メディア批評 rss

各紙とも産経前支局長起訴は韓国の国際イメージを傷つけると指摘

◆人権侵害する朴政権  報道、言論の自由が民主主義の根幹をなすものであることは、今さら言うまでもないことである。米国の第3代大統領のジェファーソンは「新聞なき政府か、政府なき新聞か、いずれかと問われれば私は迷わずに後者を…

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新聞週間で苦言投稿相次ぐ朝日だが慰安婦虚報に反省ない木村社長

世論誘導を読者批判  新聞週間にあたって各紙が特集を組んでいる。朝日は一連の虚報問題に対する読者の声(投稿)を「読者からの叱咤 耳を澄ます 襟を正す」との見出しで、2ページ見開きで掲載した(15日付)。その中にこんな投稿…

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本紙、残る未公表1本特定 朝日・慰安婦報道の取り消し記事

文化人執筆で「吉田証言」独り歩き  朝日新聞社が、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽として、証言に依拠した関連記事16本を取り消し、うち12本の掲載日などを明らかにしたが、世界日報社は…

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新聞週間で苦言投稿相次ぐ朝日だが慰安婦虚報に反省ない木村社長

◆世論誘導を読者批判  新聞週間にあたって各紙が特集を組んでいる。朝日は一連の虚報問題に対する読者の声(投稿)を「読者からの叱咤 耳を澄ます 襟を正す」との見出しで、2ページ見開きで掲載した(15日付)。その中にこんな投…

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ノーベル賞受賞者の美談ならぬ「怒り」と「犬猿の仲」取り上げた文春

◆社内評価は僅か2万  また日本人がノーベル賞を授賞した。喜ばしく誇らしいことだ。特に科学部門のノーベル賞は「ナンバーワンでなく、オンリーワンに与えられる」と言われるように人類に貢献する基礎科学に与えられるもので、日本が…

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消費不振でも「消費税10%なら軽減税率を」と説く読売の歯切れ悪さ

◆来年の増税を不安視  「景気後退入りの可能性/内閣府 8月指数、判断引下げ」――本紙8日付7面のトップ見出しである。8月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が2カ月ぶりに悪化。内閣府は基調判断を「足踏み」から「下…

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朝日新聞・慰安婦報道の取り消し記事、未公表3本を特定

 朝日新聞社は8月5日に、同紙掲載の韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽として証言に依拠した関連記事16本を取り消した。そのうち12本については今月9日に、掲載日などを明らかにしたが、世…

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朝日新聞の慰安婦大虚報、取り消した記事15本の要約

朝日新聞虚報の“ツケ”(資料集)  朝日新聞は8月5日検証特集で、韓国・済州島で女性を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、吉田氏証言に依拠した慰安婦記事16本を取り消した。17日までに特定した15本…

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言論規制でガス抜きの思惑が濃厚な朝日「第三者委員会」の虚報検証

◆不可解な初報の特定  「内容は自信を持っている」。慰安婦問題の虚報をめぐって朝日の木村伊量(ただかず)社長は9月の謝罪会見でこう述べた。「吉田証言」を取り消した慰安婦特集(8月5、6日付)についてだ。ところが、朝日はそ…

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漱石作品を現代社会に照射し読み解く姜尚中氏アエラ記事に違和感

◆『三四郎』は都市論か  文豪・夏目漱石の人となりや作品を紹介しながら、若者の生き方などを提示した「悩む力」などの作品がある政治学者の姜尚中氏が、アエラ10月13日号で「我がこころの漱石を旅する/姜尚中が行く熊本文学紀行…

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「吉田調書」記事は原発所員「貶めず」と「朝ナマ」で強弁した朝日OB

◆江田氏が見たい現実  朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長が、いわゆる「吉田証言」と「吉田調書」に関する二つの誤報問題で謝罪会見を行ってから1カ月が経過した。テレビの報道・討論番組は過去数カ月間、朝日の報道に関する問題…

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小紙で北ペースの日朝交渉に警告と仕切り直し求めた中山元担当相

報告先送り各紙糾弾  北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の進捗(しんちょく)状況を話し合うために開かれた日朝局長級協議(中国・瀋陽で9月29日)で、拉致被害者の調査結果の速やかな報告を求めた日本側に対し、北朝鮮側は「…

