上田 勇実 rss

韓国議長の「徴用」法案提出、功を急いで勇み足

NEWSクローズ・アップ  朝鮮半島出身労働者の徴用問題をめぐる韓国大法院判決を受け悪化の一途をたどった日韓関係を修復させようと先週、韓国の文喜相国会議長が同問題解決へ「記憶・和解・未来財団法案」など2法案を提出した。し…

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韓国・文政権 中国の反米同調圧力に動揺

 中国が韓国に対し安全保障上の反米路線に同調するようあからさまに圧力をかけている。韓国に配備した迎撃ミサイルの撤去や新たな中距離ミサイル配備の見送りを求め、北東アジアにおける日米韓3カ国の連携を崩そうとしている。韓国・文…

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政府 朝鮮系幼稚園の無償化検討

 10月から始まった幼児教育・保育の無償化から在日朝鮮人世帯の幼児が多数通う朝鮮学校系幼稚園が除外されたことをめぐり、膠着(こうちゃく)状態にある日本と北朝鮮の政府間交渉を再開させる呼び水として政府が除外見直しを検討し始…

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GSOMIA破棄撤回、強まる日米の韓国不信

 韓国の文在寅政権が、8月に破棄を宣言していた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を協定失効直前の土壇場で方針転換させ延長することにしたドタバタ劇は、協定失効が回避されたことに安堵の声が上がる一方、日米の韓国に対す…

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金剛山観光に中国人誘致

NEWSクローズ・アップ 中朝首脳 6月に合意  金正恩朝鮮労働党委員長が北朝鮮南東部の景勝地、金剛山に本格的に中国人観光客を誘致することで習近平国家主席と合意していたことが分かった。北朝鮮が今後、国連制裁決議への抵触や…

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不正疑惑の曺韓国法相 「ポスト文在寅」の呼び声

 家族の不正疑惑で物議を醸している韓国の曺国法相に次期大統領候補の呼び声が掛かり始めた。2022年の大統領選を念頭にした世論調査に曺氏が名前を連ね、文在寅大統領はご意見番の左派系神父と曺国氏を次期大統領に推すことで約束を…

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『反日種族主義』執筆と波紋 「李承晩学堂」理事 朱益鐘氏

インタビューfocus  日韓関係の悪化が続く中、韓国の過度な反日路線の問題点を指摘し韓国で10万部のベストセラーとなった『反日種族主義』が話題を呼んでいる。著者の一人で私塾「李承晩学堂」の理事を務める朱益鐘氏に執筆経緯…

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文政権の支持率低下が鮮明に

 韓国・文在寅政権の支持率低下が鮮明になってきた。家族の不正疑惑を抱える曺国氏の法相任命を強行したことが最大の原因とみられる。ただ、政権退陣を求める大規模な動きにつながるかは不透明だ。 (ソウル・上田勇実) 曺法相任命強…

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韓国の反日に北の影

NEWSクローズ・アップ  韓国・文在寅政権による波状攻撃のような反日路線は、北朝鮮の日韓分断戦術や親日派清算の建国精神から影響を受けた結果だとの見方が浮上している。日韓関係悪化は安全保障面における日米韓連携にも亀裂を生…

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文大統領が曺国氏を法相任命強行

退任後の報復逃れを視野?  韓国の文在寅大統領は9日、家族らの不正疑惑で物議を醸している曺国・前青瓦台民情首席秘書官の法相任命を強行した。野党は猛反発し世論悪化も必至だが、文政権がそれを覚悟の上で曺氏を擁護した理由に関心…

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韓国が日韓GSOMIA破棄、揺らぐ米国との同盟

 北朝鮮の軍事的脅威を抑止する上で重要な役割を果たしていた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を韓国が一方的に破棄し、国内外に驚きと波紋が広がっている。特に米国との同盟関係が揺らぐ恐れが出ており、保守派は文在寅政権…

