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海洋深層水利用し産業発展、人口減少危機の久米島
温度差発電でエネ自給、島嶼型コミュニティー構想も 沖縄本島から約100㌔西方に位置する久米島(沖縄県久米島町)。人口1万人弱の小さな離島が今、深海から汲(く)み上げられる海洋深層水の有効活用で世界的な注目を集めている。…
中国原潜が尖閣水域進入、軍事挑発強化の可能性 川村純彦氏
第1列島線突破の試み 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦 中国海軍のフリゲート艦と共に、「商(シャン)」級攻撃型原子力潜水艦が11日、初めて尖閣諸島の接続水域に潜没航行しながら進入した。日中関係改善の兆しも見えつつ…
北朝鮮の平昌五輪参加、透けて見えるソフト戦術
韓国で来月9日開幕する平昌冬季五輪に北朝鮮が突如、参加することが決まった。選手団や応援団、芸術団など数百人規模の大所帯を送り込んでくる見通しだが、過去、スポーツ大会を政治宣伝の場に利用してきた北朝鮮のソフト戦術も透けて…
「情報戦」で正恩氏に圧力を、対北朝鮮で米専門家
米有力シンクタンク、ランド研究所のブルース・ベネット上級国防アナリストはこのほど、世界日報のインタビューに応じ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、経済制裁に加え、「情報戦」で金正恩朝鮮労働党委員長に圧力をかけるべき…
金沢ふるさと偉人館で自画像展「自分を見つめ、自分を描く」
子供たちの個性豊かな力作揃う、金沢市で開催 水彩絵具やクレヨン、鉛筆、版画、さらにパソコンを使って描いた顔、顔、顔……。金沢市の金沢ふるさと偉人館で開催中の「自画像展-自分を見つめ、自分を描く-」だ。今回で10回を数え…
海洋国家目指す中国、大陸国家の発想が呪縛に 茅原郁生氏
危機のアジア 識者に聞く(10) 拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(下) 中国にとって尖閣、台湾、南シナ海の優先順位トップは? 核心的利益といわれた南シナ海だろう。 中国は一帯一路を当面の対外戦略としているが、その一路戦…
「語」お題に歌会始-皇居
新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が12日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「語(ご)」。天皇、皇后両陛下や皇太子殿下ら皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしうど)、選者、入選者の歌が、古式にのっと…
中国強軍体制、近代化の足縛る「党の私兵」 茅原郁生氏
危機のアジア 識者に聞く(9) 拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(上) 中国の強軍体制をどう見るのか? 中国は昨年10月の共産党大会で、21世紀中葉を目指した覇権戦略と一体となった強軍戦略の追求を表明した。 習近平思想が…
口の中には「宇宙」がある
口腔からの「根本健康(R)」提唱 医学博士・歯科医師 岡村興一氏に聞く 人生100年時代に改めて注目されているのが口腔ケア。食物を咀嚼(そしゃく)し、声を発する口は生命活動の中心ともいえ、中高年になると歯のメンテナンス…
プーチン氏、17年自賛の総括に疑問の声
ロシアの年末年始にさまざまなメディアが「2017年のロシアの総括とトップ5の成果」を報じた。政府のプロパガンダでありどれも内容は同じで、経済危機を克服し安定成長のステージに入った――など、五つの成果が列挙されているが、…
コロンビア政府、対ゲリラ和平交渉を中断
軍施設攻撃受け コロンビアのサントス大統領は10日、左翼武装ゲリラ組織・民族解放軍(ELN)が同日未明、同国北東部アラウカ県の石油パイプラインや軍施設などを攻撃したことを受け、和平交渉を中断することを発表した。 EL…
米大統領、南北関係「数ヵ月注視」
平昌五輪、ペンス氏が出席 トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスで開いた閣議の冒頭で、9日に行われた韓国と北朝鮮の南北閣僚級会談について「我が国だけでなく、世界にとって成功につながることがよい。これから数週間、数カ月…
日韓慰安婦合意、新方針は弾劾デモの延長線 陳昌洙
危機のアジア 識者に聞く(8) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙 まず昨年末の韓国作業部会による合意の検証結果について。日本側の反応は厳しかった。 国内プロセスを踏まなかった、つまり被害者である元慰安婦の意見を十分聞きながら…
エルサレム首都認定にパレスチナ反発、EUに仲介要請か
国連総会の緊急特別会合で昨年12月21日、トランプ米大統領による「イスラエルのエルサレム首都認定宣言」の撤回を求める決議案が賛成多数で採択された。トランプ大統領は前日、決議案に賛成する国に対し経済援助を削減すると警告、…
南北会談で交錯した与野党の反応 、“期待以上”と“なぜ行った”
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮選手団の平昌冬季五輪参加と南北軍事当局会談開催などが合意された9日、結果をめぐって与野党の反応が交錯した。 与党の共に民主党の白恵蓮(ペクヘリョン)報道官は、「2年余ぶりの席だというのに、信じ…
両陛下、皇居で「講書始の儀」
雅子殿下15年ぶり御出席 天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が10日午前、皇居・宮殿で、皇太子殿下御夫妻や秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方も出席されて行われた。療養中の雅子殿下の出席は20…
北朝鮮高官、露との首脳会談断る
「米大統領以外意味ない」 北朝鮮外務省の申紅哲次官が昨年7月、訪朝したロシア外務省のブルミストロフ特任大使に対し、最高指導者の金正恩朝鮮労働党委員長が会談する外国首脳は「米大統領以外は意味がない」と伝えていたことが分か…
米政権の対北政策、正恩氏に知略争いで敗れる 千英宇氏
危機のアジア 識者に聞く(7) 元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏(下) 昨年、北朝鮮の核・ミサイル脅威はかつてなく高まった。トランプ米政権の対北政策を疑問視する向きもある。 金正恩委員長との間で激しい言葉の応酬…
「オール沖縄」VS自公、3週連続 選挙イヤー 17市町村長選、30市町村議会選
沖縄県は2018年、11月の実施が予定されている県知事選をはじめ、名護市や那覇市を含め17の市町村長選挙、さらには、30の市町村で議会議員選挙が行われる「選挙イヤー」だ。知事選や市長選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の…
偽ニュースは民主主義の危機 仏大統領、露メディア名指し非難
フランスのマクロン大統領は3日、アメリカやフランスの大統領選挙でフェイク(偽)ニュースが民主主義を脅かしたとして、フェイクニュース対策のためメディア法の改正を年内に行う考えを表明した。世論に強い影響を及ぼしているソーシ…
「読む楽しさ、調べる喜び」を児童に 東京都荒川区立赤土小が研究発表
「読む楽しさ、調べる喜び」を味わえる学校図書館利用活動に取り組む、東京都荒川区立赤土小学校は(小島武志校長、1・4年生は2クラス、他各学年3クラス16学級517人)このほど、学校図書館利活用の公開授業・研究発表会を開い…
憲法改正どうする
安倍晋三首相は2020年までの改憲を目指しており、自民党憲法改正推進本部は月内にも議論を再開し、通常国会の会期中に党改憲案を策定し、国会に提出したい考えだ。憲法改正をめぐる動きを元衆院議員の山崎拓元自民党副総裁、藤井裕…
南北対話再開、北の術中にはまる恐れも 千英宇氏
危機のアジア 識者に聞く(6) 元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏(上) 北朝鮮の最高指導者、金正恩労働党委員長による1月1日の新年辞から何が読み取れるか。 韓国を完全に愚弄(ぐろう)したものだ。新年辞の核心は韓…