コラム rss

中国の顔に泥を塗る?

地球だより  中国が主導して鳴り物入りで立ち上げられたアジアインフラ投資銀行(AIIB)が初の年次総会を開いた。日本は参加もしていないのに元首相が顧問格に就任することが発覚し赤っ恥をかいてしまったが、設立メンバーの韓国も…

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北海道からの「入梅イワシ」が銀座の高級すし店…

 北海道からの「入梅イワシ」が銀座の高級すし店からスーパー店先まで、人気を集めている(小紙3日付経済面)。大衆魚のイワシは市場には年中出回るが、旬は梅雨時から暑くなってくる夏場にかけて。  新鮮な青魚を生身の刺し身や握り…

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防衛大出身者の絆

 毎年7月1日は自衛隊幹部の定期異動の日だ。幹部自衛官は平均1年~3年程度で異動する。幹部自衛官は異動を重ねることで、さまざまな経験を積んでいく。途中、自衛隊の各種教育機関にも入校する。私がいた陸上自衛隊では、幹部初級課…

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ドゥテルテ大統領就任式中の犯罪はゼロ

地球だより  6月30日にドゥテルテ新大統領の就任式が行われた。大統領は就任演説で「本物の改革」をスローガンに掲げ、国民の期待が集まっている犯罪や汚職の撲滅に尽力することを改めて強調した。  国家警察によると就任式が行わ…

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トイレ論争

 米国で起きているトイレ論争の報道を聞いて、私が通っていた中学校の「便所」を思い出した。  トイレ論争とは、体と心の「性」が一致しないトランスジェンダーは、どちらの性のトイレや更衣室を使うべきかという悩ましい問題だ。ある…

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2013年、アルジェリア東部で起きた天然ガス…

 2013年、アルジェリア東部で起きた天然ガス関連施設襲撃事件で日本人10人が犠牲になり、日本人に大きな衝撃を与えた。ただし、あの時はまだ、邦人が巻き添えにされた、という感があった。  しかし、バングラデシュの首都ダッカ…

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軽視できぬ北核・ミサイル戦力

 先月22日、北朝鮮は新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」6発目の発射に成功した。  北朝鮮が保有する弾道ミサイルは、まず射程300~500㌔の「スカッド」型が約600基で、これらはソウルまで3分、釜山まで5分で着弾する…

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「山開とて歩かねばならぬ道」(稲畑汀子)…

 「山開とて歩かねばならぬ道」(稲畑汀子)。7月になり、本格的な夏を迎えたという気分になる。6月でも気温は高い日が多かったのだが、やはり7月や8月に夏のイメージがあるせいだろう。  とはいえ、東京は梅雨明けもまだなので、…

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弁護士に代わって司法書士が行える債務整理の…

 弁護士に代わって司法書士が行える債務整理の範囲が争われた訴訟の上告審判決。最高裁は「個別の債権額が140万円を超える場合は裁判外の和解を代理できない」とした。  「140万円」の解釈が争点になり、日本弁護士連合会(日弁…

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イスラム教と民主主義

地球だより  イスラム教と民主主義は両立できるのかとの問いはしばしば発せられる。  イスラム諸国の大半は実質独裁国家で、民主主義の実現はおろか、奴隷制の残存さえ見られる。イスラム教の聖地、メッカやメディナを抱えるサウジア…

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「子供のウソ」には独特のものがある。柳田国男…

 「子供のウソ」には独特のものがある。柳田国男は数え9歳時のウソで大変な思いをしたと告白している。「ウソと子供」(『柳田國男文芸論集』講談社文芸文庫収録)という54歳時の講演でのことだ。  舞台は兵庫県。近所の豊かな子供…

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北朝鮮海軍の機関銃

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  19世紀初めまでは、よく訓練された小銃の射手でも1分間に3、4発程度しか射撃できなかった。歩兵部隊の火力を強化するには戦場に動員する兵士の数を増やすしかなかった。各国の軍指導部は大…

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「皮をはいで、ピンク色の肉がむき出しに…

 「皮をはいで、ピンク色の肉がむき出しになったサーモンに、夢中になってかぶりつくクマの姿を見ていると、自分もクマになって食べてみたいと、いつも思う」。  動物写真家の前川貴行さんが写真集『クマたちの世界』(青●社)〈●=…

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共産党の連合政府構想、世界の例から考える

 40年前の7月2日、ベトナム社会主義共和国が成立した。ベトナム戦争が、北ベトナム主導の共産側の完全勝利で終わってから、わずか1年2カ月後。戦争終結まで、共産側は「南ベトナムでは、民族解放戦線の政府『臨時革命政府』(PR…

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日米同盟と「慰霊の日」

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄戦の組織的な戦闘が終結したとされる1945年6月23日から、71年目を迎えた今年の「慰霊の日」。糸満市の沖縄県平和祈念公園では、県主催の沖縄全戦没者追悼式が催された。  米国籍…

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太平洋と大西洋を結ぶ海上交通の要衝、パナマ…

 太平洋と大西洋を結ぶ海上交通の要衝、パナマ運河の拡張工事が完了し、盛大に開通式が行われた。運河を航行できる船舶の幅は32㍍から49㍍に拡大。より大型の船舶の航行が可能になった。  世界4位の利用国である日本にとっては、…

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クリントン氏の陳腐な公約

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 現政権の政策を継承へ リベラリズムの本質を具現  「アメリカは未来に向かって常に進み続けると信じる」-ヒラリー・クリントン、6月21日  【ワシントン】これは、オハイオ州でのク…

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フランスに移住した英国人の怒りと不安

地球だより  フランスには、約40万人の英国人が住んでいる。それも仏国立経済統計研究所(INSEE)の統計によると2009年から、何と50%も増えている。理由は経済的理由もあるが、フランスの恵まれた気候や自然を求めての移…

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<母の分も一つくぐる茅の輪かな> 小林一茶…

 <母の分も一つくぐる茅の輪かな> 小林一茶。時の流れは速いもので、今年もはや明後日に1年の折り返しに当たる6月晦日(みそか)の節目を迎える。この日は12月末日の大晦日と並ぶ大はらいの日である。  各地の神社で行われる夏…

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スー・チー氏とバンコク

地球だより  ミャンマーの ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相はこのほど、3日間の日程で隣国タイを訪問した。スー・チー氏の外遊は3月末の新政権発足以降、5月のラオス訪問に続いて2回目。  スー・チー氏とす…

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初めての家庭訪問

 先日、息子が通う中学校の家庭訪問があった。息子は1年生だが、小中学校を通じて家庭訪問は初めての体験。ママ友と情報交換しながら、数日前から部屋の掃除をして準備した。  当日は、我が家の訪問が最後だったこともあってか、担任…

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人と人、人と地域を結ぶ「物流」の世界は…

 人と人、人と地域を結ぶ「物流」の世界は日進月歩、そのネットワークの広がり、緊密化には驚かされる。国産食材のアジアへの移送にも、どんどんきめ細かいサービスが取り入れられるようになった。  その一つだが、東北地方や北海道の…

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「葉の紺に染りて薄し茄子の花」(高浜虚子)…

 「葉の紺に染りて薄し茄子の花」(高浜虚子)。梅雨の時期はアジサイのほかにも花が咲く。とはいっても、食用にする野菜の花である。  俳句の歳時記をひもとくと「人参の花」「茄子の花」「馬鈴薯(じゃがいも)の花」などの項目があ…

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