素根輝が金、日本柔道金9個で五輪最多に
原沢久喜は5位、アテネ大会の8個を上回って最多
柔道は30日、男女各1階級が行われ、女子78キロ超級の素根輝(パーク24)が決勝で2012年ロンドン五輪金メダルのイダリス・オルティス(キューバ)を破り、初優勝を遂げた。延長で相手が三つ目の指導を受けて反則負けとなった。この階級の日本勢の金メダルは、2004年アテネ大会の塚田真希以来。
男子100キロ超級で前回銀メダルの原沢久喜(百五銀行)は、準決勝で19年世界選手権覇者のルカシュ・クルパレク(チェコ)に、3位決定戦では前回の決勝で屈したテディ・リネール(フランス)に敗れて5位だった。優勝はクルパレク。
個人戦の男女各7階級を終え、日本の金は計9個(男子5、女子4)となり、8個だったアテネ大会を上回って最多。