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北の極超音速ミサイルに備えを
高永喆の半島安保NOW 年明けの1月6日、北朝鮮の朝鮮中央通信は「共和国は前日、極超音速ミサイルを試験発射した」と報じた。 北朝鮮は昨年9月28日、極超音速ミサイル火星8型を試験発射しており、今回発射したミサイルはマ…
【上昇気流】NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がコメディータッチで始まった
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がコメディータッチで始まった。平家滅亡後も御家人同士の血で血を洗う抗争が続く時代を、脚本の三谷幸喜さんはどう描いていくのか。 一方、BSで放送された「鎌倉殿サミット2022」は、第一…
地方の人口減少進む、岐路に立つ学校部活動
地方の人口減少が進む中で放課後、生徒がスポーツや文化に親しむ部活動の存続を危ぶむ声が高まっている。そうした中で北海道教育委員会(以下、道教委)はアンケート調査やフォーラムを実施することで地域部活動の現状や課題、対応を検…
尖閣・久場島で共同訓練を
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(8) 元空将・東洋学園大学客員教授 織田邦男氏(下) 日本が今できることは。 沖縄県・尖閣諸島に久場島という島がある。日米地位協定上は米国の専用射爆撃場だが、米中国交正常化前年…
【社説】新駐日米大使 同盟深化への尽力に期待
2年以上にわたって空席が続いた駐日米大使に、ラーム・エマニュエル氏が近く着任する。 議会での人脈が広く、バイデン米大統領とも直接話ができるエマニュエル氏の大使就任は、日米関係の強化に大きく寄与しよう。 2プラス2に…
ロシアを手本に無血占領狙う
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(7) 元空将・東洋学園大学客員教授 織田邦男氏(上) 台湾有事の脅威はどれくらい高まっているのか。 中国の習近平国家主席が中華民族の偉大な復興の夢を完結させるには、いずれ台湾を…
【社説】新成人に望む 21世紀生まれの新風起こせ
きょうは成人の日。新成人は2001年、21世紀最初の年の生まれだ。長引く新型コロナウイルス禍での成人式となるが、21世紀生まれの先頭ランナーとして困難に直面する世界に新しい風を吹き込んでもらいたい。 世界はネットで1秒…
【社説】3県まん延防止 追加接種の前倒しを急げ
国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が8000人を超えた。きょうから沖縄、広島、山口の3県に「まん延防止等重点措置」が適用されるが、何より急ぐべきはワクチンの追加(3回目)接種の前倒しである。 沖縄は3日…
「ゴリアテに対するダビデ」 リトアニアの対中勇敢外交
英BBCなど欧州メディア称賛 人口約280万人の欧州連合(EU)の小国、リトアニアが昨年11月に「台湾」の名の下に駐在員事務所の開設を認めたことについて、英BBCはじめ複数の欧州メディアが、リトアニアは「中国という…
【上昇気流】6日に降った雪は、東京では2022年初めての雪で「初雪」と言っていい
6日に降った雪は、東京では2022年初めての雪で「初雪」と言っていい。降り注ぐ雪を見て、久しぶりに冬を実感した。交通機関への影響も大きかった。 帰宅を急ぐ人々の会話にも「初雪」という言葉が使われていた。俳句の季語で「…
接続水域に中国海警2隻 沖縄・尖閣沖
国境警報 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は8日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」2隻がとどまっていると発表した。 2隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警1303」と、「海警…
世論の分断を煽る「認知戦」
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(6) 新台湾国策シンクタンク主任研究員 李明峻氏(下) 中国が台湾社会を分断するために仕掛けている情報戦、影響工作の深刻度は。 日本の世論調査では「中国が嫌い」と答える人が8~…
米大統領、トランプ氏を批判 議会乱入1年で演説
共和党「事件を政治利用」と反発 バイデン米大統領は6日、トランプ前大統領の支持者による連邦議会乱入事件から1年を迎え、議会で演説した。議会乱入が米国の民主主義に対する攻撃だとし、トランプ氏を非難した。 バイデン氏は「…
【上昇気流】新型コロナウイルスの第6波が到来した
新型コロナウイルスの第6波が到来した。ここは再び、ワクチンの出番か。そう考えると、気がかりなことがある。コロナ禍が丸2年続くというのに、いまだ国産ワクチンがない。日本の神々も案じておられよう。 わが国の医療の始まりは…
「斬首作戦」で一気に制圧か
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(5) 新台湾国策シンクタンク主任研究員 李明峻氏(上) 中国が台湾を軍事侵攻する可能性は、どの程度高まっているか。 中国は今、国内の状況がかなり厳しい。独裁国家は国内情勢が厳…
【社説】日豪円滑化協定 「準同盟国」との連携強化を
岸田文雄首相とオーストラリアのモリソン首相は、自衛隊と豪軍が互いの国に滞在した際の法的地位を定める「円滑化協定(RAA)」に署名した。 日本は豪州を、米国に次ぐ「準同盟国」と位置付けている。インド太平洋地域で覇権主義…
農福連携で農業に新しい発想を
喝破道場理事長 野田 大燈師に聞く 香川県高松市五色台に野田大燈老師が開いた喝破道場は、檀家(だんか)を持たない曹洞宗の禅堂で、不登校児や引きこもりの若者を受け入れ、禅宗の修行に基づく共同生活で彼らの復学や社会復帰を支…
【社説】新年の日韓関係 正常化へ「反日」自制を
戦後最悪とまで言われた日韓関係の改善が急務だ。韓国は文在寅政権発足後、元慰安婦問題をめぐる前政権時の合意を事実上反故(ほご)にし、元徴用工訴訟の大法院(最高裁)判決によって作り出された国際法違反の状態を放置するなど、歴…
日本に武力行使を期待も
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(4) 米ランド研究所研究員 ジェフリー・ホーナン氏(下) 米国が介入を決めた場合、どのように台湾を防衛するか。 在日米軍基地なしに作戦が成功することは考えられない。もし米国が空…
【韓国紙】野党「国民の力」の選対が解体、原点に戻り再建を
韓国紙セゲイルボ「社説」 野党「国民の力」が選挙対策委員会を全面解体と、議員全員の党役職辞任を宣言し、荒波の中にはまり込んでいる。尹錫悦大統領候補の支持率下落を食い止めるために劇薬を処方したのだ。同党は3日、常任選対委…
【韓国紙】今年も新年の辞なし
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 北朝鮮の金正恩総書記は今年も新年の辞を発表しなかった。3年連続だ。代わりに、朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は昨年12月27日から5日間開かれた党中央委員会総会の結果を1日に報道した。…
【韓国紙】2022年、韓国政治の発展に期待
韓国紙セゲイルボ 大統領選挙は政策中心に 希望に満ちた新年(壬寅年)が明けたが、韓国政治の展望はそれほど明るくはない。2カ月後に迫った大統領選挙が非好感と政治嫌悪から抜け出せず、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)…
ボルソナロ大統領 快方へ 腸閉塞で入院 ブラジル
腸閉塞でサンパウロ市内の病院に入院していたブラジルのボルソナロ大統領が4日、手術を行うことなく快方に向かっていることが分かった。入院先の医療団が明らかにした。 ボルソナロ氏は2日に体調を崩して入院、腸閉塞と診断され手…