韓国紙セゲイルボを読む rss

ハイブリッド地政学と外交の時代、韓国は多重的圧力に直面も

 「私は金正日委員長に米軍が韓半島に駐留するのは単純に北朝鮮に対抗するだけでなく、統一された以後にも米軍が駐留することが重要だと話した」  金大中元大統領は2000年11月、リー・クアンユー元シンガポール首相と会談し、5…

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長津はなぜ「チョシン」と読まれたのか

韓国紙セゲイルボ “後方基地”日本の価値も認めよ  トランプ米大統領は9月30日、統合参謀本部議長の離就任式で、韓国に二度言及した。まず、新任のマーク・ミリー議長が先に在韓米軍の第2師団大隊長として服務した縁を紹介した。…

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北朝鮮の海外労働者

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2000年代の初め頃は中国内の北朝鮮食堂の全盛期だった。寝て起きると北朝鮮の食堂ができるような状況だった。雨後の筍(たけのこ)という言葉がぴったり合っていた。韓国企業の中国進出ラッ…

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100年京紡の悲哀

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  京紡は1919年に創られた。3・1独立運動が起こった年だ。もともとの名前は京城紡織だ。仁村(号)金性洙が全国を回って投資金を集めて創設した会社だ。当時の株主は188人。近代的な形態…

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地域共同体にかける問題解決への期待

韓国紙セゲイルボ 政府は住民らと共に考えよ  最近放映終了したドラマ『椿の花の咲く頃』(ネットフリックス)を興味深く見た。ドラマの舞台オンサンという仮想の町が与えるぬくもりが記憶に残る。  劇中人物がオンサンを「町中が家…

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伝説となった金宇中

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  中国の新疆ウイグル自治区のウルムチ。西域と呼ばれている場所だ。14年前の冬、ウルムチは濃霧に覆われていた。航空機すら離着陸できなかった。そこの人々はこう語った。「寒い冬に打ち勝つた…

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北住民の人権に沈黙した韓国政府

韓国紙セゲイルボ “犯罪者”を国民に知らせず送還  先月、幽霊船を思わせる古い木造船に乗って北朝鮮住民2人が北方境界線(NLL)を越えて南下し、韓国軍に拿捕(だほ)された。北船舶がNLLを越えるのは年間数百件に達するが、…

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G2のセール競争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  世界的な景気の鈍化にもかかわらず、G2(米国と中国)の年末セールが熱気を帯びてきている。先月29日、米国の“ブラックフライデー”1日のオンラインの売上高が74億㌦となり歴代最高値を…

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なぜ“GSOMIA外交”は失敗したか

韓国紙セゲイルボ 米の意中読み間違え独断に陥る  最近3カ月の間、終了宣言から始まって条件付き延期で幕を下ろした韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)事態は韓国外交史の汚点として記録されることは間違いない。  大統領府…

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老後の準備

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  子游(孔子の弟子、十哲の1人)が師である孔子に尋ねた。「孝とは何ですか」。孔子はこう答えた。「今日、孝は父母をよく養うことをいうが、犬や馬もよく養っている。敬う心がなければ何をもっ…

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GSOMIA対応は最悪の“敗着”

韓国紙セゲイルボ 文大統領は“復碁”を繰り返せ  囲碁は人生の縮図だ。盤上で繰り広げられる変化の激しい知略が個人や国家の生存戦略と似ているからだ。囲碁が有益な点は何より復碁(感想戦、局後の検討)ができること。自身が置いた…

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大学授業料の凍結

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「桜の花が咲く順序に従って大学が滅びる」という言葉が教育界に広まってから久しい。相対的に競争力が劣る地方大学から始まって首都圏の大学へという順に倒産するのではないかという憂慮だ。 …

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同盟体制崩壊を意味するGSOMIA終了

韓国紙セゲイルボ 「偽善と奴隷の道」自ら招来か  旧韓(大韓帝国)末の亡国の亡霊が復活したようだ。韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了は韓米日同盟体制の崩壊を意味する。20世紀初め大韓帝国を主導した偽善的・党派…

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メガネをかけた女性

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  メガネがいつ誰によって作られたかは明確でない。11世紀ヨーロッパの修道士たちが文章を読むために発明したともいい、中国で初めて使われたという主張もある。視力矯正用のメガネはだいたい1…

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“嫌韓”と“嫌日”誘発する報道は自制を

韓国紙セゲイルボ 両国首脳が対話継続の意思  先月、東京のあるレストランで昼食をしている時、テレビを見るとずっと韓国関連のニュースをやっていた。この日、曺国前法相夫人のチョン・ギョンシム東洋大教授が令状実質審査を受けるた…

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“韓国語熱風”

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  上善若水。老子の『道徳経』8章の冒頭に出てくる言葉だ。「最高の善は水のようだ」という意味だ。いつでも低いところに臨み、争わずに万物を包み込む水は謙譲と包容の象徴だ。水だけが低いとこ…

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“醜いコリアン”の日本製品不買運動

韓国紙セゲイルボ 成熟した市民意識持つべき  「ピピーッ」。日本製品に対する不買運動の雰囲気が最高潮に達していた先月初め、取材で日本の北海道を訪れた記者は入国審査で笛の音を聞かなければならなかった。韓国人観光客数人が立入…

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裸の大統領

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  政治風刺が活発な欧米諸国などでは性別を問わず、政治指導者を裸または下着姿に描写してあざけることは珍しくない。昨年6月、ロシアの米大統領選挙介入疑惑が露見した当時、米紙ニューヨーク・…

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どうなる?令和時代の韓日関係

韓国紙セゲイルボ 問題は両首脳の関係改善の意思  5月に王位を継承した徳仁日王が22日、公式儀式を行って即位の事実を内外に知らせた。新日王は、「国民の幸福と世界平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国…

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権力者の驕慢

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  白馬にまたがった金正恩朝鮮労働党委員長の姿を見て、ふっと脳裏をかすめた単語が権力者の驕慢(きょうまん)だった。驕慢の驕は馬と高いことを意味する喬からできている。馬に乗った高い位置か…

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「米中日」構図における韓国の活路

韓国紙セゲイルボ 新しい思考で突破すべきだ  米国と中国、中国と日本の競争の構図が深まり、東アジア地域の秩序は不安定な姿を見せている。中国が米中覇権競争で代弁される世界秩序下の現状維持勢力として、そして中日覇権競争によっ…

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指を見て月を見ない?

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  自由韓国党の黄教安代表は今年5月31日、文在寅大統領に向かって、「知恵ある人が月を見るように指さすと、愚かな人は指だけをみて、肝心の月は眺めない」と批判した。“指と月”というタイト…

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“本当の祖国”は、どこにあるのか 文大統領がまず独善を捨てよ

韓国紙セゲイルボ  曺国氏が法務長官に指名されてから2カ月余りの間、この地には二つの「チョグク」(祖国(チョグク)、曺国と同音)が存在した。一つは大韓民国を守ろうという光化門集会の祖国で、もう一つは曺長官を守る瑞草洞(ソ…

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