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2020年再選の行方、最大の障害は不用意な言動
トランプのアメリカ 就任から1年(8) 今年の米最大の政治イベントは、11月6日に行われる連邦議会の中間選挙だが、それが終わると、話題は次のテーマに移る。2020年の大統領選だ。 トランプ大統領は再選を目指すのか。も…
五輪後に再び危機モードに 北朝鮮情勢で米専門家
大気圏内核実験の可能性も ブッシュ(子)元米政権で国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長は23日、北朝鮮が平昌冬季五輪に参加することで対話ムードが広がっ…
シリア政府軍、化学兵器使用か?
子供を含む21人が呼吸困難に シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派地域で22日、シリア政府による化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」によると、子供6人、女性6人を含む少…
蜜月時代の日米同盟 首脳間の信頼、今後も鍵に
トランプ米大統領の就任以来、日米関係は、安倍晋三首相との個人的な信頼関係を土台として「蜜月関係」を築いてきた。 両首脳は、これまで5回の直接会談と17回の電話会談、両国でそれぞれ1回ずつの「ゴルフ外交」を行うなど、緊…
サッカー沖縄キャンプに過去最多の24チーム
経済効果は12億円超、県スポーツ振興に期待大 2017年度に沖縄県内でキャンプをするサッカーチームが24となり、前年度の22チームを上回り、過去最多を5年連続で更新する見通しだ。サッカーキャンプによる経済効果とスポーツ…
“赤の砦”ウィーンは渡さない
社民党、27日に市党首選 連邦右派政権への反撃目指す 音楽の都オーストリアの首都ウィーンで今月27日、与党「社会民主党」の臨時党大会が開催され、ホイプル現市長(社民党党首)の後継者を選出する。ウィーン市議会は戦後からこ…
対中強硬の安保戦略、実体伴った行動示せるか
トランプのアメリカ 就任から1年(6) 米調査会社ユーラシア・グループは2日、今年の「世界10大リスク」を発表し、海洋進出を活発化させる中国を1位に選んだ。同グループのイアン・ブレマー社長は「中国は空白を好む」とし、ア…
首相、施政方針演説 改憲、具体案提示を
「働き方改革」に全力 第196通常国会が22日召集された。安倍晋三首相は施政方針演説で、今国会の最優先課題に据える「働き方改革」や、教育無償化などを柱とする「人づくり革命」を実現させる考えを強調。憲法改正に関しては、与…
「常に学び、価値ある教師」を目指す
北海道師範塾「教師の道」が冬季講座を開催 人口減少に伴って今、教育界が変わろうとしている。これまで閉鎖的だといわれた学校は「より開かれた学校」を合言葉に地域や家庭と積極的に関わろうとしている。一方、地域社会もまた、学校…
米沿岸警備隊、武装砕氷船を建造へ
北極海進出狙うロシアに対抗か 解氷が進む北極海の軍事的支配は近年、米国とロシアにとって重要な課題となっている。米沿岸警備隊のズクンフト長官は、最新の大型砕氷船に初めて重火器が搭載される予定であることを明らかにした。ロシ…
対北包囲網の構築 米韓分断工作、制裁逃れに直面
トランプのアメリカ 就任から1年(5) 「善かれ悪(あ)しかれ、この2018年のうちに北朝鮮において根本的な変化が起きるかもしれない」 スタンフォード大フーバー研究所の歴史家、ビクター・デービス・ハンソン氏は、最近の…
「生命の権利を守る」 米大統領がメッセージ
ワシントンで中絶反対デモ 米国の首都ワシントンで19日、人工妊娠中絶に反対するデモ行進「マーチ・フォー・ライフ」が開催され、トランプ大統領がホワイトハウスから生中継でデモを支持するメッセージを寄せた。トランプ氏はこの中…
「米国第一」の背景、「地政学」の復活を直視
トランプのアメリカ 就任から1年(4) トランプ米大統領が昨年12月に発表した国家安全保障戦略(NSS)には次のような一節がある。 「ライバル国に関与し、国際機関や世界貿易に組み入れることで、これら国々を良性のアクタ…
急速に改革進むウズベキスタン
中央アジア・コーカサス研究所所長、中国研究所会長 田中 哲二 中央アジア最大の人口(約3000万人)を擁するウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が2016年12月に就任して1年余が経過した。同大統領が進める急速な改革につ…
日中協力説く「公」「自」紙、「一帯一路」に慎重であれ
尖閣狙う中国利する恐れ 尖閣接続水域内に潜水艦。中国軍艦も進入――。尖閣諸島をめぐって11日に新たな衝撃が走った。政府は12日、中国の「商」級攻撃型原潜であることを確認し、「新たな形での一方的な現状変更」だと中国側に抗…
ローマ法王、機上で「サプライズ結婚式」
南米のチリとペルーを歴訪中のフランシスコ・ローマ法王が18日、チリの首都サンチアゴから北部イキケに向かう移動中のチャーター機内において、客室乗務員カップルの結婚式を執り行った。 法王によって直接結婚式を執り行われると…
社会問題で保守路線、福音派の熱烈な支持続く
トランプのアメリカ 就任から1年(3) 既存の政治システムに縛られず、過激な発言で敵対勢力を徹底的に攻撃する。こうしたトランプ米大統領の言動には、多くの批判が集まっている。だが、トランプ氏が社会問題で保守的な政策を次々…
トランプ政権1年、独自路線で内外に波紋
税制改革など公約実現 トランプ米大統領が就任して、20日で1年を迎える。既存の政治に不満を持つ白人労働者層の支持を背景に、「米国第一」主義を掲げ、環太平洋連携協定(TPP)などの国際協定からの離脱やエルサレムの首都認定…
食の欧米化とがん “ABCD包囲網”で健康長寿
美浜ホームクリニック院長 小林常雄氏に聞く わが国は世界に冠たる長寿国となった。だが一方で寿命は長いが、多くが要介護だったり寝たきりで「健康寿命」が短いという問題も抱えている。健康長寿を全うするためには何が必要なのか、…
コロンビア、完全和平に苦戦
南米で最長の内戦と言われるコロンビア内戦。完全な和平実現に不可欠とされる第2の左翼ゲリラ勢力・民族解放軍(ELN)との交渉は、10日に起きたゲリラ側の攻撃によって中断されたままとなっている。 (サンパウロ・綾村 悟) …
南北対話は平和をもたらすか
韓国紙セゲイルボ 最悪の事態想定は指導者の責任 2年ぶりの南北対話が韓半島に平和をもたらすと信じるのは初心(うぶ)な考えだ。北朝鮮は文在寅政権スタート後だけでも11回のミサイル挑発と6回目の核実験を行った。今回の対話で…
トランプのアメリカ、明確な保守派大統領
トランプのアメリカ 就任から1年(1) トランプ米大統領の就任から20日で1年を迎える。世界を振り回す「異端児」が担った米国の舵(かじ)取りは、何をもたらしたのか。毀誉褒貶(きよほうへん)渦巻く1年の成果と課題を総括す…
ベネズエラ、最高裁襲撃グループ逮捕
首謀者の生死は不明 ベネズエラ国家警察は15日、首都カラカスの最高裁施設などをヘリコプターから攻撃した元警察官オスカル・ペレス容疑者(36)をはじめとする犯人グループの潜伏先を急襲、犯人全員を逮捕もしくは射殺したと発表…