写真
来年は祖国復帰50周年、記念の映画を制作へ
実行委を立ち上げ、沖縄復帰の真相や意義を世界に発信へ 来年5月15日は沖縄県が日本復帰して50周年を迎える。これを記念し、復帰をテーマにした映画を制作するための実行委員会がこのほど立ち上げられ、その機運を高める大会が沖…
カブールとサイゴン 元協力者救出が重大な勝負だ
アフガニスタンが反政府勢力タリバンに征服された。今年4月、バイデン米大統領が撤退予定を発表するとすぐ、元米軍通訳らが「帰らないで。ベトナム戦争の二の舞い(敵側勝利と大混乱)になる」と訴えたが、訴え通りになってしまった。…
米陸軍士官学校でマルクス主義授業
学生の社会・政治的行動に影響 米軍の将校らを育成するウェストポイント陸軍士官学校で、マルクス主義を推奨する授業が複数、実施されていることが、軍当局者の話から明らかになった。とりわけ、「社会的不平等」「軍のリーダーシップ…
米韓軍事演習 北朝鮮への配慮で精彩欠く
米韓両国は朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習を開始した。だが、猛反発している北朝鮮に配慮して規模を縮小させ、実戦形式の訓練も見送られるようだ。対北抑止力の維持・強化を目的とする演習を、北朝鮮の顔色をうかがいながら…
強化ウイルス創出の危うさ
自然のしっぺ返し招く恐れ アニミズム的視点からの疑念 文明論考家、元駐バチカン大使 上野 景文 新型コロナウイルスの「出自」をめぐり論争が続く。主要争点は、武漢ウイルス研究所から遺伝子を操作された強化ウイルスが「流出」…
日韓専門家対談 韓国大統領選と北東アジア情勢
本紙・国際平和言論人協会共催オンラインセミナー 「高まる「政権交代」への期待、20~30代有権者の動向がカギ」 韓国で来年3月の大統領選挙に向けた動きが本格化する中、世界日報社はこのほど、国際平和言論人協会(IMAP)…
残虐非道なタリバン、ガニ政権関係者への報復も
本紙元イスラマバード支局長 石川仁 米軍がアフガニスタン撤兵を発表した時点で、こうなることは分かっていた。だからこそ、これまでに何度も撤退の動きがありながら延ばし延ばしにしていた。しかし、これ以上介入を続けても、犠牲者…
タリバン 各部族に根回しか
東京国際大学名誉教授 渥美堅持 アフガニスタンでタリバンがカブールに戻った。アフガン復興からガニ大統領まで政権は一口に言えば賄賂、汚職政権で、国家より部族の利権しかない。米軍撤退が決まった時から今回のようになることは分…
入学者の確保へ、オープンキャンパスを開催
昨年4月開校の北海道立北の森づくり専門学院で 今も昔も北海道は全国最大の林業大国である。一方、戦後輸入材の増加で国内林業は停滞を余儀なくされる時期があった。だが、近年、木材に対する関心の高まりから道産材の自給率が増加傾…
カブール陥落 タリバンの強権支配許すな
反政府組織タリバンが攻勢を強めていたアフガニスタンで、首都カブールが陥落。ガニ大統領は国外に脱出し、事実上、政権は崩壊した。 タリバン政権の復活は間違いないが、2001年までのような人権侵害やテロ支援などが起きないよ…
鮮明化する米中の覇権争い
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 一党独裁・専制主義の中国 自由と民主主義尊重する米国 中国と米国の対立は、より鮮明に、より激しくなってきているように思う。その中でチベット、ウイグルあるいは南モンゴルをは…
感染者数や接種率に地域格差 フランス
貧富や政治志向も影響 仏保健省によると、新型コロナウイルスのワクチン接種率や感染数で、地域による貧富の差や政治志向の影響が顕在化している。特にマクロン政権に厳しい仏南部は感染者数も多く、ワクチン接種が進んでいない。 …
気候変動「存亡の危機」ではない
米コラムニスト ジョージ・ウィル 極端な変動シナリオに反論 信頼性低い国連報告 メディアは気候変動に関して強い確信を持っているようだ。今回の国連の報告も同様だった。ところが、気候変動に立ち向かおうとする今日の呼び掛けに…
接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖
国境警報 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は14日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」と、「海…
終戦の日 国への奉仕を貶めた戦後思潮
76年目の終戦の日を迎えた。戦禍の犠牲となった300万同胞の御霊に鎮魂の祈りを捧(ささ)げたい。そして、先の大戦からの教訓を改めて問い直したい。 東京五輪開催にも影響 多大な犠牲を払い、かつて経験したことのない敗戦か…
中国が新たなICBM格納施設
核弾頭 最大4000発保有も 中国が最新の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」を100発以上格納できるとみられる施設を北部の内モンゴル自治区に建設していることが、米空軍大学の分析から明らかになった。6月、7月と大…
コロナ禍に問う 日本人の死生観
人は死んでカミになる 浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田 信弘師に聞く 団塊世代が後期高齢期に差し掛かり、日本は多死社会になりつつある。さらにコロナ禍で死への関心が高まり、「メメント・モリ」(死を想え)が人々の頭をよぎる…
ベラルーシ抗議運動から1年、拡大する野党・メディア弾圧
「欧州最後の独裁者」と呼ばれるベラルーシのルカシェンコ大統領が6選した昨年8月9日の選挙結果をめぐり、市民が抗議運動を繰り広げてから1年が過ぎた。ロシアの後ろ盾を得たルカシェンコ氏は独裁体制をさらに強化。野党リーダーの…
メダル数を懸念する仏、次期五輪開催に期待と課題
フランスのパリ市庁舎の前庭には五輪旗が9日から掲げられた。仏日刊紙ルモンドは、10日付の社説で2024年7月26日から開催されるパリ五輪まで「3年しか残っていないが、課題も多い」としている。1924年以来の夏季五輪開催…
夏の楽しみーイスラエルから
地球だより イスラエルはフルーツが豊富だ。夏の時期、店頭にはイチジク、ぶどう、桃など今しか味わえない旬のフルーツがたくさん並べられている。 先月、安くて良いものを探して市場へ出掛けた。旬のフルーツを味見するのも楽しみ…
コロナワクチンをめぐる法的問題
大月短大名誉教授 小山 常実 「十分な説明と同意」不足 生命・身体の自己決定権を守ろう 4月末、新型コロナワクチンの接種券が届き、いよいよ接種するか否か決断しなくてはならなくなった。いろいろ悩んだが、「ワクチンで死ぬよ…
外交・安保の眼目、大統領選で検証を
韓国紙セゲイルボ 専門家だけの政策決定は時代錯誤 大統領選挙で候補者の力量について、どれくらい丁寧に検証されるかが課題だが、その中の一つが国際政治に対する見識と眼目だ。しかし、大韓民国の大統領選挙で外交・安保イシューが…
新型コロナ デルタ株の入院患者急増
フランス 医療崩壊懸念高まる フランスでは新型コロナウイルスの感染患者の入院が増え続けている。10日の直近24時間で211人の患者が新たに集中治療室(ICU)に入り、重い症状の患者を搬送する救命救急サービスを受ける患者…