韓国紙セゲイルボを読む rss

韓日対立の根本的な解決法とは

韓国紙セゲイルボ 今回を契機に日本を研究せよ  2016年、東京で韓日言論人フォーラムが開かれた。慰安婦合意の翌年であり、日本が韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)締結に積極的なので、関係改善に対する期待感のある時でもあ…

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無備有患の愚

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  こんな矛盾はない。司正の責任を持つ人は北朝鮮を主敵(仮想敵)だと言い、安保の責任を持つ人は主敵でないという。いったい誰の言葉が正しいのか。大韓民国の核心的な執権勢力の中で起こってい…

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輸出規制強化に準備不足な韓国政府

韓国紙セゲイルボ ひとまず日本の不満を聴取せよ  日本の経済産業省は1日、「大韓民国に対する輸出管理運用改正について」という資料を出し、「TV、スマートフォン、半導体素材を韓国に輸出する際、規制を強化する」として、「輸出…

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日本政府による輸出規制措置の狙い

韓国紙セゲイルボ 参院選勝利へ韓日対立を争点化  日本政府の輸出規制措置で韓国の半導体・ディスプレー輸出戦線に赤信号が灯(とも)った。韓国政府は緊急経済関係閣僚会議を開き、日本の輸出制限措置に対して世界貿易機関(WTO)…

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電子たばこ

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1980年代に入って医学界で「燃やさないたばこが禁煙効果を高めるのに効果的」だという見解が台頭した。これに従って、ニコチンだけを吸引し、他の有害物質を遮断する技術が開発された。これ…

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韓国学生運動、軌道逸脱のDNA

韓国紙セゲイルボ 金正恩偶像化する「大進連」  韓国学生運動の転換点は1996年、韓国大学総学生会連合(韓総連)の延世大占拠、いわゆる“韓総連事態”だ。1980~90年代を風靡(ふうび)した学生運動はこの事件を契機に孤立…

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学齢人口の減少

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「半世紀前、米国の公式文書は、独立後のインドは飛翔する直前だと言い、韓国は経済が麻痺(まひ)した無気力な国家だと言った。しかし、韓国は戦争の廃虚を乗り越えて“漢江の軌跡”を起こした…

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米中貿易摩擦で揺れる韓国外交

韓国紙セゲイルボ 北朝鮮重視を見直し長期戦略を  大阪G20(20カ国・地域)首脳会議が迫っている。文在寅大統領が米中首脳と会談する可能性が高い。文大統領としては世界を巻き込む米中貿易摩擦から北核問題まで、侮れない懸案に…

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“政治1番地”鍾路

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  青瓦台(大統領府)や政府ソウル庁舎がある鍾路は首都ソウルの中心だ。大物の政治家が多く輩出された。大統領3人(尹潽善、李明博、盧武鉉)、総理2人(李允栄、張勉)、主要政党の最高指導者…

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米中の覇権争いに霞む「5G強国」

韓国紙セゲイルボ 火事場見物を決め込む韓国政府  米中貿易戦争が燎原の火のように広がりファーウェイに燃え移った。昨年、4192億㌦に達した米国の対中貿易赤字はもはや周辺話題だ。  「ファーウェイ封鎖」はどこまで広がるだろ…

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高試合格者の転落

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  高試(かつて高級公務員、法曹、外交官などの資格付与のため行われた国家試験=高等考試の略語)合格は出世の保証手形だ。行政高試(現、国家公務員5級公開採用試験)に合格すれば、5級事務官…

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ドナウ川のアリラン

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  数万里の異国でも彼らの霊魂は寂しくなかった。韓国人26人をのみ込んだドナウ川で一昨日夕、切ない『アリラン』の歌声が響き渡った。追悼に訪れた1000人余りのハンガリー人が事故現場付近…

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韓国外交、戦略的な決断を下す時

韓国紙セゲイルボ 米国側に立ち対日関係修復を  韓国外交は乱脈の様相だ。北朝鮮との関係に過度に焦点を置くあまり、周辺国との外交がますます難しくなっている。米国、中国、日本など4強外交は方向性を喪失したまま流れている。  …

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「破虜湖」改名論争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  天恵の秘境をもつ江原道華川郡の破虜湖(パロホ)が時ならぬ改名論争に巻き込まれた。中国人たちが破虜湖という名前を不快に思うからとの理由だ。中国当局が駐中国韓国大使館と華川郡などに改名…

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トランプ米大統領(右)と文在寅大統領

北核時計が回る前に韓日対立解くべき

韓国紙セゲイルボ 首脳会談、G20逃すと年末に  北朝鮮の核問題は文在寅政権の外交政策の核心事案だ。6月にも韓米首脳会談、南北首脳会談開催の模索など大部分の大型外交日程がここに焦点を合わせている。  しかし、2月の朝米首…

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「インド太平洋戦略」対「一帯一路」

韓国紙セゲイルボ 米中関係悪化は南北対話に影響  中国と米国が尖鋭に対立し暗雲が晴れない。中米間の貿易戦争をはじめ、南シナ海、台湾などをめぐる対立が戦争を呼ぶのか、相互緩衝として働くのかの岐路に立っている。  “浮上する…

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バス準公営制

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  50、60代の壮年層にとって、田舎のバスは遠い昔のかすかな思い出だ。1970年代になっても、田舎の村には土煙が舞う非舗装道路を走るバスが唯一の交通手段だった。田舎の通学バスはいつも…

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対話できない大統領

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  米国のジョージWブッシュ元大統領は在任中、ホワイトハウス近くの個人邸宅を訪ねて民間人たちと会った。面談要請を全て消化できない場合、夜の時間を使ったわけだ。  ビールを前に置いて対話…

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「ツキディデスの罠」理論の誤り

韓国紙セゲイルボ 「米中戦争」は西洋学者の偏見  米国と中国は韓国外交の2本の軸だ。韓米同盟と韓中協力を両方とも守らなければならない。重要なのは米中間の相互関係だ。戦争と進化、2種類の理論がある。米中が戦争に向かうなら韓…

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騒音トラブル

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  今年2月初め、忠清北道清州市清原区のあるアパート(マンション)に住むA氏は午前6時頃、下の階の部屋から赤ちゃんが泣く声が絶えないと、112番(警察申告センター)に電話した。出動した…

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令和時代到来と安倍首相の思惑

韓国紙セゲイルボ 日本の右傾化・軍事大国化を警戒  徳仁新日王(天皇)即位とともに日本で令和時代が始まった。年号は東アジアの君主制において臣民の空間だけでなく時間まで支配しようとする制度的装置で、現代の民主共和国の国民と…

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宅配ドライバーの年俸

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昨年4月、首都圏の一部新築アパート(マンション)を中心に宅配車両の団地進入を禁止して、パワハラ論争が起こった。住民たちは団地内で遊ぶ子供たちの安全問題を理由に掲げた。このため、宅配…

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韓半島情勢めぐり活発な首脳外交

韓国紙セゲイルボ 激変の時期に姿見えぬ韓国政府  韓半島周辺情勢は複雑に絡み合っている。外交現場の予測不可能性はますます濃くなっている。朝米ハノイ会談決裂以後、状況はさらに複雑になった。南北米3カ国の思惑も複雑だが、いつ…

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