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朝日誤報問題を真摯に議論しないマスコミ倫理懇を扱う朝・毎記事

◆「吉田調書」虚報は?  新聞社や放送局などでつくるマスコミ倫理懇談会全国協議会の第58回全国大会が9月下旬、松江市で開かれた。「岐路に立つ社会でメディアに求められるもの」をメーンテーマに、102社286人が参加して議論…

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朝日バッシングを懸念する論客に語らせ「多様な言論」を示した文春

◆半藤氏は問題を混同  毎週「朝日」問題を追及している週刊文春は10月9日号で「追及キャンペーン保存版」として34人の論客に「私の結論」を述べさせている。「怒り、嘆き、励まし」の内容だ。中で、「作家、元『文藝春秋』編集長…

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「イスラム国」問題を対岸の火事とする意識が先行した「サンモニ」

◆欧米諸国にショック  「8月豪雨」の次に火山とは誰もが予想し得なかった。9月28日朝の報道番組は、前日の土曜に起きた御嶽山の噴火と登山者救援活動に大半を費やしていた。山で自然を愛する無辜(むこ)な人々が犠牲になったこと…

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円安が一段と進行し経済へのマイナス面を無視できなくなった各紙

◆毎日の懸念は中長期  円相場がこの1カ月で対ドルで10円近く安くなっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が今月に量的金融緩和を終了し利上げが秒読みに入ってきたのに対し、日本は消費税増税後の景況改善が遅れて追加の緩和策…

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「声」に一つもない国際的影響の指摘 朝日新聞 大虚報の“ツケ”(下)

被害責任を限定したい本音  朝日新聞は9月11日夜に木村伊量(ただかず)社長が謝罪会見してから1週間ほどの間に、二つの虚・誤報問題をテーマとした読者の投稿をオピニオンページ「声」に計22本掲載した。その中には「初めに結論…

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“批判”のち“エール”が大半の筋 朝日新聞 大虚報の“ツケ”(中)

社長謝罪後の朝日「声」のページ  朝日新聞は9月11日夜に、「吉田調書」記事への「説明の場を設け」るとして行った緊急記者会見で、木村伊量(ただかず)社長が吉田調書報道の誤りを認めて5月20日の当該記事を取り消し読者と東電…

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「慰安婦」「原発」誤報の対処でもイデオロギー優先体質が露呈した朝日

◆機能不全に陥る朝日  9月中旬のことだが、神奈川県在住の知人から、郵便ポストに入っていたという読売新聞社のB5判の小冊子を頂いた。タイトルには「朝日『慰安婦』報道は何が問題なのか」とある。  カラー版19ページで、表紙…

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鳴りっぱなしの電話を取らない広報 朝日新聞 大虚報の“ツケ”(上)

さらけ出した社と新聞の劣化  「〇〇さんでしたね。あなたの所属は?」  「電話交換課です」  「それは総務局か部の中にあるのですか」  「それはちょっと……………」  「あなたはそんなことも分からないで電話受けをしている…

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教職を超ブラックな仕事にした非常識保護者に警鐘鳴らす東洋経済

◆経済誌が異例の特集  今から40年以上も前、学校現場ではよく“デモシカ先生”という言葉が使われた。大学は出たものの、就職先が見つからず、「先生でもなるか」「先生しかなれない」というところからできた言葉である。それほど人…

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質問で世論調査の結果は変わると毎日調査室長に語らせたBS報道21

◆疑問符付く世論調査  新聞やテレビで内閣支持率などの世論調査がよく記事になる。各メディアによって結果が大きく違うこともあり、「本当に世論を反映しているのか」と疑問視する声も多い。  数ポイントの差なら誤差とも言えるが、…

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「朝日」問題の核心 日本の威信失墜させた

長く報道姿勢座視した読者  いわゆる「従軍慰安婦」問題に関する「吉田証言」と東京電力福島第1原発事故における「吉田調書」をめぐる報道で新聞、テレビ、週刊誌、月刊誌とあらゆるメディアから批判をあびる朝日新聞。9月11日の木…

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