダルを取り続けているベテラン…
金メダルの素根選手、「休む勇気」知った成長
「3倍努力」を掲げて稽古、腰痛や熱中症に陥ったことも 「3倍努力」を掲げて稽古に打ち込んだ。柔道女子78キロ超級で金メダルを獲得した素根輝選手(21)=パーク24=。理想の柔道を追い求めるあまり、腰痛や熱中症に陥ったこ…
素根輝が金、日本柔道金9個で五輪最多に
原沢久喜は5位、アテネ大会の8個を上回って最多 柔道は30日、男女各1階級が行われ、女子78キロ超級の素根輝(パーク24)が決勝で2012年ロンドン五輪金メダルのイダリス・オルティス(キューバ)を破り、初優勝を遂げた。…
息ぴったり、ペア結成10年の渡辺勇大と東野有紗
「価値が認められれば」、銅でバドミントン混合複に脚光 混合ダブルスの渡辺、東野はともに20代前半ながら、ペア結成10年。中学時代から組む2人の絆を強みに銅メダルを獲得した。 3位決定戦で勝利を決めた瞬間、東野は飛…
震災体験を強さに、つかみ取った感謝の「銅」
バドミントン「ワタガシ」ペア、富岡一中から変わらぬ絆 バドミントン混合ダブルスの「ワタガシ」こと渡辺勇大選手(24)、東野有紗選手(24)ペア=日本ユニシス=。中高を通じた先輩後輩の2人は、東日本大震災を体験し、競技へ…
悲願のライバル対決、再び「2人で戦え幸せ」
競泳の萩野公介、瀬戸大也両選手が男子200m個メで対決 苦しんだライバル同士が、五輪の決勝レースで再び相まみえた。競泳男子200メートル個人メドレーの瀬戸大也(27)=TEAM DAIYA=、萩野公介(26)=ブリヂス…
瀬戸大也、納得できるレースで最後はすっきり
「精いっぱいのことはやれた」「感謝の気持ちしかない」 男子200メートル個人メドレー決勝を終えた瀬戸は、すっきりした表情でライバル萩野と健闘をたたえ合った。今大会はメダルなしに終わったが、「今できる精いっぱいのことはや…
戦い終えた萩野公介、「今までで一番幸せな五輪」
起伏に富んだ5年間、今は周囲の人への感謝を大切に リオデジャネイロでの金メダルから「起伏に富んだ5年間」を過ごしてきた萩野が、東京五輪の戦いを終えた。最後の男子200メートル個人メドレーは6位。過去2大会の栄光には及ば…
柔道男子の原沢久喜、二つの無念を晴らせず
リオ決勝で屈したリネールと3位決定戦で再戦も完敗 こんな形で再び対峙(たいじ)するとは思っていなかっただろう。原沢は準決勝で金メダルへの道が途絶え、3位決定戦へ。相手は前回リオデジャネイロ五輪の決勝で屈したリネールだっ…
松山英樹が8アンダーに、安定感を取り戻す
マスターズ王者が本領を発揮、金メダル争いに名乗り マスターズ王者が本領を発揮した。松山は安定感を取り戻し、ボギーなしのバーディーラッシュ。中断を挟んでも集中力は途切れず、「自分としてはよかった」。金メダル争いに名乗りを…
勢いに屈したなでしこ、スウェーデンに敗退
4強入りならず、持ち味の細やかな連係プレー発揮も及ばず 負ければ終わりの一発勝負。なでしこは闘志をむき出しにして難敵に挑んだ。高さのあるスウェーデンに何度はね返されようと、果敢にゴールへ。後半は相手のパワーにも慣れ、リ…
日銀、「複合災害」への対応めぐり異例の対立
11年上期の議事録公開、国債引き受けは「愚行」と反発 日銀が30日公表した2011年1~6月の金融政策決定会合議事録では、地震、津波、原発事故など「複合災害」への政策対応をめぐり、執行部内でも異例の対立が起きていたこと…
ソプラノ歌手の伊藤京子さんが死去、94歳
戦後日本のオペラ界を代表するプリマドンナ 戦後日本のオペラ界を代表するプリマドンナでソプラノ歌手の伊藤京子(いとう・きょうこ、本名長谷川京=はせがわ・きょう)さんが25日午前10時16分、死去した。94歳だった。静岡県…
「奈落の底」から登った柔道の原沢久喜選手
リオ五輪後絶不調に、仕事を辞めてスポンサー探しも経験 柔道男子100キロ超級、原沢久喜選手(29)=百五銀行=は銀メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪後、絶不調に陥った。仕事を辞め、スポンサー探しも経験。「奈落の底…