韓国紙セゲイルボを読む rss

ブレーム・ルック

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「いい印象を与えるファッションは自分のブランドイメージを高めてくれる」。日本人の有名な著述家、福島哲史の言葉だ。ナポレオンは「人は彼が着た制服の通りの人間になる」と語った。着こなし…

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韓国政府、“防疫ゴールデンタイム”逃す

韓国紙セゲイルボ 経済への大打撃を憂慮か  12月なのに街頭でクリスマスキャロルが聞こえない。点滅するイルミネーションとキラキラの飾りが付いたツリーも見られない。忘年会で賑(にぎ)わう飲食店も見つけ難い。わずか1年前には…

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政府の大型マート規制で11万雇用喪失、オンライン時代に逆行

韓国紙セゲイルボ  韓国流通学会が最近発表した「政府の流通規制の影響」報告書によれば、大型マート1店舗の閉店で、直接間接の雇用減少人数が1374人に達することが分かった。大型マートの雇用人力と入店賃貸業者、納品業者など9…

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現代版“不老の薬”

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  徐市。徐福ともいう。琅邪の方士(神仙の術を身につけた道士)だ。琅邪は中国の山東省膠州湾地域の地名だ。斉の国に属した。彼は秦の始皇帝の信任が厚かった人物のようだ。天下を統一した始皇帝…

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中国主導の「RCEP」がスタート、米がTPP復帰なら衝突も

韓国紙セゲイルボ  11月15日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が韓国をはじめとする15カ国の署名によって公式スタートした。インドの不参加にもかかわらず、15参加国が東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国をはじ…

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空港の名前

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  私たちの人生で旅行の楽しみは格別だ。一大決心しなければ行けない海外旅行はまた特別だ。荷物を準備する時のときめきと訪問地の異国的な情緒・食事・天気まで…。帰ってきた後もしばらくの間は…

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秋法相の“暴走” いつまで見守るのか

韓国紙セゲイルボ 文大統領は早急に決断下せ  秋美愛法務部長官(法相)は「検察改革」と「民主的統制」という言葉をしばしば使う。彼女は検察改革を名分として現政権と近い検事たちを要職に配置し、“時の権力”を捜査する検事たちを…

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光化門広場の改造

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  光化門広場(朝鮮王朝の正宮・景福宮の正門・光化門前の広場)の「再構造化」は1990年代から論議され始めたソウル市の核心的な都市空間改善事業だ。当時、光化門前の歴史広場と世宗文化会館…

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朴智元国情院長は外交長官なのか

韓国紙セゲイルボ 「文・菅宣言」提案も公開  朴智元(パクチウォン)国家情報院長は情報機関の長としては信じられないほど派手に日本を訪問した。異例なことに国情院長の海外訪問が出発前から露呈した。日本では面談後に囲み取材に応…

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洪頭蛇尾

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  企画財政部(以下、企財部)は何回も名前を変えた。財政経済院、財政経済部…。名前が変わっても変わらないものがある。経済政策の青写真を描き、税制を司り、国の財政を運営するオーケストラの…

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“バイデン時代”に直面する韓国の課題

韓国紙セゲイルボ 政策空白期に半島状況管理を  米国にジョー・バイデン時代が開かれた。ドナルド・トランプ大統領が選挙結果を受け入れていないが、トランプがこれほど奮戦したことも印象的だ。7000万人を超える有権者たちの票を…

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ウェルテル効果

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  女性お笑いタレントのパク・チソンが死んだ。母親と一緒に自殺したという。持病の日光アレルギー(光線過敏症)による皮膚病の悪化が動機として考えられているようだ。人々に豊かな笑いを与えて…

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「主権在民」は民主国家の大原則、公職者は権力者の部下ではない

韓国紙セゲイルボ  事実は小説より奇なり、という。法務長官(法相に相当)は詐欺師の言葉を信じ、詐欺師を捕まえる人の話は信じない。法廷で真実を述べると言っていた前法務長官(曺国氏)は裁判が始まると証言拒否したままだ。  希…

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李健熙の木鶏

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  古代中国、周の先王は闘鶏が大好きだった。ある日、丈夫なニワトリ1羽を持ってきて、闘鶏を調練する名人の紀渻子に最高の闘鶏に育てよと命じた。10日過ぎて王が「ニワトリは十分闘えるか」と…

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北朝鮮に抑留された“忘れられた国民”

韓国紙セゲイルボ 政府の“釈放努力”は結果出ず  2014年、中朝国境の丹東取材の時のことだ。現地取材で雇った平壌出身の華僑ガイドは鴨緑江の岸辺で威化島を眺めていた記者に、「朝鮮(北朝鮮)に行きたいか」として、「望むなら…

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自販機の復活

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  自動販売機の歴史は約2200年前にさかのぼる。文献に記録された最初の自販機は紀元前215年、エジプトのアレクサンドリア神殿に設置された“聖水自販機”だ。古代ギリシャの科学者ヘロンが…

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米大統領選挙後に備えているか、 シナリオ別対策の準備急げ

韓国紙セゲイルボ  今回の米大統領選挙は米国史上最も汚らしい選挙戦といわれる。ビジョンや政策は表に出ず、暴言の応酬だけが騒がしい。世論調査では、民主党のジョー・バイデン候補が共和党候補のドナルド・トランプ大統領をリードし…

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防弾政権

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  防弾!人の生命を救うために飛んでくる銃弾を防ぐというのだから、これ以上いい言葉はないように思える。7年前、この言葉を世の中に堂々と叫んだ若者たちがいる。7人の青年で構成された「防弾…

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排他的な熱狂ファン政治が民主主義崩す

韓国紙セゲイルボ アイドル応援の文化が政界に  「私の名前は絶対明らかにしないで」「私は参加すると言った覚えはない」。最近、保守野党、国民の力「青年政策特別委員会」の諮問団に参加すると伝えられた一部の人々の反応だ。  同…

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“歌皇”羅勲児

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  歌手の羅勲児(ナフナ)は今年73歳だ。1970年代の歌謡界は彼の世の中だった。歌手人生54年、半百年(半世紀)を超えた。数多くのスターが登場し消え去ったが、彼は違う。歳月が流れても…

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“国らしい国”づくりに逆行する文政府

韓国紙セゲイルボ 歴史観で“2国民”が対抗  “国らしい国”をつくるとして就任した文在寅大統領は機会あるごとに、「正義、原則、常識が具現される国」を国らしい国と繰り返し強調してきた。しかし政権幹部自らこうした価値を踏みに…

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韓国の月探査

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2012年の大統領選挙の時、テレビ討論でセヌリ党の朴槿恵候補が風変わりな公約を一つ出した。「2025年までに月に着陸船を送る計画があるが、それを2020年までに早めようと思う。20…

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北は民間人を無残に銃殺したのか

韓国紙セゲイルボ 韓国海警は“自主的に越北”  延坪島近隣の海上で行方不明になった後、北朝鮮に射殺された公務員の李某(47)氏が、自主的に北朝鮮に渡った(越北した)と暫定的に結論付けた海洋警察(海警)の発表が、北朝鮮当局…

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