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「反日」は来年総選挙に有利、韓国与党配布の報告書が波紋

 日本との関係悪化は来年4月の総選挙で与党有利に働く―。このほど韓国与党・共に民主党の国会議員が日韓関係悪化を選挙に利用すべきと書いた報告書が発覚し、大きな波紋を広げている。安全保障や経済などで緊密な協力関係を築いてきた…

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分水嶺の来年総選挙、朴氏釈放に保守分裂の思惑

何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(7)  ソウル中心部の光化門広場。左派市政の行政代執行により、ここで幾つもの大型テントの設置と撤去を繰り返しながら朴槿恵前大統領の無罪釈放を訴えている政党がある。ウリ共和党。国政介入事…

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「親日」論戦エスカレート、レッテル貼りに保守派警戒

何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(6)  日韓関係悪化に伴い、韓国内では今後も日本に強硬路線で対抗すべきだという政権・与党と、政権側にも問題があるとして日本の立場に一定の理解を示す保守派が対立し、双方が激しい論戦を繰り…

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米朝会談直後の“経済報復” 「平和を妨害」と決めつけ

何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(3)  先月末、訪韓したトランプ米大統領は南北軍事境界線上にある板門店で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と3回目の首脳会談を行った。韓国のテレビ各局は急遽(きゅうきょ)特番体制を組み会談…

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文在寅政権中枢に金日成信奉者

何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(2) 元学生運動家 聞く耳持たず  「顔の雰囲気と言い、強い口調と言い、君はあの林秀卿によく似ている」  1988年、韓国南西部の全羅道にある大学に入学した朴鍾愛さんは学生運動の先輩た…

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文政権下「敵が消えた気分」  ボクシング元世界王者の嘆き

何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(1)  北朝鮮に対し過度な融和路線を進め、日韓歴史問題で両国合意を事実上反故(ほご)にする韓国の文在寅政権は国内外から不審の目を向けられている。なぜそうした政策を続けるのか。韓国はどこ…

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韓国を卑下、北朝鮮は尊重 文政権に教科書記述歪曲疑惑

「積弊教育」清算の一環か  韓国で小学校6年生が授業で使う今年3月発行の社会科教科書の記述をめぐり韓国を卑下しながら北朝鮮を尊重したり、反保守・反日の感情を植え付ける内容に密かに変更されていたことが発覚し問題になっている…

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米朝首脳、板門店で3回目会談

実務者協議再開で合意 ホワイトハウスに正恩氏招請 韓国を訪問したトランプ米大統領は30日、南北軍事境界線にある板門店の韓国側施設「自由の家」で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と約50分にわたり会談し、北朝鮮の非核化やその見…

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警備手薄の太永浩元公使、文政権に守る意思なし

韓国・文政権 北へ過度な刺激なしと許可  2016年夏に韓国に亡命した元駐英北朝鮮公使の太永浩氏がこのほど手記『三階書記室の暗号』の日本語訳本出版に合わせ初来日した。太氏の北朝鮮分析には定評があり、報道各社のインタビュー…

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韓国・文政権、米中の狭間で「反中色」自制

 米国と中国の覇権争いの狭間で韓国の文在寅政権が「反中国」と映ることに神経を尖らせている。米国の次世代通信規格「5G」のネットワーク建設や北朝鮮のミサイル攻撃を想定した迎撃ミサイル配備などをめぐり韓国は米中双方から圧力を…

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韓国の中高年、「反北親日」動画に熱中

 50代、60代を中心とする韓国中高年が近年、動画共有サービスYouTube(ユーチューブ)で親北反日路線を強める文在寅政権を批判するトーク番組などを頻繁に視聴していることが分かった。番組は北朝鮮の軍事的脅威に無頓着だっ…

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日韓打開、国家間合意は国内判断に優先

日韓打開 私はこう考える 韓国世宗研究所日本研究センター長・陳 昌洙氏  戦後最悪とまでいわれる日韓関係。関係打開への方策を内外の人々に聞く。 泥沼化している元徴用工訴訟の問題では、個人請求権も最終的に解決されたとする1…

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