TPPで自給率維持の主張を
編集局 2013/10/17 経済|Viewpoint [会員向け]
完全ではない自由市場
諸国にある生活文化の聖域
教育研究者 杉原 誠四郎
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉が最終段階を迎えようとしている。もっとも、アメリカのオバマ大統領が予定していたインドネシア、ブルネイへの訪問を取りやめ、TPP首脳会議に欠席したので、年内妥結の可能性は遠のいているようだ。
そうしたなかで、日本では聖域として考えられてきたコメ、麦、牛・豚肉などの農畜産物について聖域扱いにできない雰囲気が芽生えつつある。
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